プログラムPROGRAM

牛肉偽装告発の行方『ハダカの城~西宮冷蔵・水谷洋一~』
2008年11月13日(木)~21日(金)※水曜休映
「ハダカの城~西宮冷蔵・水谷洋一~」
(2007/108分/DV)
製作:『鳥類』/ Sei SHIBATA
監督・撮影・編集:柴田誠
録音・整音:岸本祐典、浅井佑介
音楽:米田みちのぶ
題字:ジュンコ
配給・宣伝:Nui企画、楠瀬かおり
出演:水谷洋一、水谷甲太郎 他
2003年、冬。大阪、梅田。曾根崎陸橋。ひとりの男が佇んでいた。男の名は、水谷洋一。
2002年1月23日。国の”国産牛肉買い取り制度”を悪用した、『雪印食品・牛肉偽装詐欺事件』の告発を行った、倉庫会社【西宮冷蔵】社長である。告発から3ヶ月後、「雪印食品」は解体。しかし、その後、西宮冷蔵も、偽装詰め替え作業時に「在庫証明書が改ざんされていた」と、国土交通省より営業停止処分をうける。続けて、相次ぐ取引先の撤退、2003年5月25日には、電気代滞納により倉庫送電が停止される。
2003年10月。大阪、梅田 曾根崎陸橋。寒風に揺れる『まけへんで!! 西宮冷蔵』の幟。水谷社長は、「西宮冷蔵」再建を目指し、告発の経緯を綴った書籍販売の露店を開いていた。わずかな生活費を稼ぐのと、再建支援のカンパを募ってだが、自らの信念の火が消えていないことを証明するためだった。
この作品は、その陸橋での活動から再建、営業再開から1年目までの記録である。

《料金》
一般1200円 学生・シニア1000円
会員1000円 学生会員・シニア会員900円

[関連イベント] 15日(土)水谷洋一 社長&柴田誠 監督 トークイベント

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