公開研究会
[貸館]記憶を集める・公開する ──まだ存在しない「アーカイブ」を考える
2019年3月16日(土)10:00〜17:30 10:30〜18:00
近年、映像や写真といった視覚資料を扱うデジタル・アーカイブ構築の議論をよく目にするようになりました。しかしどうしてもそれが設備・施設や、技術的関心に先導され、肝心な目的、資料の存在とその活用──「誰の」「どんな記憶を伝承していくのか」という論点が置き去りにされることが、少なくないように思われます。
本研究会では、前日(3月15日)に京都大学で開催されるデジタルアーカイブ学会における同タイトルの企画セッションでの問題提起を引き継ぎ、具体的なプロジェクトと資料映像・写真群を見ながら、そこで扱われる資料、活用を支える組織や人的ネットワーク、権利処理や運営に関する問題について、ディスカッションを展開していきます。(水島久光)
10:00〜12:00 10:30〜12:30
沖縄の映像と戦後
進行 水島久光(東海大学)
13:00〜15:00 13:30〜15:30
コミュニティとナショナルの間をどうデジタル・アーカイブはつなぐのか
進行 原田健一(新潟大学)
15:30〜17:30 16:00〜18:00
映像アーキビスト資格とは何か?
進行 羽鳥隆英(新潟大学)
*開始時間が30分早まりました(3月10日変更)。
*各セッションの詳細は今後HPでアップします。
主催:新潟大学地域映像アーカイブ研究センター
《参加費》無料 《会場》神戸映画資料館