プログラムPROGRAM

[お詫びとお知らせ]
『貴族の巣』と『ワーニャ伯父さん』はカラー作品ですが、上映プリントがかなり褪色していることがわかりました。確認が遅くなり申し訳ありません。
通常の鑑賞料はいただけないと判断しカンパ制とさせていただきます。楽しみにされていた皆様にご迷惑をおかけすること、心よりお詫び申し上げます。(2020年1月24日)

ロシア・ソヴィエト映画 連続上映
第29回 アンドレイ・コンチャロフスキー特集 後編

2020年1月25日(土)・26日(日)

アンドレイ・コンチャロフスキーが連続して手がけた文芸作品の映画化。新境地を切り開き、映画作家としての地位を世界的にも不動のものとした。

「貴族の巣」ДворянскоеГнездо
(1969/110分/35mm)モスフィルム

監督・脚本:アンドレイ・コンチャロフスキー
原作:イワン・S・ツルゲーネフ
撮影:ゲオルギー・レルベルグ
音楽:ヴャチェスラフ・オフチンニコフ
出演:イリーナ・クプチェンコ、レオニ―ド・クラーギン、ベアタ・トゥイシケヴィッチ、ヴィクトル・セルガチョフ

19世紀中葉のロシア貴族社会を背景に、理想に燃えながら夢破れるインテリ貴族の悲劇を描く。愛と信仰にひたむきで、永遠に純真さを失わないヒロイン、リーザ役には、当時、演劇学校在学中の新人イリーナ・クプチェンコが抜擢され、次回作『ワーニャ伯父さん』にも続けて出演している。

 

「ワーニャ伯父さん」Дядя Ваня
(1971/104分/35mm)モスフィルム

監督・脚本:アンドレイ・コンチャロフスキー
原作:アントン・チェーホフ
脚本:ユーリー・クレピコフ
撮影:ゲオルギー・レルベルグ、エフゲニー・グスリンスキー
美術:V・ラッポポルト
音楽:アルフレッド・シニートケ
出演:インノケンティ・スモクトゥノフスキー、セルゲイ・ボンダルチュク、イリーナ・クプチェンコ

痛風病みの老教授と若く妖艶な後妻エレーナ、宗教的な忍従と暖い愛の心を持った教授の娘ソーニャ、ソーニャとともに教授のために一生を領地の経営に捧げてきたワーニャ伯父さん、19世紀末の頽廃した時代にあってもなお、未来に希望を繋いでいる医師アーストロフらの登場人物が、たがいに交錯しあって結ぶことのない愛を織りなし、空しく孤独感を燃焼させる。

 

主催:神戸映画資料館、アテネ・フランセ文化センター
協力:ロシア映画社

[お詫びとお知らせ]
『貴族の巣』と『ワーニャ伯父さん』はカラー作品ですが、上映プリントがかなり褪色していることがわかりました。確認が遅くなり申し訳ありません。
通常の鑑賞料はいただけないと判断しカンパ制とさせていただきます。楽しみにされていた皆様にご迷惑をおかけすること、心よりお詫び申し上げます。(2020年1月24日)

《料金》入れ替え制
1本あたり
一般1200円 ユース(25歳以下)1000円
神戸プラネットシネマ倶楽部会員1000円
アテネ・フランセ文化センター会員1000円
《割引》
当日2本目は200円引き

これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。