初笑い時代劇大会
2011年1月29日(土)・30日(日)
日本の白黒(モノクロ)映画を上映するシリーズ第1弾として新春に相応しい爆笑喜劇時代劇4作品を集めた。エンタツ、アチャコ、ロッパ、シミキン、トニー谷、金語楼、堺駿二、伴淳などなど、懐かしのお笑い芸人が繰り広げる抱腹絶倒の物語のかずかず。
監督は3本が斎藤寅次郎、1本が丸根賛太郎監督。制作は1950年代前半です。題名は当日のお楽しみに!
(会員の皆様からの上映作品タイトルの問い合わせを、電話・e-mailで受け付けます。会員番号をご確認の上、お問い合せください)
《料金》
1本あたり
一律500円
初期の鈴木卓爾 誰も寝てはならぬ上映会
2010年12月23日(木・祝)〜26日(日)

劇場長編デビュー作『私は猫ストーカー』で注目され、『ゲゲゲの女房』が今秋公開(神戸は12月4日〜)された鈴木卓爾監督。
高校生時代の8ミリ作品(第1作はアニメーション!)から、1988年にぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞を受賞した『にじ』、さらに現在まで制作がつづく「ワンピース」シリーズを一挙上映!!
25日(土)・26日(日)両日
鈴木卓爾監督トーク
誰も寝てはならぬ上映会に寄せて 鈴木卓爾
今回、8mm時代のフィルム作品を上映していただけるという思いがけないお申し出をいただき、この際だから見ちゃう?という事になりました。あわせて、94年から現在までのビデオ短編集「ワンピース」も全部上映! 25年前の8mmフィルムが、神戸の地で、映写機の歯車と熱光源を通過して、もう一度スクリーンに映し出されるなんて、私にとっては開けてはいけないパンドラの匣です。きっと恥ずかしさに身悶えすることになるのはわかっているのですが、Mっ気があるので、堂々とトークもします。何を撮ったのか、すっかり内容も忘れているフィルムもあります。記憶の虫干し作業から、一体何が見えてくるか? 初期のつたない映画ですので、気持ちよい眠気を誘うかもしれませんが、スヤスヤご高覧いただければ幸いに存じます。
計69分
「街灯奇想の夜」(1984/7分/8mm/アニメーション)
「バナナのにおい」(1986/25分/8mm)
「つゆのいと」(1986/11分/8mm)
「映研の危機」(1986/7分/8mm)
「マリを追う少女」(1986/14分/8mm)
「カラテじじいの夜」(1986/5分/8mm/サイレント)
高校時代に作った鈴木監督の第1作で、最高傑作との声もある『街灯奇想の夜』を含む、最初期の8ミリ作品集。86年の1年間に作られた5作品すべてに、映画作家・鈴木卓爾の萌芽が見られる。
計71分
「水戸黄門」(1987/7分/8mm)
「直射月光」(1987/25分/8mm)
「ダム」(1987/11分/8mm)
「きゅうそくかいおん」(1988/25分/8mm)
「ウシウシモウモウ」(1990/3分/8mm)
初の長編作品『にじ』の前後に制作された8ミリ作品。『私は猫ストーカー』を想起させる『直射月光』のほか、赤い靴の女を水中に配置した『ダム』など、映画の中に偶発性を呼び込む作品たち。

「にじ」(1987/83分/8mm)
ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞を受賞した、鈴木監督の自主制作時代の代表作。
1月から8月、東京から故郷・磐田への旅。カメラを持った男は、撮ることの意味を問う自分自身にレンズを向ける。今回上映するのは、83分のロングバージョン。
計52分
「電球男」(1991/3分/16mm/サイレント)
「ヒドラと踊ろう」(1994/5分/16mm/アニメーション)
「おっけっ毛ビビロボス」(1996/19分/16mm)
撮影:鈴木昭彦 音楽:金澤信一
出演:西田尚美、阿部サダヲ、猫田直
劇団の舞台に関連して作られた『電球男』と『ヒドラと踊ろう』、妖怪「おっけっ毛」とバンドガール久子との道ならぬ恋を描いた『おっけっ毛ビビロボス』のほか、幻のホラー短編を参考上映。

ワンピースプロジェクト1(1994〜98/計78分/DV)
『天まで昇れ!お父さん』『傘男』『地獄のおじいさん』『彼女は三次元』(以上1994)
『裏山事件』『今日こそ教祖』『座敷あらし』『LET’S ハルマゲ』(以上1995)
『おもいでタンス』(1996)
『水洗タンク』『うららかぶららか』『演出×出演』『社長の首』(以上1997)
『ケッパヤチガラサ?(あたしで最後?)』『サウンドオブ中学教師』(以上1998)
使っているのは家庭用ビデオカメラ1台だけ。カメラワーク(ズームやパン、移動など)は一切なし、編集、アフレコも無しというミニマムな映画作りに16年以上取り組んできた鈴木監督と矢口史靖監督。その短編作品群「ワンピース」の中から、鈴木監督作品を制作順に一挙上映。

ワンピースプロジェクト2(2001〜2010/計78分/DV)
『多摩川サイコキラー』『コクリさん』『男の子はみんな』(以上2001)
『お客様は神様』『種を蒔いたのはばあば?』(以上2006)
『俺がこの歳でおめでた?』『ケーキを食べたのは誰?』(以上2007)
『失恋沼』『小説家』『泥棒』(以上2010)
「ワンピース」シリーズの2000年代に入ってからの鈴木監督最近作10本。多摩川にも、家の中にも、沼にも、いたるところに幽霊が出現する。
鈴木卓爾
1967年生まれ、静岡県磐田市出身。高校3年時、アニメーション映画『街灯奇想の夜』(84)を制作。東京造形大学時代に8ミリ作品を撮りまくる。88年、『にじ』がぴあフィルムフェスティバル(PFF)にて審査員特別賞を受賞。92年、大学の後輩にあたる矢口史靖監督のPFFスカラシップ作品『裸足のピクニック』に脚本と助監督で参加。その後、『トキワ荘の青春』(95/市川準監督)などで俳優としても活動する傍ら、NHK教育「中学生日記」「時々迷々」などの脚本を手がける。2009年、『私は猫ストーカー』で長編劇映画デビューを果たし、2010年秋、第2作『ゲゲゲの女房』が全国で公開。
協力:ぴあ
《料金》
1プログラムあたり
一般1200円 学生・シニア1000円
会員1000円 学生会員・シニア会員900円
《割引》
2プロ目は200円引き
遠方からのお問い合せも多いので、メールでのご予約を受付ます。
日時、お名前、連絡先を明記して、info@kobe-eiga.net にご連絡ください。
日本映画名画鑑賞会
2010年11月7日(日)
上映作品は、当日のお楽しみとさせていただきますが、選りすぐりの傑作・名作を揃えて上映しますので、どうぞご期待ください。
(会員の皆様からの上映作品タイトルの問い合わせを、上映1週間前より電話・e-mailで受け付けます。会員番号をご確認の上、お問い合せください)
《料金》
一律500円
日本映画の再発見
2010年10月29日(金)〜31日(日)
これまで上映の機会に恵まれなかった時代ものをまとめて上映しようという試みである。懐かしのスターも多数出演。お楽しみに。
「襤褸(らんる)の旗」
(1974/115分/白黒/35mm)
製作:映画「襤褸の旗」製作委員会
監督:吉村公三郎 脚本:宮本研 撮影:宮島義勇、関根重行
出演:三国連太郎、荒木道子、田村亮、志村喬
明治時代の栃木・群馬の渡良瀬川周辺で起きた足尾銅山の公害事件「足尾鉱毒事件」に材をとった作品。農民の苦しみを体感し公害と環境破壊に対して闘った田中正造代議士の半生を描いた本格的な劇映画で、実際に臭い土を食べるなど三国連太郎の熱演が語り草となっている。三里塚の農民と支援の労働者・学生が大挙出演協力したことでも知られる。公開は劇場でなくホールで行われたため、見た人も少ないだろう。今回、公開から三十有余年を経て、三里塚芝山連合空港反対同盟の協力で35ミリ版の上映が実現した。
「忍術千一夜」
(1939/50分/白黒/16mm)
製作:大都映画
監督:大伴竜三 脚本:三品文雄
出演:近衛十四郎、水川八重子、クモイ・サブロー、大岡怪童、高原富士子
解説:加藤柳美
珍しい大都映画で、若き近衛十四郎が活躍する時代劇コメディー。美男子侍・近衛十四郎とその友達の小太り侍が「忍術虎の巻」を手に入れ忍術遊びをしながら旅をする内、美人の姫・水川八重子がいる藩に流れつく。姫の縁談話がこじれ姫は誘拐されるが、二人の活躍で救出される。加藤柳美の解説が入ったプリントでの上映。
60年代・70年代テレビ時代劇2本立て
(16mm)
1960年代から70年代にかけて、フィルムで製作されたテレビ用時代劇を日替わりで上映。29(金)・30日(土)は60年代の作品、31日(日)は70年代のものを上映します。(番組の詳細は当日のお楽しみ。
*3日間とも別の作品を上映します。
《料金》
1本あたり
一般1200円 学生・シニア1000円
会員1000円 学生会員・シニア会員900円
《割引》
2本目は200円引き
日本映画名画鑑賞会
2010年10月3日(日)
上映作品は、当日のお楽しみとさせていただきますが、選りすぐりの傑作・名作を揃えて上映しますので、どうぞご期待ください。
(会員の皆様からの上映作品タイトルの問い合わせを、上映1週間前より電話・e-mailで受け付けます。会員番号をご確認の上、お問い合せください)
《料金》
一律500円
日本映画名画鑑賞会
2010年8月1日(日)
上映作品は、当日のお楽しみとさせていただきますが、選りすぐりの傑作・名作を揃えて上映しますので、どうぞご期待ください。
(会員の皆様からの上映作品タイトルの問い合わせを、上映1週間前より電話・e-mailで受け付けます。会員番号をご確認の上、お問い合せください)
《料金》
一律500円
日本映画名画鑑賞会
2010年7月25日(日)
上映作品は、当日のお楽しみとさせていただきますが、選りすぐりの傑作・名作を揃えて上映しますので、どうぞご期待ください。
(会員の皆様からの上映作品タイトルの問い合わせを、上映1週間前より電話・e-mailで受け付けます。会員番号をご確認の上、お問い合せください)
《料金》
一律500円
木村威夫追悼上映 幻想とリアリズム
2010年6月25日(金)〜27日(日)

今年3月21日、91歳で逝去された木村威夫監督を追悼します。
80代半ばで初監督した短篇『夢幻彷徨』、遺作となった『黄金花』のほか、美術監督作品として鈴木清順監督とのコンビ作『ツィゴイネルワイゼン』を上映します。
「山根貞男 連続講座〈新編:活劇の行方〉3」でも美術監督・木村威夫を取り上げ、その美術世界が生み出す活劇性を論じていただきます。
[関連企画] [山根貞男 連続講座〈新編:活劇の行方〉3](6月26日)
木村威夫(きむら・たけお)
1918年生まれ。日本を代表する美術監督の一人。美術監督作品に、『警察日記』(1955/久松静児)、『赤い波止場』(1958/舛田利雄)、『東京流れ者』(1966/鈴木清順)、『ツィゴイネルワイゼン』(1980)、『夢見るように眠りたい』(1986/林海象)、『深い河』(1995/熊井啓)、『父と暮らせば』(2004/黒木和雄)など多数。
2004年に、80代半ばにして短篇映画『夢幻彷徨』を初監督。『街』(2004)、『OLD SALMON 海をみつめて過ぎた時間』(2006)、『馬頭琴夜想曲』(2007)の後、2008年、初の劇場長篇『夢のまにまに』を手がけ、長篇2作目の『黄金花』が遺作となった。
「黄金花(おうごんか) ―秘すれば花、死すれば蝶」
(2009/79分/35mm)
製作:プロジェクト ラム、エアプレーン レーベル、太秦
配給・宣伝:太秦
原案・脚本・監督:木村威夫
プロデューサー・音楽:川端潤 協力プロデューサー:林海象
撮影監督:小川真司 録音:浦田和治 整音:久保田幸雄
美術:丸山裕司 装飾:嵩村裕司 編集:白尾一博
出演:原田芳雄、松坂慶子、川津祐介、松原智恵子、三條美紀、野呂圭介、絵沢萠子、飯島大介、牧口元美、真実一路、中沢青六、河村博重(能)、麿赤兒、長門裕之、あがた森魚
植物学者の牧草太郎博士はじめ、物理学者、役者、自称映画女優、バーのママ、板前、質屋、などなど、多くの孤独な老人が身を寄せている老人ホーム「浴陽荘」。
虚と実、夢と現実、日常と非日常、生と死、相反するすべてのものを包み込み、傷つき苦しみながらも、生きることへの限りない想いが浮き彫りになってくる…。
植物学者・牧博士の時空を超えた魂の物語=ファンタジー。
「途方もなく面白い。いや、正確には、デタラメかつリアルな時空を生み出す奔放な造形力の途轍もなさが面白い。鈴木清順の映画の数々で摩訶不思議な美術をくりひろげた木村威夫だからこその仕業であろう。」(山根貞男/「キネマ旬報」2010年1月下旬号「日本映画時評251」より)
「夢幻彷徨 MUGEN-SASURAI」
(2004/35分/DVCAM)
製作・配給:ワイズ出版
監督・原案・美術思考:木村威夫 脚本:山田勇男
撮影監督・編集:白尾一博 企画・製作:岡田博
出演:銀座吟八、藤野羽衣子、秋桜子、飯島大介、石川真希、佐野史郎
木村威夫が85歳にして初めて監督に挑んだ短篇作品。戦後の日本を舞台に、2人の男女の魂の彷徨を、セリフを排し、映像と音楽だけで鮮烈に描く。自らの戦争体験を元にしながらも、自由なイメージの連鎖として結実したこの作品には木村美術が凝縮されている。
25日・27日[併映:木村威夫美術監督作品(覆面上映)]
「ツィゴイネルワイゼン」
(1980/144分/35mm)
製作:シネマ・プラセット 配給:リトルモア
製作:荒戸源次郎 監督:鈴木清順
原作:内田百閒 脚本:田中陽造
撮影:永塚一栄 音楽:河内紀
美術:木村威夫、多田佳人 照明:大西美津男
出演:原田芳雄、大谷直子、大楠道代、藤田敏八、麿赤児、樹木希林
1980年、東京タワーの下に銀色のドーム型テントの移動映画館「シネマ・プラセット」を建て、そこで上映されロングラン・ヒットした伝説的作品で、仕掛け人は『赤目四十八瀧心中未遂』『人間失格』の監督、荒戸源次郎。内田百閒の「サラサーテの盤」ほかいくつかの短編小説をもとに繰り広げられる、鈴木清順監督の斬新かつ大胆な幻想譚。
《料金》
1本あたり
一般1200円 学生・シニア1000円
会員1000円 会員学生・シニア900円
《割引》
2本目は200円引き
日本映画名画鑑賞会
2010年6月5日(土)
上映作品は、当日のお楽しみとさせていただきますが、選りすぐりの傑作・名作を揃えて上映しますので、どうぞご期待ください。
(会員の皆様からの上映作品タイトルの問い合わせを、上映1週間前より電話・e-mailで受け付けます。会員番号をご確認の上、お問い合せください)
《料金》
一律500円