プログラムPROGRAM

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2007年10月12日(金)~14日(日)
韓国内では最近まで見ることができなかった幻の60年代韓国映画2本。韓国で予告編と本編の一部が発見され、KBS1で特番が組まれるなど話題となった『洪吉童(日本題名:少年勇者ギルドン)』。『愛は国境を越えて』も、なかなか見る機会のない貴重な作品です。
「少年勇者ギルドン」
(韓国/1967/75分/16mm/日本語吹替版)
監督:シン・ドンホン(申東憲)

「愛は国境を越えて」
(韓国/1965/75分/16mm/日本語吹替版)
監督:キム・ギドグ(金基悳)


2007年9月29日(土)・30日(日)
今年第10回を迎える山形国際ドキュメンタリー映画祭。そこで好評を博した日本ドキュメンタリー映画の回顧プログラムを再現し、さらに新たに収集したフィルムも上映する。
戦前編1
「明治の大相撲」 (土屋常二/1900)
「関東大震災実況」 (高阪利光、伊佐山三郎/1923)
「かへる」(太田仁吉/1932)
「東京から青森まで」(青地忠三/1933)
「もんしろ蝶の話」(太田仁吉/1936) ほか
戦前編2
「水の舞姫」(青地忠三/1928)
「子供と工作」(渡辺義美/1941/トーキー) ほか
戦前編3
「山宣渡政労農葬」(プロキノ/1929)ほか
「和具の海女」(上野耕三/1941/トーキー)
「鵜匠」(村松清四郎/1941/トーキー) ほか
戦後編
「月の輪古墳」(荒井英郎ほか/1954/トーキー)
「春を呼ぶ子ら」(松本俊夫/1959/トーキー) ほか


2007年9月22日(土)~24日(月・祝)
三流映画と言われながらも、娯楽映画を提供し続けた大都映画や宝プロ製作の珍しい時代劇映画。
「忍術千一夜」
(1939/50分/16mm)
大都映画
監督:大伴竜三
「神変美女峠 解決篇 又四郎笠」
(1951/83分/16mm)
宝プロ
監督:萩原章
「寶の山に入る退屈男」
(1938/65分/16mm)
新興
監督:西原孝


2007年9月15日(土)~17日(月・祝)
世界の名作を順次上映。「メトロポリス」は、字幕なしでも十分楽しんでいただける内容です。
「メトロポリス」Metropolis
(ドイツ/1926/104分/16mm)
監督:フリッツ・ラング
 
 
 
「春の調べ」EKSTASE/ECSTASY
(チェコ/1934/95分/16mm)
監督:グスタフ・マハティ
 
 
 
「世界残酷物語」MONDO CANE
(イタリア/1962/91分/16mm)
監督:グァルティエロ・ヤコペッティ


2007年9月8日(土)~9日(日)
アンダーグラウンド映画や世界の前衛映画の隠れた名作を発掘し、60年代から80年代にかけ活躍した映画評論家・佐藤重臣の偉業を辿る。
ダダからシュールへ
Aプロ
「幕間」
(フランス/1924/11分/16mm)日本語字幕なし
監督:ルネ・クレール
 
 
 
「バレエ・メカニック」
(フランス/1924/11分/16mm)日本語字幕なし
監督:フェルナン・レジェ
 
 
 
「アネミック・シネマ」
(フランス/1926/8分/16mm)日本語字幕なし
監督:マルセル・デュシャン
 
 
 
「エマクバキア」
(フランス/1926/13分/16mm)日本語字幕なし
監督:マン・レイ
 
 
 
「ひとで」
(フランス/1928/11分/16mm)日本語字幕なし
監督:マン・レイ
 
 
 
Bプロ
「アンダルシアの犬」
(フランス/1928/15分/16mm)日本語字幕なし
監督:ルイス・ブニュエル
 
 
 
「アッシャー家の末裔」
(フランス/1928/45分/16mm)日本語字幕なし
監督:ジャン・エプスタン
 
 
 
「サイコロ城の秘密」
(フランス/1929/22分/16mm)日本語字幕なし
監督:マン・レイ
 
 
 
巨匠の夜明け
Cプロ
「水泳選手タリス」
(フランス/1931/10分/16mm)日本語字幕なし
監督:ジャン・ヴィゴ
 
 
 
「タンスと二人の男」
(ポーランド/1958/17分/16mm)日本語字幕なし
監督:ロマン・ポランスキー
 
 
 
「あこがれ」
(フランス/1958/18分/16mm)日本語字幕なし
監督:フランソワ・トリュフォー
 
 
 
「ゲルニカ」
(フランス/1950/12分/16mm)日本語字幕なし
監督:アラン・レネ
 
 
 
Dプロ
「男の子はみんなパトリックという名前なのね」
(フランス/1957/21分/16mm)日本語字幕なし
監督:ジャン=リュック・ゴダール
 
 
 
「ふくろうの河」
(フランス/1961/30分/16mm)日本語字幕なし
監督:ロベール・アンリコ
 
 
 
「NU」
(イタリア/1948/9分/16mm)日本語字幕なし
監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
 
 
 
「ハート・オブ・エイジ」
(アメリカ/1934/4分/16mm)日本語字幕なし
監督:オーソン・ウェルズ


2007年9月
9月はヨーロッパの娯楽映画を上映する。アラン・ドロン、ジャン=ポール・ベルモンド、イヴ・モンタン、そしてオードリー・ヘプバーンも登場。
9月7日(金)
「プレステージ」H’homme Presse

(フランス・イタリア/1976/90分/35mm)
監督:エドゥアール・モリナロ
9月14日(金)
「ラ・スクムーン」La Scoumoune

(フランス/1972/108分/16mm)
監督:ジョゼ・ジョヴァンニ
9月21日(金)
「メナース」La Menace

(フランス/1977/113分/35mm)
監督:アラン・コルノー 
9月28日(金)
「初恋」The Secret People

(イギリス/1952/96分/16mm)
監督:ソロルド・ディキンソン


2007年9月2日(日)
主催:「映画の復元と保存に関するワークショップ」運営委員会
全国的にも珍しい映画復元のためのワークショップ。昨年の第1回目は大阪のIMAGICAウェストのみで行われたが、今年は当館での集中講義の後、大阪でより専門的な実技を行うことになった。各アーカイヴからゲストを招き、それぞれの経験や新たな試みについて講義していただく。
《関連記事リンク》
映画保存協会


2007年9月1日(土)
プラネット映画資料図書館が素材提供し、国立近代美術館フィルムセンターが復元した作品を上映。復元作業は、すべて大阪のIMAGICAウェストで行われた。
「大阪倉庫の爆発」
天活大阪
(1917/5分/35mm/染色)
「関東大震災実況」
日活向島
(1923/18分/35mm/染色)
撮影:高阪利光、伊佐山三郎
「稲田の草庵」
マキノ教育映画
(1923/24分/35mm/染色)
監督:沼田紅録 
「新潟縣魚沼川の悲惨事 四つの魂」
東京映画月報社
(1925/46分/35mm/染色)
監督:森要
「母と子」
社会教育映画研究所
(1926/22分/35mm/染色)
監督:古林貞二
「第二の母」
日活多摩川
(1936/45分/35mm)
監督:田口哲、春原政久
「美丈夫左京(恋慕薩摩飛脚)」
松竹下加茂
(1931/48分/35mm)
監督:星哲六


2007年8月25日(土)・26日(日)
「有馬猫」
(1937/60分/35mm)
監督:木藤茂
 
 
 
「怪猫謎の三味線」
(1938/74分/35mm)
監督:牛原虚彦


2007年8月12日(日)~19日(日) [15日(水)は休館]
河瀬直美の20年の歩みを回顧する全9プログラムを上映します。
「パパのソフトクリーム」
「につつまれて」
「My-J-W-F」
「小さな大きさ」
「女神たちのパン」
「幸福モドキ」
「白い月」
「かたつもり」
「天、見たけ」
「陽は傾ぶき」
「私が強く興味をもったものを大きくFixできりとる」
「私が生き生きと関わっていこうとする事物の具体化」
「たったひとりの家族」
「今、 」
「風の記憶」
「現しよ(往復書簡 河瀬直美×是枝裕和)」
「追臆のダンス」
「万華鏡」 
「杣人物語」
「きゃからばあ」


2007年8月11日(土)
「ホームムービーの日(HOME MOVIE DAY)」とは、毎年8月の第2土曜日に家庭に眠るフィルムを持ち寄って、みんなで楽しむ記念日です。アメリカ、カナダ、オーストリア、イタリア、イギリス、日本など世界の人々が同じ日にそれぞれの地域で撮影されたフィルムを楽しんでいます。あなたの家に眠っているフィルムを持ち寄って楽しみませんか?
参考上映として戦前の小型映画普及の一翼を担ったパテの9ミリ半フィルムで撮影された関西圏の風景や祭りなどのホームムービーを上映します。特に大阪の小型映画作家、森紅の作品が見どころです。なお、9ミリ半映写機は光源が暗いのでテレシネしたDVカムでの上映となります。 
 
「第二回 全日本キネマ祭」
「遊園地あやめ池 大軌沼線景勝」
「臺所の戯曲」
「南米ブラヂル行移民 神戸出港の實況」
「神戸みなとの祭」 など

(主に 森紅 もりべに/DVカム上映)


2007年8月4日(土)・5日(日)
日本漫画映画傑作選シリーズの第3回は、戦後の作品を特集する。
当館設立の母体である「プラネット映画資料図書館」は、1977年に「日本アニメーション映画史」を責任編集するほか、アニメフィルムを意欲的に収集してきた。その所蔵フィルムの中から、戦後の日本アニメーションを一挙上映。その貴重な映画詩の著者でもある渡辺泰さんと、日本アニメの研究で博士号を取得した佐野明子さんに、日本アニメの魅力を語っていただく。
「防犯はみんなの力で」
「かっぱ川太郎」
「瓜子姫とあまのじゃく」
「ペンギン坊やルルとキキ」 ほか


2007年8月
今年もまた8月を迎える。あの苦い体験を二度と繰り返さないために、反戦と平和を訴える集会が全国で展開される。当館では戦争の悲劇を描いたヨーロッパ映画の秀作を上映。
8月3日(金)
「抵抗の詩」

(ユーゴ/1969/85分/16mm)
監督:トーリ・ヤンコヴィッチ
8月10日(金)
「抵抗の詩 part2」

(ユーゴ/1974/101分/16mm)
監督:トーリ・ヤンコヴィッチ
8月17日(金)
「抵抗のプラハ」

(チェコスロヴァキア/1971/90分/16mm)
監督:ウラジミール・チェフ
8月24日(金)
「最後の橋」

(オーストリア・ユーゴ/1954/104分/35mm)
監督:ヘルムート・コイトナー
8月31日(金)
「ニュールンベルグの戦犯・13階段への道」

(西ドイツ/1960/75分/16mm)
監督:フェリックス・フォン・ポドマニツキー


マキノ映画の魅力–山根貞男、マキノを語る
2007年7月28日(土)・29日(日)
「夜討曽我(部分)」
(1929/約30分/16mm/無声)
監督:並木鏡太郎
能や狂言でお馴染みの、曽我十郎・五郎の兄弟による仇討ち物語。部分上映だが現存する唯一のプリント。
「忠魂義烈 実録忠臣蔵」
(1928/約70分/16mm/無声)
監督:マキノ省三
製作当時、討ち入りの場面などが焼失したことでも有名な歴史的大作。今回の上映は、後に再編集された16ミリ版。
「忠治活殺剣」
(1936/48分/無声/35mm)
監督:久保為義、マキノ正博
製作:マキノ・トーキー
マキノ・トーキーが製作した国定忠治もの。「忠次旅日記」のシナリオを、伊藤大輔監督からマキノ正博が借り受けて製作したという。そして、現在、マキノ雅弘論を執筆中の山根貞男氏に、マキノの魅力を存分に語っていただく。
[関連イベント] 山根貞男トーク


話題のドキュメンタリー神戸初公開
2007年7月21日(土)・22日(日)
「満山紅柿–柿と人とのゆきかい」
(2001/90分/16mm)
監督:彰小蓮(ポン・シャオリェン)、小川紳介
故・小川紳介監督が残した構成メモを元に、中国の彭小蓮監督が追加撮影し、完成させた作品。上山の紅干柿の全行程を艶やかに描いており、世界各国の映画祭で上映され、好評を博した。
「出草之歌–台湾原住民の吶喊 背山一戦」
(2005/112分/DV)
企画・製作:NDU日本ドキュメンタリストユニオン
撮影・編集:井上修
台湾原住民の立法委員チワス・アリさんと飛魚雲豹音楽工団の行動を描いた音楽ドキュメンタリー。彼らは靖国神社に祀られている台湾原住民の合祀取り消しのために幾度も来日し、抗議行動を展開している。


これまでのプログラム|神戸映画資料館

※内容は予告無く変更する場合があります。

※作品によっては、経年退化で色褪せしている場合がございます。予めご理解ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。