プログラムPROGRAM

[貸館]映画『ひろしま』 神戸上映会
2012年11月16日(金)・17日(土)・19日(月)・20日(火)

『ひろしま』
1953年/104分/モノクロ/ブルーレイ上映
 
出演:月丘夢路、岡田英次、加藤嘉、山田五十鈴 
製作:伊藤武郎 監督:関川秀雄 脚本:八木保太郎 音楽:伊福部昭 撮影:中尾駿一郎・浦島進
監督補:小林大平 助監督:熊井啓
 
58年の時を経て、幻の映画が奇跡の再公開!
広島の市民ら約8万8千人が出演し、原爆が投下された直後の惨状を再現した―

 
自らも広島で被爆した教育学者・長田新が編纂した文集『原爆の子~広島の少年少女のうったえ』を、日本教職員組合が映画化を決定し、八木保太郎の脚色により映画化された本作は、日教組に参加する広島県教職員組合と広島市民の全面的な協力の下で制作され、多数の広島市の中学・高校生と父母、教職員、一般市民等約8万8500人が手弁当のエキストラとして参加した。その中には原爆を直接経験した者も少なくなかったと伝えられている。映画に必要な戦時中の服装や防毒マスク、鉄カブト等は、広島県下の各市町村の住民から約4000点が寄せられた。『ひろしま』で描かれる原爆投下後の圧倒的な群衆シーンの迫力は、これら広島県民の協力なくしてはあり得なかっただろう。
 
東宝出身で戦後独立プロに転じた監督の関川秀雄は、原爆が投下された直後の地獄絵図の映像化に精力を傾け、百数カットに及ぶ撮影を費やして、克明に原爆被災現場における救護所や太田川の惨状等の阿鼻叫喚の修羅場を再現した。
 

お問い合せ:黒潮物語元気な子の会
       小林 090-8961-5019  E-MAIL pon_9640@ybb.ne.jp

《料金》 大人¥1500(税込) 中高生¥900(税込)
小学生以下無料

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※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。