神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

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2022年2月26日(土)

古典映画超講義 映画史入門②

連続講座 古典映画超講義 クラシック映画を楽しむための6つのレッスン
2022年1月〜3月 全6回

古典映画、特にモノクロ映画は敬遠ぎみという映画ファンに捧げる3ヶ月、全6回の短期集中講座を開催します。
参加費の初回無料や先行予約など、若い世代を優待する企画です。ぜひこの機会にクラシック映画の魅力を発見してください。

映画史入門② トーキー黄金時代の真髄
2022年2月26日(土)
 *1日限定

古典映画の基礎レッスン、全3回の2回目。選りすぐりの傑作映画を見ながら映画の歴史を楽しく学びましょう。

13:30〜 上映
「生きるべきか死ぬべきか」
To Be or Not to Be
(1942/99分/35mm)
監督:エルンスト・ルビッチ
脚本:エドウィン・ジャスタス・メイヤー
撮影:ルドルフ・マテ
出演:キャロル・ロンバード、ジャック・ベニー、ロバート・スタック
ダッサイ・フィルムズ提供

 

15:25〜 講座(終了予定16:10)
講師:井上正昭(映画研究)
前回のサイレント時代に続いて、今回取り上げるのは30-40年代のトーキー映画である。この時代において、映画とはまず何よりもアメリカ映画のことであり、ハリウッドが作り上げた映画のモデルは世界を支配していた。第2回の講座では、この黄金時代のハリウッドにおいて作家とスターとジャンルの相互作用によって生み出された傑作の数々を中心に、ヨーロッパや日本の映画などにも目配せしつつ、この時代の映画の魅力のありかを探ると同時に、「古典的ハリウッド映画」や「ヘイズ・コード」といったキーワードを頼りに、トーキー到来からネオリアリズム直前までの映画史のエッセンスも押さえてゆく。参考上映作品には、散々迷ったあげく、エルンスト・ルビッチによる戦争=スパイ・コメディの傑作『生きるべきか死ぬべきか』を選んだ。トリュフォーが「映画のプリンス」と呼んだ巨匠ルビッチがどこまでも瀟洒に描いた危険な笑いを堪能していただきたい。

 

日程(予定) 2日目の講座は前日の録画
◉ 特別講座
①2月11日(金・祝)・12日(土)お楽しみはこれからだ 講師:井口奈己 上映作品『周遊する蒸気船』
②3月5日(土)・6日(日)小津のオフビート 講師:石井岳龍 上映作品『東京暮色』
③3月19日(土)・20日(日) 講師:濱口竜介(オンライン) 上映作品『フィラデルフィア物語』
◉ 映画史入門 講師:井上正昭
①1月29日(土)・30日(日) サイレント映画の魅惑 上映作品『サンライズ』
②2月26日(土) トーキー黄金時代の真髄 上映作品『生きるべきか死ぬべきか』
③3月12日(土)・13日(日) 古典時代の終わり──ハリウッド・フィフティーズとB級映画

《参加費》 上映+講座  ユース(25歳以下)500円 一般1000円
予約受付
受付開始 ユース優先受付:開催日の一ヶ月前から 一般:開催日の2週間前から
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

KOBEアート緊急支援事業(映画館支援)

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