映画チラシの世界
2021年2月6日(土)15:00〜
(終了予定17:30)

 新作映画の公開に合わせて、必ず作られると言ってよい映画チラシ。私たち観客は、そのビジュアルや謳い文句によってその作品のイメージを持ち、劇場へ足を運びます。それらはどのような過程を経て作られるのか、映画チラシやポスターを多数手がけているグラフィックデザイナーの椚田 透さんをゲストに迎え詳しくうかがいます。映画ファンだけでなく、デザインに関心のある方にも楽しんでいただけるプログラムです。

第一部 15:00〜15:30
チラシに見る関西自主上映の歴史

発表:田中晋平(神戸映画保存ネットワーク客員研究員)
アクティブ・アーカイブ・プロジェクトでは、神戸映画資料館が収集してきた映画のチラシの整理作業を市民ボランティアのご協力も得て進めてきました。今回は邦画や洋画、特集上映、映画祭など、さまざま映画のチラシをどのように分類してきたか、具体的な整理の行程などをご紹介します。さらに、一般の映画館のチラシのみならず、特に関西の自主上映グループなどが発行してきたチラシもご覧いただき、映画チラシの奥深い世界を覗いてもらいたいと思います。

第二部 15:40〜17:30
映画チラシのできるまで

ゲスト(リモート):椚田 透(nix graphics/グラフィックデザイナー)
新作だけでなく、溝口健二、市川雷蔵、ロマンポルノなどのクラシック特集や神戸映画資料館のオリジナル特集と、これまで幅広く手がけてこられた映画チラシの制作過程をうかがいます。さらに、映画チラシの役割、ひいてはデザインとは何かということを考えたいと思います。

配信協力:旧グッゲンハイム邸

《参加費》無料
《オンライン参加》 事前申込制 *後日、アーカイブ配信も予定
《会場参加》神戸映画資料館(定員19名/予約制/コロナの状況次第でオンラインのみ)
参加申込フォーム(オンライン/会場) → Peatix

※内容は予告無く変更する場合があります。