プログラムPROGRAM

フレデリック・ワイズマンのすべて vol.13
2021年12月11日(土)・12日(日)

神戸映画資料館は、2019年秋の「フレデリック・ワイズマンのすべて in 関西」で3作品を上映しました。この続きとして、月1回程度のペースでシリーズで上映していきます。

1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン。
50年以上にわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、図書館、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきました。ワイズマン自身が “〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ” という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーブ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的なアメリカの姿が映し出されています。

 

「モデル」 Model

(1980/129分/16mm)撮影:ジョン・デイヴィー
ニューヨーク市でも最高のモデル事務所であるゾリ・マネージメント社を舞台に、化粧品やデザイナーズ・ブランドのCMやファッション・ショー、広告などの仕事をする男女のモデルたちを追っている。彼らを取り巻くエージェント、カメラマン、撮影スタッフやデザイナーなどの姿を通してファッション・ビジネス界のありさまが描かれる。

 

「競馬場」 Racetrack

(1985/114分/16mm)撮影:ジョン・デイヴィー
世界屈指のサラブレットの競馬場、ニューヨーク・ベルモント競馬場についてのドキュメンタリー。厩舎での馬の出産に始まり、調教師や飼育係、馬主、獣医たちの活動、レースをとりまく人々、観客たち、騎手たち、競馬場の経営を支えるオーナーたちの巨大なパーティとその舞台裏まで、競馬というビジネスのあらゆる側面が映し出される。

 

《料金》
一般:1500円 ユース(25歳以下):1000円 会員:1200円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

→公式サイト(コミュニティシネマセンター)

共催:コミュニティシネマセンター
協力:アテネ・フランセ文化センター、山形国際ドキュメンタリー映画祭
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業


第62回 くにづか月イチ上映会 映像で見る昭和の生活文化
2021年12月18日(土) 13:30〜  

神戸映画資料館が所蔵するフィルムの中から、昭和の暮らしを写し出す映像を、毎回3〜4本(計約60分)上映していきます。

《料金》 無料
アスタくにづか3番館1階の「コミュニティハウス」で整理券を進呈

主催:くにづかリボーンプロジェクト、アスタくにづか神戸市保留床テナント会


神戸クラシックコメディ映画祭2022 連携企画
グリフィスとキートン 慈愛と喜劇 第1章『イントレランス』
2021年12月25日(土) 

1月に開催される神戸クラシックコメディ映画祭2022(主催・古典喜劇映画上映委員会)との連携企画。映画黎明期の1910年代に作られ、その製作規模の大きさと、普遍的な人類愛を謳いあげたテーマで映画史に燦然と輝く傑作『イントレランス』を活弁と生伴奏で上映。
 

13:30〜 上映(途中休憩あり)
「イントレランス」
(アメリカ/1916/196分[16fps]/16mm)
監督・脚本:D・W・グリフィス
撮影:ビリー・ビッツァー
出演:メエ・マーシュ、マージョリー・ウィルソン、コンスタンス・タルマッジ、リリアン・ギッシュ他

バスター・キートンを初めて劇場のスクリーン上で観たのは、10年以上前の神戸映画資料館でのことだった。この時の番組は長編喜劇『恋愛三代記』と、D・W・グリフィス監督『イントレランス』の2本連続上映。『恋愛三代記』はキートンの初長編作品であるが、異なる時代を並行モンタージュで描く『イントレランス』の構成をパロディした喜劇としても知られている。つまりそれは“元ネタ”とパロディを1日で立て続けに観るというなんとも贅沢な映画体験であった。今回、神戸クラシックコメディ映画祭2022との連携企画として、年末と年始に日を分けての“連続”上映がついにふたたび実現する。まずは“元ネタ”の『イントレランス』を上映する。いわずと知れた映画史に燦然と輝く超大作だが、今回は16fpsの映写速度で1916年の初公開時に近い上映が可能となった。さらにコントラバス奏者の稲田誠率いる小編成楽団によるライブ演奏、そして活動写真弁士・大森くみこによる活弁付きでご覧いただく。本作が日本でメガヒットした1919年当時に近い映画体験に、どっぷりと浸ってもらいたい。映画研究者・堀潤之氏による上映後レクチャーでさらに作品世界を深掘りする。
企画:いいをじゅんこ(神戸クラシックコメディ映画祭実行委員長)

活動写真弁士:大森くみこ
伴奏:稲田誠
(contrabass)、カメイナホコ(keyboard/clarinet)、楯川陽二郎(drums)、柳瀬瑛美(euphonium)

 
17:20〜 レクチャー(終了予定18:00)
講師:堀潤之(映画研究/関西大学文学部教授)

 

《参加費》 一般:2000円 ユース(25歳以下):1500円 会員:1700円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業


タマネギと潜水艦
──幻灯、紙芝居、アニメーションにみる戦時統制経済生活──

2021年12月26日(日)16:00〜18:00

国立映画アーカイブ所蔵

タマネギと季節外れの蚊取線香を抱き合わせで売ろうとする八百屋に、未亡人が語った潜水艦で戦死した夫とタマネギとの因縁とは──?
戦時期日本の国家による文化統制の強化には、映画、紙芝居、アニメーション、あるいは幻灯といった、「画像・映像で物語を伝達する」メディアを、公共的な教育・宣伝・広報に積極的に活用していく体制の構築を推し進めた面もあった。これらのメディアは、僻地農山漁村民など、従来は娯楽文化に接する機会の乏しかった人びとに、めまぐるしい戦況の変化や、日々更新される政策をわかりやすく伝達する機能を期待され、こども向けの娯楽や教育だけではなく、隣組常会などのおとなの集まりでも大いに活用された。
この企画では、戦時統制下の国民生活を捉える生々しいリアルタイムの視点と、現代の観客を驚かせる突拍子もない展開を兼ねそなえた戦時期の幻灯と紙芝居を、現物による上映・上演で紹介したうえで、併せて漫画家横山隆一が脚本・演出したアニメーション映画『フクちゃんの潜水艦』を上映する。
企画:鷲谷花(映画学、日本映像文化史)

 

幻灯上映
『無敵海軍』(1942年/約10分)文部省

紙芝居上演
『経済道義昂揚紙芝居 戦ひの村』(1943年/約15分)
原作:朝比奈豊 構成:山口擁器 作画:早川大濤

『経済道義昂揚紙芝居 善兵衛豆腐』(1942年/約15分)
原作:泉谷たけし 構成:山口擁器 作画:南正光

国立映画アーカイブ所蔵

映画上映
『フクちゃんの潜水艦』(1944年/32分/35mm)朝日映画社
原作・演出:横山隆一 演出:関屋五十二
脚本:滋野辰彦 演出:持永只仁
国立映画アーカイブ所蔵

レクチャー(45分)
講師:鷲谷花

 

《参加費》 一般:1000円 ユース(25歳以下):500円 会員:800円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

協力:国立映画アーカイブ
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業


神戸クラシックコメディ映画祭2022
2022年1月8日(土)〜10日(月・祝)

8日・9日 会場:神戸映画資料館(新長田)
10日 会場:旧グッゲンハイム邸(塩屋)

 

笑って つながる 

心が歩き出す

はるか北欧の凸凹二人組
古き良きアメリカの 伝説のコメディアン
花の都の東京も 喜劇スターが勢ぞろい
原始時代も ローマ時代も そして今でも
変わらないもの それは愛と笑い

──いいをじゅんこ
(クラシック喜劇研究家/古典喜劇映画上映委員会委員長)

 

 

©デンマーク映画協会

Aプログラム北欧の極楽コンビ ファイ&ビー
『ファイ&ビー 海辺の旅』Vester-Vov-Vov
(1927/108分/サイレント/Blu-ray)
パラディウム・フィルム
監督:ラウ・ラウリッツェン
出演:カール・シェンストロム、ハラルド・マドセン
デンマーク映画協会提供

ファイ&ビー(Fy&Bi)はデンマーク語で「灯台とサイドカー」を意味する。1920年代初めに結成しローレル&ハーディより早く世界の人気者になった。北欧の貧しくも美しい漁村を舞台にペーソスとシュールなドタバタが展開する。デンマーク映画協会の全面協力で知られざる北欧の喜劇コンビを紹介する。

伴奏:
8日・鳥飼りょう(piano)
10日・塩屋楽団:稲田誠(contrabass)、鈴木勝(electric guitar)、山本信記(synthesizer, trumpet)、森本アリ(sampler, jews harp)


Bプログラムニッポンの喜劇 三木のり平を愛す

©︎国際放映

『誰よりも金を愛す』
(1961/86分/トーキー/Blu-ray)新東宝
監督:斎藤寅次郎
出演:三木のり平、トニー谷、浜野桂子
国際放映提供

まもなく生誕100年を迎える三木のり平。演ずるは小原庄助の18代目子孫。故郷に錦を飾るべく現代の東京でケチケチ生活に励むも貯金はままならない。先祖代々の幽霊が助っ人として現れるが…。ハイテンポなオールスター喜劇の傑作!『何はなくとも三木のり平』(青土社)の編者で作家の戸田学氏によるトークあり。

トーク:戸田学(作家/映画コラムニスト)


Cプログラムマルクス兄弟 ナウ!
『我輩はカモである』Duck Soup
(1933/68分/トーキー/16mm)
パラマウント・ピクチャーズ
監督:レオ・マッケリー
出演:マルクス兄弟、マーガレット・デュモン、エドガー・ケネディ
プラネット・プラス・ワン提供

併映:『素晴らしき宝石泥棒』
The Incredible Jewel Robbery
(1959/8分(短縮版)/トーキー/16mm)
レヴュー・プロダクションズ
監督:ミッチェル・ライゼン
出演:ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、ベニー・ルービン
神戸映画資料館提供

パラマウント時代の代表作であり、世の中のあらゆる権威を徹底的に笑い飛ばしたマルクス兄弟の真骨頂がついにクラコメに降臨する。今回は50年代にテレビ放映された(ほぼ)無声の短編喜劇を併映。上映後トークにマルクス兄弟ファンでもある富岡邦彦氏を迎え、彼らの喜劇を語り尽くす。

トーク:富岡邦彦(プラネット・プラス・ワン代表/映画プロデューサー)


Dプログラムグリフィスとキートン/慈愛と喜劇 第二章
『恋愛三代記』Three Ages
(1923/63分/サイレント/16mm)
バスター・キートン・プロダクションズ
監督:エディ・クライン、バスター・キートン
出演:バスター・キートン、ウォーレス・ビアリー、ジョー・ロバーツ
神戸映画資料館提供

2021年末の『イントレランス』上映との連携企画。異なる時代を並行して描くグリフィスの大作をパロディ化したのがキートンの初長編『恋愛三代記』である。本家とパロディ、どちらも傑作。ぜひ続けて観て欲しい。人気活動写真弁士の坂本頼光氏、神戸に来たる!!

弁士:坂本頼光 伴奏:天宮遥(piano)


Eプログラムルビッチ・オペレッタの至福
『ラヴ・パレード』The Love Parade
(1929/108分/トーキー/Blu-ray)
パラマウント・ピクチャーズ
監督:エルンスト・ルビッチ
出演:モーリス・シュバリエ、ジャネット・マクドナルド、ルピノ・レーン
ダッサイ・フィルムズ提供

フランス出身の歌手でブロードウェイのスターだったシュバリエを主演に迎え、“逆玉の輿”ロマンスを描く幸福感に満ちたオペレッタ。エルンスト・ルビッチ監督初のトーキーだが演出には迷いがない。無声コメディアンのルピノ・レーンが見事な体技と歌声を披露している。

 


Fプログラムショートコメディのマエストロ 兄弟篇
『ずるい若様』His Royal Slyness
(1920/25分/サイレント/16mm)
ハル・ローチ・スタジオ
監督:ハル・ローチ
出演:ハロルド・ロイド、ゲイロード・ロイド

『ドラマ・デラックス(短縮版)』Drama Deluxe
(1927/9分/サイレント/16mm)
ルピノ・レーン・コメディ・コーポレーション
監督:ノーマン・タウログ
出演:ルピノ・レーン、ウォレス・ルピノ

以上、個人蔵

『誰が夫か』The Caretaker’s Daughter
(1925/27分/サイレント/16mm)ハル・ローチ・スタジオ
監督:レオ・マッケリー
出演:チャーリー・チェイス、ジェームス・パロット
神戸映画資料館(玉岡忠大コレクション)提供

『活動小屋』The House of Flickers
(1925/19分/サイレント/Blu-ray)フォックス・フィルム・コーポレーション
監督:ベンジャミン・ストロフ
出演:ジェームス・パロット、バスター・ブロディ
デンマーク映画協会提供

今回のマエストロは無声時代に実の兄弟が共演した短編を特集。『ドラマ・デラックス』のルピノ・レーンは『ラヴ・パレード』にも出演している。チャーリー・チェイスの実弟ジェームスが単独主演したフォックス喜劇は欧州で発掘された激レア。クラコメならではの短編喜劇の詰め合わせをご賞味あれ。

伴奏:鳥飼りょう(piano)


Gプログラムメエ・ウェスト&W・C・フィールズ
『南瓜おやじ西部へ行く』My Little Chickadee
(1940/87分/トーキー/16mm)
ユニバーサル・ピクチャーズ
監督:エディ・クライン
出演:メエ・ウェスト、W・C・フィールズ、ジョセフ・カレイア

伝説のコメディアンW・C・フィールズとハリウッドの姐御ことメエ・ウェストがダブル主演した唯一の作品。際どいセリフを自ら書き常に時代の反逆児だった“女王”メエ・ウェスト。独特のセリフ回しと存在感は一度見たら忘れられない。日本未公開作。


Hプログラムメーベルとファッティ(とキートン)
『デブ君の田舎暮らし』
Fatty and Mabel’s Simple Life
(1915/33分/サイレント/16mm)
キーストン・フィルム・カンパニー
監督:ロスコー・アーバックル
出演:メーベル・ノーマンド、ロスコー・アーバックル、アル・セント・ジョン

『でも好き』That Little Band of Gold
(1915/33分/サイレント/16mm)
キーストン・フィルム・カンパニー
監督:ロスコー・アーバックル
出演:ロスコー・アーバックル、メーベル・ノーマンド、フォード・スターリング

『デブ君の入院』Good Night, Nurse!
(1918/26分/サイレント/16mm)コミーク・フィルム・カンパニー
監督:ロスコー・アーバックル
出演:ロスコー・アーバックル、アル・セント・ジョン、バスター・キートン

以上、神戸映画資料館(玉岡忠大コレクション)提供

キーストン社でチャップリンと人気を二分したロスコー・アーバックルは、1915年からメーベル・ノーマンドとのコンビ作を多く発表。結婚のさまざまな形を描く家庭ドタバタ喜劇には映画監督としてのアーバックルの成長も見て取れる。独立後のキートンとの共演作もあわせて上映。玉岡コレクションの貴重なフィルムから生まれたプログラム。

伴奏:天宮遥(piano)

 

《料金》入れ替え制
活弁・演奏付き上映(10日) 一般1800円 中学生以下1300円
演奏付き上映
一般1500円 ユース(25歳以下)・シネマ倶楽部会員1300円 中学生以下1000円
上映のみ
一般1200円 ユース(25歳以下)・シネマ倶楽部会員1000円 中学生以下800円
*未就学児は無料
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
神戸映画資料館 info@kobe-eiga.net 078-754-8039
旧グッゲンハイム邸 guggenheim2007@gmail.com 078-220-3924

企画・作品解説:いいをじゅんこ
デザイン:萩原小麻紀

主催:古典喜劇映画上映委員会
後援:神戸市、神戸市教育委員会
助成:神戸市芸術文化活動助成、芸術文化振興基金
協力:国際放映、ダッサイ・フィルムズ、デンマーク映画協会、プラネット・プラス・ワン、橋本英治、溝渕一夫、神戸映画資料館、旧グッゲンハイム邸


第63回 くにづか月イチ上映会 映像で見る昭和の生活文化
2022年1月15日(土) 13:30〜  

神戸映画資料館が所蔵するフィルムの中から、昭和の暮らしを写し出す映像を、毎回3〜4本(計約60分)上映していきます。

《料金》 無料
アスタくにづか3番館1階の「コミュニティハウス」で整理券を進呈

主催:くにづかリボーンプロジェクト、アスタくにづか神戸市保留床テナント会


第1回1.17上映会 『すずしいいるか』
2022年1月16日(日)・17日(月)

「れいこいるか」
(2019/100分/HD[ブルーレイ上映])
企画:朝倉大介 プロデューサー:川本じゅんき・朝倉庄助
監督:いまおかしんじ 脚本:佐藤稔
撮影:鈴木一博 録音:弥栄裕樹 音楽:下社敦郎 編集:蛭田智子 助監督:女池充・坂本礼
製作:朝日映劇 制作:国映株式会社
配給:ブロードウェイ

出演:武田暁、河屋秀俊、豊田博臣、美村多栄、時光陸、田辺泰信、上西雄大、上野伸弥、石垣登、空田浩志、テルコ、川上皓翔、桑村大和、グェンティ・コックミ、杉本晃輔、西山真来、徳竹未夏、古川藍、多賀勝一、水野祐樹、小倉Pee、南山真之、グェンタイン・サン、森千紗花、若宮藍子、北田千代美、上村ゆきえ、徳永訓之、佐藤宏

阪神・淡路大震災で一人娘を亡くした夫婦の23年間をテーマにしたフィクション・ドラマ。
『つぐない』『あなたを待っています』のいまおかしんじ監督が震災直後から原案を温め、震災後25年の節目を前に作品化。
震災での娘の死を機に関係が悪化し、離婚した夫婦の絆の回復を、長田や三宮など神戸の街並みを舞台に描きだす。
監督が「今やるなら、これまでの月日を描こう」と心に決め、2017年1月から撮影を始めた本作は、神戸の下町の風情が残る長田区の路地裏や酒店などを、いまおか監督自らが街を歩き回って探し出し、等身大の神戸を象徴する「震災前から残る風景」がロケ地に選ばれている。

→公式サイト

 

「すずしい木陰」
(2019/96分/HD[ブルーレイ上映])
プロデューサー:関友彦 監督・脚本・編集:守屋文雄
撮影:高木風太 音響:弥栄裕樹 現場応援:柴田剛
協力:nomadoh 宣伝プロデューサー:重久夏樹
製作・配給:cogitoworks

出演:柳 英里紗

この木陰で見たことは、決して言葉にしないでください。
「うたた寝をしているのは中古車屋の娘で、」
といったストーリーは、実はこの映画にはありません。
ただただ、女の子が寝ているだけの映画です。
物語らしいことは何も起きない。にもかかわらず、
確かに何かが起きている。

なんでこんなものが撮れてしまったのか。それは分かりません。
「見つめる」行為の向こうに、立ち現れてくる何か。
この映画で目にしたことは、決して言葉にしないでください。
『すずしい木陰』は、あなたのために作られた映画です。

→公式サイト

 

《料金》
ドネーション制(募金箱あり〼)もちろん無料でもご鑑賞いただけます

主催:国映映画研究部


限定上映 『カウンセラー』
2022年1月29日(土)・30日(日) 13:30〜

「カウンセラー」
(2020/42分/HD[ブルーレイ上映])
​製作:百々保之 監督・脚本:酒井善三 撮影:川口諒太郎
音楽:Silver Valley(吉川彰彦、工藤智弥)
録音・音響:鈴木万理 照明:西山竜弘
メイク:久津見綾音 メイキング:畠山隼一
​助監督:浜崎初菜 ​制作:寺倉森太郎

出演:鈴木睦海、西山真来、亀田梨紗、蒲池貴範、田中陸

ある心理相談室に勤める心理カウンセラー・倉田真美は、妊娠6ヶ月目で産休前最後の出勤日だった。
予定していた最後の相談者を見送ったあと、ある一人の女性・吉高アケミが予約なしでやってくる。
やむなく「相談内容だけでもお聞きしましょうか」と伝えた倉田に、
アケミは「……妖怪が見えるんです」と語り始める。
謎めいた彼女の口から語られる暗い物語が、
奇妙なことに聞いている倉田を妄想に駆り立て、不安の渦に堕としてゆく……。

→公式サイト

《料金》
一般:1000円 ユース(25歳以下)・会員:800円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039


連続講座 古典映画超講義 クラシック映画を楽しむための6つのレッスン
2022年1月〜3月 全6回

古典映画、特にモノクロ映画は敬遠ぎみという映画ファンに捧げる3ヶ月、全6回の短期集中講座を開催します。
参加費の初回無料や先行予約など、ユース世代を優待する企画です。ぜひこの機会にクラシック映画の魅力を発見してください。お楽しみはこれからだ!

映画史入門① サイレント映画の魅惑
2022年1月29日(土)・30日(日) *30日は前日の講座の録画

古典映画の基礎レッスン、全3回の1回目。選りすぐりの傑作映画を見ながら映画の歴史を楽しく学びましょう。

14:30〜 上映
「サンライズ」
Sunrise: A Song of Two Humans
(1927/94分/サウンド版/16mm)
監督:F・W・ムルナウ
脚本:カール・メイヤー
撮影:チャールズ・ロッシャー、カール・ストラス
出演:ジャネット・ゲイナー、ジョージ・オブライエン、マーガレット・リヴィングストン

 

16:15〜 講座(終了予定17:00)
講師:井上正昭(映画研究) *30日は前日の講座の録画
サイレント映画は、ただ古いだけの映画なのではない。それは映画の原点であり、根っこであり、そこには映画の本質が隠されている。サイレント映画は、声やサウンドや音楽を欠いた不完全な映画なのではなく、いま映画館で上映されている多くの作品とは異なる論理で作り上げられた映画なのである。最近の映画しか知らない人が、もしも一切の先入観を捨てて見るならば、サイレント映画は、古臭いどころか、むしろ全く新しい映画のように見えてくるはずだ。この最初の講座では、古くてまた新しいサイレント映画の世界とその魅力について考えながら、トーキー出現までの映画の歴史を駆け足でたどってゆく。参考上映作品には、サイレント映画の完成形といってもいいムルナウの傑作『サンライズ』を選んだ。そのめくるめく映像には、今の観客も圧倒され、たちどころに作品世界に引き込まれることだろう。映画史の知識も重要だが、ひとまずは、そんなことはすべて忘れて、この傑作を現在形で堪能していただきたい。

今後の予定
◉ 特別講座①〜③ 各回、講師の映画作家が選んだ古典映画を観賞し、映画の見方、楽しみ方を学びます。
  講師:井口奈己『周遊する蒸気船』(2月)、石井岳龍、濱口竜介(3月)
◉ 映画史入門②③ 講師:井上正昭(2・3月)

《参加費》 上映+講座  ユース(25歳以下)無料(初回限定) 一般1000円
予約受付
受付開始 ユース優先受付:開催日の一ヶ月前から 一般:開催日の2週間前から
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

KOBEアート緊急支援事業(映画館支援)


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。