プログラムPROGRAM

『LOCO DD日本全国どこでもアイドル』
2017年12月8日(金)〜12日(火)

花咲く乙女たちのウソとホント!
Dorama & Documentaryで描く地方アイドルたちの現在と未来!

オトメ☆コーポレーション/3776/FantaRhyme 主演!

3人の監督が3組のロコドル(地方アイドル)を自ら選び、虚実皮膜のアイドルにふさわしく、ドラマとドキュメンタリーをないまぜにして描いたオムニバス映画、いよいよ公開決定!

 

 

第一話『Last DAYS~君といた場所~』

監督:田中要次 撮影:大橋次郎、ウォン オンリン
出演:オトメ☆コーポレーション

「あるよ」を流行させた役者として知られるBoBAこと田中要次が選んだのは、同郷の長野のオトメ☆コーポレーション。作品完成前に全員脱退というアクシデントに見舞われながらドラマを超える現実に誠実に向き合い、苦難を克服して作品化。先の見えないアイドルたちを愛でるファンには、特に興味深い作品となっている。

 

第二話『ファンタスティック ライムズ!』

監督:大工原正樹 音楽:H(eichi) 撮影:中瀬慧 照明:玉川直人 音響:川口陽一 編集:和泉陽光
出演:FantaRhyme

映画、TVドラマ、Vシネマ、音楽ビデオなど数百本にわたる作品を演出している大工原正樹は、福岡をベースに活躍するFantaRhyme(ファンタライム)。確かな技量と熱意で都内のフェスに出るたびに「FanataRhymeすごい!」と反応がある伸び盛りの彼女らの「今」を、ドラマ部分に大胆に即興を盛り込みながらイキイキと切り出している。

 

第三話『富士消失』

監督:島田元 撮影:松本岳大 記録・制作:島田充子
出演:井出ちよの(3776)

80年代の自主映画シーンで名を馳せ、脚本家としても知られる島田元は、静岡は富士山のアイドル3776(みななろ)。各界で絶賛されたアルバム「3776を聴かない理由があるとすれば」をヒントに、現実から夢の世界へと越境する。

 
(2017/113分/ブルーレイ上映)©LOCO DD 製作委員会

→公式サイト
→予告編

→JISYU〈自主映画アーカイヴ上映〉 vol.4 映画王と早大シネ研特集(1980年代東京)

《料金》
一般:1700円 学生:1300円 シニア:1100円 会員:1100円
*初日サービスDAY 一律1100円

12月10日(日)
『LOCO DD 日本全国どこでもアイドル』神戸公開記念ロコドル・トーク

ゲスト KOBerrieS♪
聞き手 島田元(『LOCO DD』企画・製作・3776篇監督)
ロコドル(地方アイドル)映画『LOCO DD 日本全国どこでもアイドル』の神戸初公開を記念して、神戸を代表する4人組アイドルKOBerrieS♪(コウベリーズ♪)を招き、ロコドルとしての活動や意欲などを語ってもらいます! 物販タイムあり!
15:15~ ロビーにて物販タイム
16:00~ トークショー(映画上映前)

※当日16:00の回の『LOCO DD 日本全国どこでもアイドル』鑑賞者を対象とさせて頂きます。
※物販タイムのみ、13:30の回の鑑賞者が上映終了後、途中参加することも可能です。

クリス・マルケル『レベル5』
2017年12月16日(土)・17日(日)


幾多の傑作を送り出してきた映像作家、クリス・マルケル。記憶と歴史への鋭いまなざしを向け、抵抗する人々を鮮明に捉えた彼は、国境やメディアなど、あらゆる境界を軽やかに越えて制作を続けていた。
今回は、マルケルの代表作であるにもかかわらず、日本では限られた形でしか紹介されていない『レベル5』(1996年)に、新たな日本語字幕を付けて国内4箇所にて特別上映。
この機会をお見逃しなく!
 

「レベル5」Level 5
(フランス/1996/105分/DVD上映)日本語字幕付き
監督・撮影:クリス・マルケル
音楽:ミッシェル・クラスナ
出演:カトリーヌ・ベルコジャ、大島渚ほか
製作:アナトール・ドーマン、フランソワーズ・ヴィドフ
製作会社:レ・フィルム・ド・ラストロフォル、アルゴス・フィルム、ラ・セット・シネマ

沖縄戦の記憶の分有をテーマにした、フィクションを交えたドキュメンタリー。ローラは亡き夫が残したコンピュータプログラムの中で最も難易度の高い「レベル5」のゲームを解く。渡嘉敷島の集団自決を体験した金城重明牧師の証言やサイパン島の岬から身を投げる記録フィルム、そして30年間も上映が禁止されたジョン・ヒューストン監督の『そこに光を』の中の沖縄戦で記憶を消失した兵士の映像などがモニター上で開封される。
 

講演「戦争・記憶・映像──クリス・マルケルの『レベル5』をめぐって」
12月16日(土)16:05〜17:00
(予定)
井上正昭(翻訳・映画研究)
参加無料(当日の映画鑑賞者対象)

クリス・マルケル Chris Marker
1921 年生まれ。戦時中は反独レジスタンス活動に身を投ずる。1950年前後からドキュメンタリー映画に関わり、アラン・レネとの共同監督『彫像もまた死す』(1953)や、『北京の日曜日』(1956)などで頭角を現す。全編スチール写真で構成したSF短編『ラ・ジュテ』(1962)はカルト的傑作に。旅する映画作家として知られ、日本を題材にした作品も『不思議なクミコ』(1965)『サン・ソレイユ』(1982)『AK』(1985)、そして本作と多数。また近年では、『アレクサンドルの墓:最後のボルシェヴィキ』(1993)などビデオ作品も多く手がけ、本作も撮影は主にビデオである。コンピュータ・メディアやテレビ・ゲームにも強い関心を持ち、映画百年を記念するマルチメディア・インスタレーション『サイレント・ムーヴィ』(1995)や、人間と世界それぞれの“記憶”をテーマにしたCD-ROM作品『Immemory(イメモリー)』(1998)など、2012年に91歳で亡くなるまで、新メディアを使って旺盛に制作を続けた。

《料金》
一般:1400円 学生:1300円、会員:1200円
*招待券のご利用不可

→京都 12月12日(火) 同志社大学寒梅館クローバーホール

主催:神戸映画資料館、同志社大学今出川校地学生支援課
共催:アテネ・フランセ文化センター
協力:愛知県美術館、アルゴスフィルム、クリス・マルケル・ファンクラブ、渡辺真也


年末特別企画 ホームシアター DAYS
2017年12月22日(金)・23日(土)・25日(月)

神戸映画資料館のシアタールームを特別料金でご提供します。おひとりでもグループでもご利用いただけます。
年末の冬休みに入る楽しい時期、ゆったり気ままにお過ごしください。

特別料金 6,000円 会員5,000円 (180分あたり/オペレーター料込み)
通常 貸室使用料+オペレーター料5,000円のところ

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ご利用時間
10:00〜13:00 13:00〜16:00 16:00〜19:00
→ 空室状況(随時更新)

ご予約方法
078-754-8039 info@kobe-eiga.net
電話かメールでご希望利用日時とお名前、連絡先をお知らせください。
空き状況を確認し、ご返信いたします。空きがある場合、当日のお申し込みも受付ます。

お支払い方法
ご利用1週間前までに、指定の口座にお振込ください。
サポーター会員・正会員に限り、当日のお支払いも可能です。

* キャンセル料
1週間前まで:無料  6日前から前日まで:50%  当日:100% 

* 上映可能な素材はBlu-rayとDVDです。上映素材は当日お持ちください。
上映準備に10~15分ほどのお時間を頂きます。
パソコンで作成したディスクは、通常のBlu-ray、DVD再生機で再生できることをご確認ください。
また、事前にご郵送くだされば、再生確認をいたします。

* シアター内への食べ物の持ち込みはご遠慮ください。飲み物は可能です。
併設のカフェでは、ドリンクをご注文いただければ食べ物の持ち込みは可能ですので、合わせてご利用ください。

* 個人利用以外(有料上映等)や、1枠(180分)に2枚以上のディスクを使用される場合は、通常の貸室利用となります。こちらもお気軽にご相談ください。


神戸クラシックコメディ映画祭2018
1月5日(金)オープニング 会場:旧グッゲンハイム邸(塩屋)
1月6日(土)〜8日(月・祝) 会場:神戸映画資料館(新長田)

 

 

笑わん哉! クラコメ
 
マキノ正博監督の傑作オペレッタ『鴛鴦歌合戦』、ローレル&ハーディの長短編、小悪魔ルイーズ・ブルックス、そして1980年代の傑作サイレント映画『ゆめこの大冒険』と今年も盛りだくさん!

 

 

 

 

Aプログラムモボ・モガに捧げるロマンティック・コメディ

「百貨店」Love’em and Leave’em
(1926/76分/サイレント)
フェイマス・プレイヤーズ・ラスキー
監督:フランク・タトル
出演:イブリン・ブレント、ルイーズ・ブルックス

ニューヨークの大手百貨店を舞台に繰り広げられる無声ロマンティック喜劇。『パンドラの匣』で知られるルイーズ・ブルックスが、渡欧前のハリウッド時代に出演した軽快なコメディのうちの貴重な一本である。ヒロインの妹役を小悪魔的な魅力たっぷりに演じるその圧倒的なオーラをフィルムを通して感じて欲しい。“フラッパーガール”の象徴だったルイーズのヘアスタイルやファッションにも大注目!

 

Bプログラムショートコメディのマエストロ
「メーベルの誤解」Bangville Police
(1913/8分/サイレント)
キーストン・フィルム・カンパニー
監督:ヘンリー・レアマン
出演:フレッド・メイス、メーベル・ノーマンド

「悪太郎」The Goat
(1921/23分/サイレント)
バスター・キートン・プロダクション
監督:バスター・キートン、マル・セント・クレア
出演:バスター・キートン、ヴァージニア・フォックス、ジョー・ロバーツ

「モンティの愛犬騒動」Wedding Bells
(1924/18分/サイレント)
モンティ・バンクス・プロダクションズ
監督:ハリー・エドワーズ
出演:モンティ・バンクス、ルイーズ・カーヴァー

「ちびっこギャングのボクシング」Glove Taps
(1937/10分[短縮版]/サイレント[トーキー無声化])ハル・ローチ・スタジオ
監督:ゴードン・ダグラス
出演:ちびっこギャング

「モーの独裁者時代」You Nazty Spy!
(1940/18分/トーキー)コロンビア映画
監督:ジュールズ・ホワイト
出演:3ばか大将(モー・ハワード、ラリー・ファイン、カーリー・ハワード)

クラコメの大人気プログラムが今年も帰ってくる!今回は1910〜40年代の秀作短編をそろえた。キーストン警官隊が初登場した記念碑的作品『メーベルの誤解』、バスター・キートンの隠れた傑作『悪太郎』。『モンティの愛犬騒動』は戌年にちなんでワンちゃんが最高の演技を見せる。ちびっこギャングのトーキーを無声仕立てにした珍品やチャップリンより早くヒトラーを諷刺した3ばか大将の作品と、クラコメでしか観られない珠玉の短編喜劇が満載!

 

Cプログラム日本の傑作喜劇① 新時代のサイレント喜劇
「ゆめこの大冒険」Yumeko no Daiboken
1987 70分 サイレント
制作:アウトワン
配給:プランセカンス
監督:筒井武文
出演:かとうゆめこ(二役)、すずきやすし

『ゆめこの大冒険』は奇跡のサイレント映画だ。1980年代に本格的な無声長編を制作しえたのは世界的にも稀な出来事だったはず。草創期のスラップスティック喜劇をなぞりつつ、メリエスやルノワール、シュルレアリスムへの目配せも忘れず、それでいてオリジナリティ溢れる痛快な娯楽作。主演のかとうゆめこをはじめ若いキャストたちの疾走感溢れる演技が魅力的だ。今回は染色版を鳥飼りょうのピアノ生伴奏付きで上映する。貴重な機会をお見逃しなく!

 

Dプログラム日本の傑作喜劇② お正月だよ!オペレッタ♪

©日活

「鴛鴦歌合戦」Singing Love Birds
(1939/69分/トーキー)日活
監督:マキノ正博
出演:片岡千恵蔵、ディック・ミネ、志村喬、市川春代

新春の初笑いにふさわしいニッポンの傑作喜劇、ついにクラコメに登場!約80年も前の日本にこんなにオシャレでモダンでハッピーなオペレッタ映画があった!ディック・ミネのバカ殿が歌い踊り、志村喬も負けじと美声を聴かせ、片岡千恵蔵の明朗な美しさが映える。和製コリーン・ムーアと呼ばれた市川春代の愛らしさ。ジャズと時代劇がコラボしたモダン時代劇の傑作!何度も観ているファンも初めて観る若い世代もみんな一緒にハッピーになろう♪

 

 

 

Eプログラムローレル&ハーディのおかしな世界①
ソロからコンビへ サイレントからトーキーへ

「壁紙職人と助手」Paper Hanger’s Helper
(1925/12分/サイレント)
カンバーランド・プロダクション
監督:ワード・ヘイズ
出演:オリヴァー・ハーディ、ボビー・レイ

「完成したみたい」The Finishing Touch
(1928/21分/サイレント)
ハル・ローチ・スタジオ
監督:クライド・ブルックマン
監修:レオ・マッケリー
出演:ローレル&ハーディ、エドガー・ケネディ

「情けは人の為め」One Good Turn
(1931/20分/トーキー)
ハル・ローチ・スタジオ
監督:ジェームス・W・ホーン
出演:ローレル&ハーディ、メアリー・カー

「水よりも濃し」Thicker than Water
(1935/21分/トーキー)
ハル・ローチ・スタジオ
監督:ジェームス・W・ホーン
出演:ローレル&ハーディ、ダフネ・ポラード、ジェームス・フィンレイソン

今年のクラコメは「極楽コンビ」ことローレル&ハーディを大特集!彼らこそ“お笑い”コンビのパイオニアにして頂点。ピーター・セラーズやブレイク・エドワーズ、ジェリー・ルイスら多くの喜劇人から尊敬された。特集①は彼らの真骨頂である短編作品を集めた。サイレントのみならずトーキーでも大成功した二人の足跡を楽しんで欲しい。スタン・ローレルとのコンビ結成前にオリヴァー・ハーディが別のコメディアンとコンビを組んだレアな短編も上映する。

 

Fプログラムローレル&ハーディのおかしな世界②
激レア!極楽コンビの長編トーキー

「極楽浪人天国」The Bohemian Girl
(1936/71分/トーキー)
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
監督:ジェームス・W・ホーン、チャールズ・ロジャース
出演:ローレル&ハーディ、ジャクリーン・ウェルズ

特集①の『水よりも濃し』を最後にローレル&ハーディは短編を卒業し長編喜劇に移行した。今回上映するのはバルフェの歌劇『ボヘミアの少女』を翻案した時代物のオペレッタ。心優しいジプシー二人組をローレル&ハーディが演じている。伯爵家からさらわれた少女との疑似家族ぶりが微笑ましく、少女が歌う名曲「マーブル・ホールズ」もすばらしい。日本ではほぼ上映機会のなかった激レア作品!

 

 

Gプログラム100歳映画・コメディ学入門特別編
「ロイドの猛獣結婚」The Non-Stop Kid
(1918/17分/サイレント)
ローリン・フィルムス
監督:ギルバート・プラット
出演:ハロルド・ロイド、ビーブ・ダニエルズ

「成金」
Sanji Goto – The Story of Japanese Enoch Arden
(1918/34分/サイレント/35mm)
東洋フィルム会社
監督:トーマス栗原(栗原喜三郎)
出演:中村洋好、木野五郎、鈴木美代子
東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品

トーク
筒井武文
(『ゆめこの大冒険』監督)
いいをじゅんこ(クラシック喜劇研究家/古典喜劇映画上映委員会委員長)

2018年で「100歳」になる映画として、ハロルド・ロイドの初期短編とトーマス栗原監督『成金』を上映する。ハリウッド帰りのトーマス栗原がアメリカ仕込みのスラップスティックを日本映画に移植したのが『成金』である。和製チャップリンこと中村洋好が横浜を疾走する姿と、若きロイドのカラッと明るいドタバタを並べると何が見えてくるだろうか?ゲストに筒井武文監督を迎え、コメディ映画の100年を語り尽くす。

 

Hプログラム8mmワークショップ作品披露上映[無料]
2017年秋のワークショップ《8ミリ映画講座フルコース コメディ編(神戸開港150年記念事業)》にて受講生たちが台本作りからフィルム現像まですべてを手がけた3作品をピアノ生演奏付きで無料上映する。「3分・3カット・無声」の制約の下で試行錯誤を繰り返し、新しい時代の無声喜劇が生まれた。

 

作品解説:いいをじゅんこ
記載以外はすべて16mmフィルムでの上映

活弁+演奏付き上映
1月5日(金)Aプロ 活動弁士:大森くみこ 演奏:鳥飼りょう
ピアノ演奏付き上映

1月5日(金)Hプロ(無料) 6日(土)B、C、Gプロ 演奏:鳥飼りょう
1月7日(日)H(無料)、Eプロ 8日(月・祝)A、Bプロ 演奏:天宮遥

《料金》入れ替え制
活弁+演奏付き上映(5日) 一律1500円 *招待券のご利用不可
演奏付き上映 一般1400円 学生1200円 会員1200円 *招待券のご利用不可
上映のみ 一般1200円 学生1000円 会員1000円
*当日に限り2プログラム目は100円割引

クラコメ新年会
1月5日(金)20:00〜21:30  会場:旧グッゲンハイム邸(塩屋)
映画を楽しんだ後は、1909年建築の洋館・旧グッゲンハイム邸でクラコメ新年会。
DJ:Alimylove (A.K.A.森本アリ|約百年前音楽選集)
FOOD:六甲山系ピカソ
出店:spacemoth(ヴィンテージのポップアップショップ)
会費(軽食付き/ドリンクは別途) 一般1500円 小学生以下500円
* 差し入れ大歓迎
* 20年代風モボ・モガファッションでご来場の方に神戸映画資料館での上映の200円割引券を進呈します。ロイド眼鏡、山高帽子などモボ・モガなりきりを宣言すれば何でもOK! 着物も大歓迎!
予約申し込み
guggenheim2007@gmail.com まで、「クラコメ新年会予約」と、人数、申し込み代表者のお名前・ご連絡先(メールアドレスまたはお電話番号)をお知らせください。返信をもって予約完了とさせていただきます。

フライヤーデザイン:萩原小麻紀

主催:古典喜劇映画上映委員会
後援:神戸市、神戸市教育委員会
助成:芸術文化振興基金
協力:東京国立近代美術館フィルムセンター


大力拓哉&三浦崇志 監督作品
『ニコトコ島』『石と歌とペタ』
2018年1月12日(金)~16日(火)16:00〜

なかなか聞かれへんかったけど、僕ら、どこ向かってるん?

ゆるりゆるりと、無為の時間の中で存在論的な問いをし続ける圧倒的なオリジナリティー
知られざる奇才・[大力拓哉&三浦崇志]の代表作2本がいよいよ一般初公開!

 
2007年のデビュー作『タネ』からコンビを組み、以降旺盛に作品を発表し続けてきた大力拓哉と三浦崇志。
高い評価にもかかわらず国内では映画祭以外ほとんど上映されてこなかった彼らの作品がついに一般上映解禁。世界でも類を見ないオリジナリティを発揮し続けている大力拓哉&三浦崇志の作品は、引き延ばされた無為の時間に遊びながら、「生きる意味とは何か」「死とは何か」という根源的な問いを、いたって軽やかに問い続ける。

 

「ニコトコ島」
(日本/2008/47分/DV[ブルーレイ上映])
監督・脚本:大力拓哉、三浦崇志
音楽:松田圭輔、大力拓哉
出演:松田圭輔、大力拓哉、三浦崇志

イメージフォーラム・フェスティバル2009大賞
第62回ロカルノ国際映画祭(スイス) 招待上映
第47回ヒホン国際映画祭(スペイン) 招待上映

大力・松田・三浦の3人は船に乗る。
船に乗って、彼らは「どこか」へ向かう。
とある島に到着した3人は、どこへ向かうでもなく、
おしゃべりをしながら岩山や森を歩き続ける。
誰か一人が死んでも、彼らは歩き続ける。

しりあがり寿氏等が審査員を務めた「イメージフォーラム・フェスティバル2009」でグランプリに当たる大賞を受賞、第62回ロカルノ国際映画祭にも招待された、彼らの名を世に知らしめた作品。初期作品である『タネ』(2007)や、第4回シネアストオーガニゼーション大阪(CO2)助成作品として製作した『僕達は死んでしまった』(2008)から引き継がれたコントラストの強い硬質なモノクロ映像、計算されたフィックスのロングショット、哲学的な問いをし続けるゆるい大阪弁の対話で構成される、唯一無二の大力拓哉&三浦崇志ワールドの初期集大成である。

 

「石と歌とペタ」
(日本・フランス/2012/60分/DV[ブルーレイ上映])
監督・脚本:大力拓哉、三浦崇志
プロデューサー:岡本珠希(CaRTe bLaNChe)、Dairiki&Miura
音楽:松田圭輔、松永康平、ラシャード・ベッカー、大力拓哉
出演:松田圭輔、大力拓哉、三浦崇志、中尾広道

ローマ国際映画祭2012 招待上映

石と歌とペタの3人は、出会い、一緒に旅をする。
目的地があるから迷う、ということに気付いた3人は、
目的を「いろんなところへ行く」に変更する。
話したり、遊んだり、歌ったり、夢を見たりしながら、
3人の現実と非現実の狭間の旅は、終わることを知らない…

デビュー作からコントラストの強いモノクロの画面にこだわっていた大力・三浦が初めてカラー映像に挑戦した作品。アホな会話の中から本質的な問いを引き出す、独自の世界を展開する。鮮やかなカラーが印象的だが、物語を解体していくような「動き」による遊びも随所に見られ、「ムービー(動画)」の根源的な歓びに満ち溢れている。ローマ国際映画祭に招待され、「CINEMAXXI」コンペティション部門で上映された。

 

→公式サイト
→予告編
 
大力拓哉 三浦崇志
共に1980年大阪府出身。2人は小学校からの幼なじみ。
2007年に『タネ』がイメージフォーラム・フェスティバルにて入賞。第4回シネアストオーガニゼーション大阪(CO2)助成作品として、中編『僕達は死んでしまった』(2008)を製作。同年自主製作した中編『ニコトコ島』は、イメージフォーラム・フェスティバル2009にてグランプリにあたる大賞を受賞、第62回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門「Filmmakers of the Present」に選出される。
翌年制作した、『コロ石』(2010)が、パリのポンピドゥー・センター(国立美術文化センター)で上映。『石と歌とペタ』(2012)は、ローマ国際映画祭「CINEMAXXI コンペティション部門で上映された。その後も毎年新作を製作し、唯一無二の世界を常に更新し続けている。

 

《料金》 2本セット
一般:1700円 学生:1400円 シニア・高校生以下:1100円 会員:1100円
*初日サービスDAY 一律1100円


第18回 くにづか月イチ上映会
2018年1月13日(土) 13:30〜

 

《料金》 無料

主催:くにづかリボーンプロジェクト、アスタくにづか神戸市保留床テナント会


グローカルミーティング「ミャンマー交流会」
~ミャンマーの料理から民主化とロヒンギャ問題までミャンマーの現在の社会を知ろう~

2018年1月14日(日) 11:00〜13:00
 
内容:[料理] ミャンマー料理を作って食べて
   [映写会] オリジナル映像「ミャンマー民主化への道」他
   [おはなし] 現在の社会・生活の簡単な説明など
 
対象:どなたでも
 

《会費》 900円

問い合わせ先:078-646-2070
主催:くにづかリボーンプロジェクト、アスタくにづか神戸市保留床テナント会、ミャンマー関西、神戸映画資料館


新東宝ピンク映画
ラスト・フィルム・ショー in 神戸 vol.1

2018年1月20日(土)・21日(日)

フィルムによる映画製作・配給がほぼ終焉を迎えつつある今、長年低予算による製作をおこなって数々の才能を輩出した成人映画(ピンク映画)の世界も例外にもれず、フィルムでの配給も倉庫における保管もカウントダウンがはじまっています。
「ラスト・フィルム・ショー in 神戸」では、ピンク映画の老舗・新東宝映画の、なかでも21世紀にはいってピンク映画デビューした「新人監督」の作品にスポットを当て三ヶ月、三回にわたり特集上映を行います。

 

「人妻ブティック 不倫生下着」
プリントタイトル「人妻・未亡人 不倫汗まみれ」
(2002/62分/35mm)新東宝映画
監督・脚本:佐藤吏 撮影:飯岡聖英
音楽:大場一魅 編集:酒井正次
助監督:小川隆史
出演:沢木まゆみ、松田信行、ゆき、岡田智宏、なかみつせいじ、佐々木基子

君枝は心臓の弱い夫健治の代わりに働いて家計をまかなっている。一方で心の隙間を埋めるようにセールスマン佃と関係をもっていて…。人生の影の部分も描きながら揺れる若妻の心に鮮やかな光をあてた佐藤吏監督2002年のデビュー作。Vシネで人気だった沢木まゆみが好演。

 

「未亡人教授 白い肌の淫らな夜」
プリントタイトル「未亡人教授 年下の愛人」
(2004/61分/35mm)新東宝映画
監督・脚本:小泉剛 撮影:田宮健彦
美術:小島伸介 音楽:鈴木ミワ
助監督:松本唯史
出演:佐々木麻由子、松重伴武、谷川彩、北川明花、伊藤猛、大槻修治

家業の酒屋を手伝う時男は高校時代の同級生の母で大学教授をしている綾子と久しぶりに再会して心をひかれる。「未亡人もの」でありながら青春ストーリーでもあるというしなやかな二重性がスリリングな小泉剛監督のデビュー作。本企画中唯一人の向井プロ(獅子プロ)出身監督。

 

「色情団地妻 ダブル失神」
(2006/64分/35mm)国映・新東宝映画
監督:堀禎一 脚本:尾上史高、堀禎一
撮影:橋本彩子 照明:山本浩資
音楽:網元順也
出演:葉月螢、牛嶋みさを、冴島奈緒、チョコボール向井、加藤靖久、安奈とも

元プロボクサーで取り立て屋をやっている夫とその妻、そして夫がプロレスラーの夫婦…。生活苦と不倫のためにひび割れてゆく夫婦関係を2003年デビューし、2017年7月に惜しまれながら急逝した堀禎一監督が丁寧に描出。もろくもしたたかな絆で結ばれた夫婦の姿を通して時代の混沌とした不気味さが浮き彫りになる。

 

協力:ぴんくりんく

1月20日(土)
『未亡人教授 白い肌の淫らな夜』上映後舞台挨拶 小泉剛
(監督)
『色情団地妻 ダブル失神』上映後ミニトーク ほたる(葉月螢)

《料金》入れ替え制1本あたり
一般1200円 学生1000円 会員900円
《割引》
当日2本目は100円引き


『スティールパンの惑星』
2018年1月26日(金)〜30日(火)

 

世界には
まだ私たちの知らないパラダイスがある
そしてそこには音楽がある

 
一見摩訶不思議な楽器、スティール・ドラムの誕生、この楽器がトリニダードの社会で今も持ち続ける地位、毎年開催される大会の熾烈な競争、その大会に無謀にも参加する若い日本人女性の存在等々、一部再現ドラマを含むちょっと変わり種のドキュメンタリーですが、とても興味深い作品です。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

 

 

「スティールパンの惑星」
PAN! OUR MUSIC ODYSSEY
(トリニダード・トバコ/2015/80分/ブルーレイ上映)
監督:ジェローム・ギオ&ティエリー・テストン
脚本:キム・ジョンソン
プロデューサー:ジャン・ミッシェル・ジベ
音楽ディレクター:ティエリー・プラネル
録音プロデューサー:渡辺洋一
キャスト:レイ・ホルマン、アンディ・ナレル、レン“ブグジー”シャープ、レナルド“レッド”フレドリック、エヴァ・ゴールドスティーン、二ノ宮千紘、ジョバンニ・クレアモント

カーニバルの熱狂と興奮
カリブ海最南端のちっぽけな島
トリニダード・トバゴで生まれた世界で一番新しい楽器 スティールパン
その創世と今を、時空を超えて描く ドキュメントドラマ

ドラム缶を盗んでゲットーまでの坂道を駆け戻った音楽が好きすぎる少年たちの冒険からすべてははじまった
1940年代、イギリスの植民地、アメリカの軍事基地だった島
スティールパンは貧困と抑圧のなかから生まれた
アフリカのドラムは禁止されていた
それでも音のでるものならなんでも、叩いて叩きまくる
そのリズムへの情熱が まったく新しい楽器を作りだした

暴力と抗争の時代を生きたレジェンドたちの
貴重なインタビューが
なぜこの楽器が生まれなければならなかったかを語る

そして今、スティールパンはピース&ラブのシンボルになった世界一を決める大会、パノラマで150を超えるバンドが競いあう
120人編成のオーケストラがひとつになる夜
そしてたった一曲のために世界中からプレイヤーたちが集まってくる
8分間のなかに永遠を探すために
アメリカ、フランス、日本、そしてトリニダードから。
スティールパンに魅せられはじめてパノラマに参加するプレイヤーたちを追いかけるドキュメントのなかで
現在と過去が交錯する

誰もレゲエミュージックを知らなかった時にやってきた映画
ハーダー・ゼイ・カムやロッカーズのように
この映画は新しい扉をあけるだろう

 

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ミニライブ&トーク付き上映
1月27日(土)・28日(日)13:30〜、15:30〜

ゲスト:安里圭一郎(スティールパン奏者)
《料金》 映画鑑賞料込み
一般:2000円 学生:1700円 高校生以下:1000円 シニア:1400円 会員:1300円

《料金》映画鑑賞料
一般:1700円 学生:1400円 高校生以下:800円 シニア:1100円 会員:1000円
*初日サービスDAY 一律1100円
*26日(金)、29日(月)各回上映後、安里圭一郎氏による解説あり

*予約受付中
info@kobe-eiga.net まで、ご希望の日時、人数、申し込み代表者のお名前・ご連絡先(メールアドレスまたはお電話番号)をお知らせください。


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。