ワークショップWORKSHOP
2011 8


 

2011年神戸映画ワークショップ

8月13日(土)・14日(日)・15日(月)
3日間の短期集中講座(企画、撮影、編集)

一日目は、企画立案から演出プラン、完成までの流れを、神戸で撮影した『MISSING』の実作者である佐藤央監督と撮影助手から学びます。続く二日間は、撮影と編集の実践。
初心者から経験者まで、各受講者の希望に臨機応変に対応するカリキュラムです。
どんなに良い設備と著名な講師に学んでも、実際に自分で映画を作ろうという時にその技術が使えなくては役に立ちません。
この講座では、映画作りを志す人が、その一歩を踏み出すために必要な実践的な知識と経験を得てもらいます。
 
  
 カリキュラム 

8月13日(土)13:00〜18:00
映画ガイダンス「企画発案、撮影と編集」
 講師:佐藤央、岡山佳弘 ゲスト:小出豊
神戸映画資料館で今年製作した『MISSING』を例に取り、映画作りの流れと、各パートの役割を具体的に学びます。
 1.『MISSING』鑑賞
 2.企画立ち上げ〜脚本作り
 3.撮影準備(キャスティング、ロケハン)〜現場での演出・ 撮影
 4.編集〜音楽入れ
 
8月14日(日)10:30〜18:00
撮影実技「機材の使い方、撮影」
 講師:唐津正樹、岡山佳弘
※受講生でビデオカメラ、三脚をお持ちの方は持参、こちらでもいくつかビデオカメラを御用意しています。尚、動画撮影機能を備えたデジタルカメラでも可。
 
1.撮影講習
 SD,HDビデオカメラの使い方から、撮影に必要な知識「露出、フォーカス、ホワイトバランス」などを中心に撮影の基礎技術を学んでいただきます。また、編集時に必要となる映像素材についての事前準備「カット割、絵コンテ、ロケ交渉術」についてのアドバイスも行います。
※ビデオカメラご持参の場合は使用方法についてのQ&Aも受け付けます。
 [カリキュラム内容(抜粋)]
 ・ビデオ用三脚の使い方
 ・ビデオカメラの機能説明と撮影方法「露出、フォーカス、ホワイトバランスetc…」
 ・絵コンテ、カット割り
 ・ロケ交渉
 ・映画的撮影術
 
2.撮影実習
 各自カメラを持って、撮影に出ます。(カメラ持参でない受講生と希望者には、講座で用意したカメラを使っていただきます)
 最終的に3~5分程度に編集して完成させるための映像素材を撮ってもらいます。
 被写体や撮影場所など内容は自由です。撮影場所の見つけ方、周辺への配慮など、実際に自力で行うために必要なことを実地に経験します。
 出演者が必要な場合、各自連れてくるか、受講生などに協力を求めてください。
 ※撮影対象が見つからない場合は、こちらで用意した撮影素材を使用していただくことも可能です。
 
8月15日(月)13:00〜18:00
編集実技「編集、DVD制作」
 講師:唐津正樹
1.編集講習
 映像編集ソフト「FinalCutPro」を使用して、前日に撮影した映像素材を編集します。
 基本的な「カット編集、映像効果、音の調整、タイトル作成」などを学びます。
 [カリキュラム内容(抜粋)]
 ・素材の編集「カット、インサート編集」
 ・映像効果「トランジション、フィルタ」
 ・色・輝度補正「簡単なカラーコレクション」
 ・音量の調整、音付け
 ・タイトル作成
 
2.編集実習
 前日に撮影した映像を各自編集します。
 ※講座外で撮影した映像素材を持ち込んで編集してもかまいません。その場合、14日までに持参してください。
 

*編集した映像は、DVD化して、8月20日(土)18:10から神戸映画資料館シアターで上映し、講評と受講者同士の意見交換を行います。上映後、受講生各自にDVDを差し上げます。
*受講者は〈佐藤央作品集〉を自由に鑑賞できます。

 
 主な講師 
唐津正樹(映画監督)
海外の映画祭でも上映された『赤い束縛』で注目される関西映画界のホープ。
佐藤央(映画監督)
昨年末に神戸・新長田で撮影を行い、今年4月に『MISSING』として作品を完成。新境地を開いたと好評を得て一般公開準備中。8月20・21日に〈佐藤央作品集〉の上映がある。
 募集要項 
受講資格:18歳以上、経験の有無は問わず

受講料:18,000円
 お申込み 
以下の項目を記入の上、info@kobe-eiga.netにお申し込みください。
 1.氏名
 2.年齢
 3.職業(学校名等)
 4.住所
 5.電話番号
 6.メールアドレス
 7.ビデオカメラ・三脚の有無/カメラの型番
 8.本講座に期待すること
 
 会 場  神戸映画資料館

 運 営  神戸プラネット

 協 力  KyotoDU、神戸芸術工科大学、新長田まちづくり株式会社

 お問い合わせ 

神戸映画資料館
078-754-8039
info@kobe-eiga.net


『ペデストリアンデッキの対話』(仮題) キャスト募集

 
神戸映画資料館では、実践的な映画・映像づくりを学ぶ場を作り、未来の映像文化の担い手を育成することを目的として神戸映画ワークショップを毎夏開講しています。
この『ペデストリアンデッキの対話(仮)』はそのワークションプの延長として製作します。

募集キャスト
千田陽子(30 〜40歳・女)
コールセンター勤務。社交的で面倒見の良い、気品のある雰囲気を持った女性
 
奥村斗真(25 〜35歳・男)
不動産会社勤務。愛想が良く世話好き、第一印象がさわやかなタイプ

 
井上(55 〜65歳・男)
振興会理事長。温厚で情が厚い、あまり小さいことは気にしない男性

 
秋本(20 〜30歳・女)
陽子の同僚。何も考えていないように見えるが、現実的なタイプ

 
[あらすじ]
取り立てて目立った人生を送ってこなかった千田葉子(33)は、ふと「自分の店」を持ちたいと思い、職場近くの不動産屋で働く奥村斗真(26)に協力を仰ぐ。
テナントの入居契約を取り付けたが、ただ広いテナントをみた千田は想像のみで決意した出店に途方もない現実を見る。それから奥村と千田は多少ちぐはぐながらも
地元の喫茶店主に話を聞いたり、開業セミナーに出向いたりしながら、出店への可能性をさぐるが…。
撮影期間:2011年9月6〜16日(内6 日程度、平日中心)
オーディション開催日:8月18日(木)・19日(金)予備日:25日(木)
時間:相談
場所:神戸映画資料館

簡単なプロフィール・上半身・全身写真 各1枚づつ、ご連絡先、お名前・電話番号・メールアドレス、オーディション希望時間を添えて以下のメールアドレスまでお送り下さい。追ってご連絡させて頂きます。
 
*オーディション情報は本作品以外の目的で使用する事はありません。
*本作品の出演料に関しましては、大変申し訳ありませんが、交通費・食事代のみ応相談とさせていただきます。ご了承ください。
*応募資料を返却することはいたしませんので、応募の際はコピーを取ってご応募ください。
 
 スタッフ 
[監督]唐津正樹
1979 年京都生まれ。大阪電気通信大学在学時に大森一樹監督(『TRY』『ゴジラ対ビオランテ』)の研究室で映画を学ぶ。卒業後、インターネットTV 会社勤務、一年間で40 本近くの映像を制作&配信。神戸ビエンナーレ(2007/2009 年)やハーバーランドFamilio 内イベントにおいて過去に映像制作&記録を担当。また新長田神戸映画資料館で2008 年より4 度にわたるワークショップのおいて講師を務める。現在は京都にあるKyotoDU においてパナソニック映像機器のコーディネート業務に従事。
 
製作:神戸映画資料館
 
 お問い合わせ 
製作部助監督 担当:大岸智博
080-3816-1452 pedestrian.deck@gmail.com
 
神戸映画資料館 担当:田中
078-754-8039 info@kobe-eiga.net
〒653-0036 神戸市長田区腕塚町5丁目5番1-201
アスタくにづか1番館北棟2F 


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