「神戸の映画」上映会
『太陽の子 てだのふあ』
2018年2月11日(日)・12日(月・祝)

以前実施した〈「神戸の映画」大探索〉プロジェクトで、神戸の街が登場する映画をリストアップしました。
〈「神戸の映画」上映会〉は、それらの映画を鑑賞し、街の歴史と魅力を再発見するシリーズです。

taiyonoko01

 

taiyonoko04[上映]2月11日(日)・12日(月・祝)13:30〜
「太陽の子 てだのふあ」
(1980年/140分/35mm)
監督・脚本:浦山桐郎 原作:灰谷健次郎 撮影:安藤庄平
音楽:真鍋理一郎 美術:坂口武玄 編集:岡安肇 照明:熊谷秀夫
出演:原田晴美、大空真弓、河原崎長一郎、当山全拡、浜村純、殿山泰司

神戸で大衆食堂を営む沖縄出身の夫婦と小学生の娘、そしてその店に集まる人々の暖かい交流と背後に隠された暗い戦争の傷あとを描く。灰谷健次郎の同名の小説の映画化。

 

[トーク]2月11日(日)16:05〜16:50
ゲスト:山中速人(関西学院大学教授/社会学者)
聞き手:金千秋(FMわぃわぃプロデューサー/神戸映像アーカイブ実行委員会委員長)
阪神淡路大震災時、長田の駒ケ林には沖縄、奄美の人々、在日コリアン、難民として来たベトナム人がともに被災して集まっていました。今は琉球祭でのエイサーや沖縄食材のフェスティバルも盛んです。今回は、映画を入り口に沖縄と神戸の歴史的な関係を考えると同時に、広く移住や移民の問題についてお話をうかがいたいと思います。(金千秋)

《参加費》500円(11日はトーク付き) 《会場》神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。