プログラムPROGRAM

ドキュメンタリー映画 東日本大震災を記憶する証言集・学校篇
「3月11日を生きて 〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜」
2012年7月20日(金)〜24日(火)

7月21日(土)14:40〜(13:00の回上映終了後) 参加無料・要当日の映画鑑賞券
トーク:青池憲司監督
21日は各回上映前に監督挨拶がございます。

「3月11日を生きて 〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜」(2012/97分/DV)
監督:青池憲司  撮影:一之瀬正史 編集:村本勝
録音:滝澤修 音楽:森拓治 語り:三國裕子 監督助手:尾崎日出夫
製作:『宮城からの報告 〜こども・学校・地域〜』製作委員会
 
2011年3月11日、東日本の太平洋岸一帯を襲った大津波は、宮城県石巻市にも大きな災厄をもたらしました。被害を受けた人びとは、その体験をどのように語り、伝えるのか。ことばは、そのとき、どんな力を持つのか。
この映画は、津波と火災で壊滅的な被害を受けた、石巻市立門脇小学校の児童・教師・保護者が、かつて体験したことのない大地の揺れと、迫りくる大津波の危機を乗り越えて生きた約16時間(11日午後2時46分から12日朝まで)を、37人の「ことば」=証言で紡いだ作品です。

青池憲司監督からのメッセージ
あの圧倒的な津波の被害に立ち向かうには何をもってすればよいのか。それは「ことば」だ、と被災地の人びとはいいます。「おとなもこどもも、自分の体験をことばにすること、それを繰り返し語ること。それがたいせつ。とてもつらいけど」。この映画は、小学生から高齢者まで、人びとが語る「ことば」で3月11日をみつめました。阪神大震災被災地のみなさんには、その「ことば」を聴きとり、観とっていただければと思います。
 
主な作品
『日本幻野祭三里塚』、『合戦』東京都教育映画祭金賞、『ベンポスタ・子ども共和国』日本カトリック映画賞、『琵琶法師 山鹿良之』毎日映画コンクール・記録文化映画賞・文化庁優秀映画作品賞
【阪神大震災関連作品】
記憶のための連作『野田北部・鷹取の人びと』全14部(14時間38分)  
『阪神大震災 再生の日々を生きる』(2時間36分)
【東日本大震災関連作品】
『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』
『タイトル未定作品』(2012年4月撮影終了)2012年8月完成予定
石巻市立門脇小学校児童の震災後の授業を中心に、学校、家庭、地域の人びとが、困難を克服し、再生していく道のりを見つめる長編ドキュメンタリー映画。

青池組@宮城応援ページ

《料金》
一般1300円 学生・シニア1000円 高校生以下500円
会員1000円 学生会員・シニア会員900円

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。