神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

2021年3月26日(金)〜4月6日(火)

『地獄の警備員』 デジタルリマスター版

『地獄の警備員』 デジタルリマスター版
2021年3月26日(金)〜4月6日(火)[水・木休館]

『地獄の警備員』 デジタルリマスター版
(1992/97分/HD[ブルーレイ上映])
監督:黒沢清 製作:林俊安
プロデューサー:宮坂進、生駒隆始
脚本:富岡邦彦、黒沢清 撮影:根岸憲一
照明:須永裕之 録音:鈴木昭彦
美術:清水剛 編集:神谷信武
音楽プロデュース:岸野雄一
助監督:佐々木浩久
演出助手:青山真治、小川智子
制作担当:小宮義宏
配給:アウトサイド

出演:松重豊、久野真紀子、大杉漣、諏訪太郎、由良宣子、内藤剛志、大寶智子、洞口依子、岡村洋一、下元史郎、田辺博之、長谷川初範

『スパイの妻』でヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞した
黒沢清監督の傑作が29年ぶりに蘇る!!

1980年代に生まれた伝説的映画制作会社”ディレクターズ・カンパニー”(通称ディレカン)。その最後期の作品が黒沢清監督によるバイオレンス・ホラー『地獄の警備員』だ。
現在活躍中の監督たちがスタッフに名を連ね、松重豊が凶暴で謎めいた警備員を演じるほか、2018年に急逝した名優大杉漣や長谷川初範、内藤剛志などが若々しくも個性的な存在感を放っている。

バブル景気で急成長を遂げる総合商社に二人の新人がやってきた。ひとりは絵画取引を担当する秋子(久野真紀子/現 クノ真季子)。そしてもうひとりは巨体の警備員・富士丸(松重豊)。元力士の富士丸は兄弟子とその愛人を殺害。しかし精神鑑定の結果無罪宣告されていた要注意人物だった。秋子が慣れない仕事に追われる日々の中、警備室では目を覆うばかりの惨劇が始まっていた。恐怖の一夜を支配する警備員の影が迫る!

→公式サイト

 

© ダブルフィールド

35ミリフィルム特別上映
『ドレミファ娘の血は騒ぐ』
2021年3月27日(土)・28日(日)

(1985/80分/35mm)監督:黒沢清
脚本:万田邦敏、黒沢清 撮影:瓜生敏彦
出演:洞口依子、伊丹十三、麻生うさぎ、加藤賢崇、暉峻創三

黒沢清監督初期の代表作。心理学の教授が、田舎から上京してきた女子大生を自らの奇妙な理論の実験材料にする異色コメディ。

 

トーク(参考上映付き) 参加無料(要当日鑑賞チケット半券)
3月27日(土)16:25〜(終了予定18:30)
ゲスト:富岡邦彦(プラネット+1代表)、小川智子(脚本家) 司会:田中晋平(映像学)
『地獄の警備員』の脚本家・富岡邦彦氏と演出助手をつとめた小川智子氏をお迎えします。本作とほぼ同時期に作られた映像作品(約60分)の参考上映もあります。

 

《料金》
『地獄の警備員』
一般:1800円 シニア(65歳以上):1200円 ユース(25歳以下)・会員:1100円
*前売鑑賞券 1300円  *初日サービスDAY 1100円
『ドレミファ娘の血は騒ぐ』
一般:1300円 シニア(65歳以上):1100円 ユース(25歳以下)・会員:1000円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

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