イベントEVENT

『哲学的なものと政治的なもの:開かれた現象学のために』刊行記念イベント
第1部「多民族・多文化共生社会を考える」
2010年10月2日(土)13:30
『哲学的なものと政治的なもの:開かれた現象学のために』(松葉祥一著・青土社刊)の刊行を記念して、多民族・多文化の共同体のありかたを考えるイベントを開催します。
映像を提供するのは、長田区鷹取で多文化な背景を持つ子供たちによる表現活動に取り組むRe:C(レック)。上映後の座談会では、この活動に携わるメンバーを交えて、地域共同体や外国人との共生について話し合います。
13:30~ イントロダクション:松葉祥一(神戸市看護大学教授)
14:00~ Re:C制作の映像上映
      「MC NAM PV オレの歌」(約5分)
      「長田のベトナム人大集合! ベトナムの旧正月」(約5分)
       ほか数本
15:00~ 座談会
      出席者:松葉祥一
          国本隆史(多言語センターFACIL)
          村上桂太郎(多言語センターFACIL)
      ゲスト:MC NAM
     (終了予定16:00)
 

 

松葉祥一
1955年生まれ。神戸市看護大学教授。メルロ=ポンティをはじめとする哲学思想研究を行うと同時に、様々な社会問題の現場と積極的に関わりながら、身体論、社会共同体論、臨床医学といった多岐にわたる領域で、個人の自由、他者との共存、新たな共同性はいかにして可能かを実践的に問いかけている。著書に、『哲学者たちは授業中』(ナカニシヤ出版、共著)、『普遍性か差異か』(藤原書店、共著)、『ポストコロニアリズム』(作品社、共著)、『ナースのための実践論文講座』(人文書院)など、翻訳書に、タハール・ベン・ジェルーン『娘に語る人種差別』(青土社)、エティエンヌ・バリバール『市民権の哲学』(青土社)、ジャック・ランシエール『不和あるいは了解なき了解』(インスクリプト、共訳)、ジャック・デリダ『友愛のポリティックス』(みすず書房、共訳)などがある。

《料金》 無料

 
主催:神戸映画資料館、特定非営利活動法人 多言語センターFACIL、ワールドキッズコミュニティ
協力:青土社
 
[関連サイト]
Re:C 多文化な背景を持つ子どもたちによる表現活動
ワールドキッズコミュニティ
青土社

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※内容は予告無く変更する場合があります。