イベントEVENT

第8回ホームムービーの日 「思い出すこと、あるいは見つめなおすこと」
2010年10月16日(土)
 
「ホームムービーの日」という世界的な記念日があるのをご存知ですか?
家庭の押入れに埋もれているような名もなきフィルムに光をあてようと、毎年10月16日に、各家庭や地域で忘れられ眠っているフィルムが持ち寄られて上映イベントが催されます。
映写機のカタカタという音や光と共にスクリーンいっぱいに映し出しされた家族の映像。そんな映像は、その家族にしか価値を持たないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。その映像から当時の時代の風俗や他の人の記憶など、新しい「何か」を見つめなおすきっかけが生まれるのです。
過去を「思い出すこと」「見つめなおすこと」は、「今・ここ」に生きる私たちの生活のかけがえのなさを知ることにつながるのかもしれません。
13:00~15:00(予定) 一般公募ホームムービー上映
 [特別上映]《エトナ映画の自画像》~立命館大学ARCコレクション~
京都映画史の調査とアーカイブを行う「京都文化デジタル・アーカイブ–マキノプロジェクト」が収集、復元してきた映画コレクションから、エトナ映画社社撮影所所長の田中英一氏(1916-2007)旧蔵のプライベートフィルムを紹介。(計 約45分/18fps・35mm・白黒・無声)
 ■解説:冨田美香氏(立命館大学映像学部准教授/マキノプロジェクト代表)
「ロケーションの想ひ出」
「エトナスタジオ」
「素人演藝名流大会」
「カメラマンの想い出 昭和10-20年頃」
 
15:15~    「左義長」(1959年1月15日の記録/約10分/16mm/サイレント/神戸市)上映
「左義長」は、平安時代の988年に始まったと伝えられる長田・駒林神社の伝統行事。三基の「お山」のうち二基が東西に分かれ、網入れの優先権をかけて、倒しあいをして争った。争いは壮絶を極め「駒ヶ林のけんか祭り」と言われたという。
護岸工事が決まった1959年の最後の「左義長」を記録したのが、今回上映するフィルム。その後、1993年のアーバンリゾートフェアで再興された。
 

ホームムービー募集
8mm、9,5mmから16mmフィルムまで、ご家庭に眠るフィルムを幅広く募集中です。
お持ちの方はお気軽にご連絡下さい。
なるべく9月28日までにお問い合わせ下さい。
お問い合せ:078-754-8039(神戸映画資料館)
      kaurisumaki9◎hotmail.com
(◎を@に替えて送信してください/世話人:和田)

《料金》 無料

 
主催:神戸映画資料館(世話人:和田)
協力:神戸市
 
[関連サイト]
第八回ホームムービーの日公式HP

これまでのイベント|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。