神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

2024年9月20日(金)〜10月1日(火)[水・木休映]

『左手に気をつけろ』

『左手に気をつけろ』
(2023/43分)
監督・脚本・編集:井口奈己
撮影・仕上げ:鈴木昭彦
音楽:Yuke Myras、大滝充
エグゼクティブプロデューサー:金井久美子、金井美恵子
プロデューサー:大滝薫子、大滝雅之、増原譲子
制作プロダクション:合同会社ナミノリプロ
製作・配給:一般社団法人文化振興ネットワーク
©文化振興ネットワーク、CULTURAL DEVELOPMENT NETWORK

出演:名古屋愛 北口美愛 松本桂

20XX年。世界では左利きを媒介するウイスルが蔓延し、こども警察による厳しい取り締まりが行われていた。行方不明になった姉を探す神戸りんは、その足取りを追うなかで“運命の人”と出会い「世界を変えていく」と意気込んでいくのだが……。

監督を務めるのは、国境を越えて高い評価を得た『犬猫』(01)(04)や『人のセックスを笑うな』(07)、『ニシノユキヒコの恋と冒険』(14)などで知られる井口奈己。エグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねる金井久美子、金井美恵子から「短編『だれかが歌ってる』(19)の連作のような、こどもが暴れる映画」を提案されたことをきっかけに制作へと乗り出した。
2020年に宮崎県で開催された「こども映画教室」でのワークショップの様子を捉えた自身初のドキュメンタリー映画『こどもが映画をつくるとき』(21)に続いて、本作でも常に予想のつかないこどもたちのエネルギーは爆発。倒錯と暴力がはびこる世界で自由に暴れ回る。物騒な時代を旅する、これまでにない大胆かつ軽やかでパワフルな冒険映画が完成した。
第36回東京国際映画祭NIPPONCINEMANOW部門公式出品作品。

→公式サイト

併映作品『だれかが歌ってる』
(2019/30分)
監督・脚本・編集:井口奈己
撮影・仕上げ:鈴木昭彦
絵:山口一郎
音楽:細海魚
配給:合同会社ナミノリプロ
©naminoripro2019

出演:森岡未帆、川井優作、秋谷悠太、北口美愛、細海魚、新居昭乃、山口一郎

いつもの街角、どこからともなく聴こえるメロディ。何気ない日常のなかで重なる「偶然」が人の想いを繋いでいく。『こどもが映画をつくるとき』そして『左手に気をつけろ』へと続いていく、井口奈己監督が自身の持つ興味の本質を模索するかのような根源的作品。

 

 

◉ 9月21日(土)井口奈己監督 来館

 

《料金》
一般:1700円 シニア(65歳以上)・障害者:1200円 ユース(25歳以下):1000円 会員:1100円
*初日サービスDAY 1200円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

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