プログラムPROGRAM

第42回 くにづか月イチ上映会
2020年1月19日(日) 13:30〜
 

《料金》 無料
アスタくにづか3番館1階の「コミュニティハウス」で整理券を進呈

主催:くにづかリボーンプロジェクト、アスタくにづか神戸市保留床テナント会


ロシア・ソヴィエト映画 連続上映
第29回 アンドレイ・コンチャロフスキー特集 後編

2020年1月25日(土)・26日(日)

アンドレイ・コンチャロフスキーが連続して手がけた文芸作品の映画化。新境地を切り開き、映画作家としての地位を世界的にも不動のものとした。

「貴族の巣」ДворянскоеГнездо
(1969/110分/35mm)モスフィルム

監督・脚本:アンドレイ・コンチャロフスキー
原作:イワン・S・ツルゲーネフ
撮影:ゲオルギー・レルベルグ
音楽:ヴャチェスラフ・オフチンニコフ
出演:イリーナ・クプチェンコ、レオニ―ド・クラーギン、ベアタ・トゥイシケヴィッチ、ヴィクトル・セルガチョフ

19世紀中葉のロシア貴族社会を背景に、理想に燃えながら夢破れるインテリ貴族の悲劇を描く。愛と信仰にひたむきで、永遠に純真さを失わないヒロイン、リーザ役には、当時、演劇学校在学中の新人イリーナ・クプチェンコが抜擢され、次回作『ワーニャ伯父さん』にも続けて出演している。

 

「ワーニャ伯父さん」Дядя Ваня
(1971/104分/35mm)モスフィルム

監督・脚本:アンドレイ・コンチャロフスキー
原作:アントン・チェーホフ
脚本:ユーリー・クレピコフ
撮影:ゲオルギー・レルベルグ、エフゲニー・グスリンスキー
美術:V・ラッポポルト
音楽:アルフレッド・シニートケ
出演:インノケンティ・スモクトゥノフスキー、セルゲイ・ボンダルチュク、イリーナ・クプチェンコ

痛風病みの老教授と若く妖艶な後妻エレーナ、宗教的な忍従と暖い愛の心を持った教授の娘ソーニャ、ソーニャとともに教授のために一生を領地の経営に捧げてきたワーニャ伯父さん、19世紀末の頽廃した時代にあってもなお、未来に希望を繋いでいる医師アーストロフらの登場人物が、たがいに交錯しあって結ぶことのない愛を織りなし、空しく孤独感を燃焼させる。

 

主催:神戸映画資料館、アテネ・フランセ文化センター
協力:ロシア映画社

《料金》入れ替え制
1本あたり
一般1200円 ユース(25歳以下)1000円
神戸プラネットシネマ倶楽部会員1000円
アテネ・フランセ文化センター会員1000円
《割引》
当日2本目は200円引き


[貸館]映画「夏の光、夏の音」
2020年2月1日(土)

完成・特別上映決定!!
カンヌ映画祭での上映をはじめ国際的に活動する
八十川勝監督の最新作がついに公開します。
聴覚障害者のコミュニケーションや
がん患者の日常といったマイノリティーの
“感性”を繊細にすくいとり、
丁寧に描く監督による、
視覚障害を持つ喫茶店の店員の物語。

 

→予告編映像

 

完成披露有料試写会 ※字幕有り

【上映時間】
1部 11時開場 11時20分上映開始
2部 14時開場 14時20分上映開始

 

※カメラ
撮影は上映中は禁止、それ以外は可
動画は全面禁止
 

《料金》 前売り 1800円 (おまけ付き)  当日 2000円 (おまけ付き)
▶受付にて割引があります◀
*こんにちわの手話が出来たら100円引 *点字が読めたら100円引

【メール予約】
受付メールアドレス info_summer_light@tarumimovie.com
件名に「夏の光、夏の音」とお書きの上、
①お名前(ふりがな) ②電話番号 ③メールアドレス
④人数 ⑤時間(午前の部11:00~、午後の部14:00~)
をお送りください。

受付完了メールは、info_summer_light@tarumimovie.com のアドレスで返信しております。

迷惑メール設定などで受信拒否をされている方は、必ず info_summer_light@tarumimovie.com ドメインが受信できますよう、設定の変更をお願いいたします。

また、「垂水映画劇団クリスマス上映会2017」にお越しいただいた皆様は、映画上映の鑑賞費が0円になります。

上映企画・主催:垂水映画劇団


[貸館]戦後初期日本アニメーション上映会
2020年2月2日(日) 14:00〜17:00

日本アニメーション史研究において、東映長編(1958年〜)の以前の歴史として、満州事変に始まる十五年戦争期(1931〜1945年)の研究は近年数多くなされているが、1945年〜1958年(戦後初期)の研究はいまだ蓄積に乏しい。そのため戦中と戦後が直結するような歴史に映りがちである。

しかし、戦後初期は戦争から開放されつつも、社会全体が混乱していた時代であり、アニメーション制作もまたその例外ではなかった。そこで本上映会では戦後初期の映像を参照することを通じて、演出手法や制作体制など、どのようなアニメーション制作のあり方が模索されていたのかの検討材料とする。

そこで行われた模索の多くは、東映長編やテレビアニメといった戦後主流となったアニメーションにはつながらなかった。しかし、だからこそ現代のアニメーションにも示唆を与えるものになるだろう。

 

お申し込み
Googleフォームからお申し込みください。締切は開催前々日(1月31日)の14時です。
《参加費》 3000円(カンパ歓迎)
懇親会:あり(費用別途・場所は「清本の店」を予定)

主催:アニメ・マンガ評論刊行会
主催事務担当者:たつざわ さとし→メール


第43回 くにづか月イチ上映会
2020年2月8日(土) 13:30〜
 

《料金》 無料
アスタくにづか3番館1階の「コミュニティハウス」で整理券を進呈

主催:くにづかリボーンプロジェクト、アスタくにづか神戸市保留床テナント会


前田憲二監督の長編記録映画 連続上映 第1回
2020年2月22日(土)・23日(日)

NPO法人ハヌルハウス代表の前田憲二監督から、自作の映画フィルムを寄贈していただいた。それを記念し隔月を目安に全てのフィルムを上映してゆきます。
その第一弾として今回は封切り当時から評価の高い超大作『神々の履歴書』を35ミリ・フィルムでご覧いただきます。
今後の上映予定作品は『おきなわ戦の図・命どう宝』『土佐の泥繪師・繪金」『神々の履歴書』『土俗の乱声』『恨・芸能曼荼羅』『百萬人の身世打鈴』『原色に白を求める画家—呉炳学の宇宙』『月下の侵略者』など。

 

「神々の履歴書」
(1988/140分/35mm)製作:神々の履歴書製作委員会
監督:前田憲二 プロデューサー:萱沼紀子、山本和信
音楽:今井重幸 撮影:南文憲、金徳哲
ナレーター:日下武史 絵画:丸木俊 題字:岡本太郎

渡来文化の歴史を描くことで、今も日本人の心にくすぶりつづける皇国史観の亡霊ともいうべき差別意識を描く。金基雄、中西進、伊福部昭、伊福部達、金達寿、高麗澄雄、大塚初重、上田正昭らの貴重な発言とともに、カメラは韓国から福岡、島根、京都、東京、長野、岐阜、香川、埼玉、山梨、和歌山、奈良ヘと全国を縦断し、神社や祭礼を追いかけ渡来文化の痕跡を探る。


 

前田憲二
1935年大阪府出身。1960年代後半より日本各地や中国・朝鮮半島に祭りや芸能を追い続け、祭事を記録したテレビ・映画作品は250本以上におよぶ。 代表作に、『おきなわ戦の図 命どぅ宝』(1984)、『神々の履歴書』(1988)、『土俗の乱声 』(1991)、『恨・芸能曼陀羅』(1995)、『百萬人の身世打鈴』(2000)、『月下の侵略者』(2009)、『東学農民革命』(2016)などがある。2001年、韓国政府より王冠文化勲章を授与された。 NPO法人ハヌルハウス代表理事を務める。

《料金》
一般:1800円 シニア(65歳以上):1500円 ユース(25歳以下)・会員:1300円


21世紀のサイレント映画
第2回 パプスト監督『喜びなき街』『パンドラの箱』

2020年2月29日(土)

生演奏とともにサイレント映画を楽しむ新シリーズ「21世紀のサイレント映画」。

映画の歴史の最初の30年間は、音が付いていない「サイレント(無声)映画」の時代でした。映画のための音声装置が開発される以前の映画ということになりますが、それは音のある映画(トーキー)より劣っているということではありません。むしろ、無声だからこそ極められた映画の魅力がつまっています。

サイレント映画は、当時から生演奏や活動弁士の語りといったライブパフォーマンスとともに上映されていましたが、近年、この上映スタイルが再び見直されています。
演奏や語りにより表情を変えるサイレント映画。
このシリーズでは毎回パフォーマーを迎えて、サイレント映画の新たな魅力を発見していきます。

今回は、昨年12月に好評だった『パンドラの箱』のアンコール上映、そして併催の「連続講座:20世紀傑作映画 再(発)見 第8回 パプストとブルックス──『パンドラの箱』を読み解く」で解説のあったパプスト『喜びなき街』を演奏付きで上映します。


「喜びなき街」
Die freudlose Gasse
(ドイツ/1925/97分[20コマ]/16mm)
監督:ゲオルク・ヴィルヘルム・パプスト
原作:フーゴー・ベッタウアー
脚本:ヴィリー・ハース
撮影:グイト・ゼーバー、クルト・エルテル
出演:アスタ・ニールセン、グレタ・ガルボ、ヴェルナー・クラウス

第一次世界大戦後の超インフレ時代のウィーンを舞台に、貧困に苦しむ庶民の生活をあざといほど生々しく描いたパプスト初期の代表作。これを見れば、パプストのいわゆる新即物主義が表現主義に裏打ちされたものであったことがわかる。彼は女優の存在を際だたせることに優れた監督でもあった。ガルボはもちろんだが、伝説の女優アスタ・ニールセンにも注目してほしい。実は、無名時代のディートリッヒも出ているという話があるのだが、真相は不明である。

伴奏:天宮 遥
 

「パンドラの箱」
Die Büchse der Pandora
(ドイツ[英語版]/1929/124分[18コマ]/16mm)
監督:ゲオルク・ヴィルヘルム・パプスト
原作:フランク・ヴェデキント
脚本:ラディスラウス・ヴァイダ
撮影:ギュンター・クランプ
出演:ルイーズ・ブルックス、フリッツ・コルトナー、フランツ・レデラー、グスタフ・ディーズル

F・ヴェデキントの戯曲をサイレント映画へと昇華させたパプストの傑作。女優ルイーズ・ブルックスを銀幕のアイコンとして不滅のものにしたまさに神話的作品である。ルルとは何者なのか。彼女は〈宿命の女〉なのか、それともワイマールのフラッパー娘なのか。男たちを破滅させる悪女なのか、それとも彼らによる犠牲者なのか。この問いを前に、ルル=ブルックスはただ謎のようにそこに存在し、われわれをいつまでも曖昧に魅了し続けるばかりだ。

伴奏:鳥飼 りょう
 
 
作品解説:井上正昭
協力:プラネット・プラス・ワン

《料金》 入れ替え制1本あたり
一般1400円 ユース(25歳以下)1000円 会員1200円


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。