神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

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2026年1月10日(土)〜12日(月・祝)

神戸クラシックコメディ映画祭2026

 

10日・11日 会場:神戸映画資料館(新長田)
12日 会場:旧グッゲンハイム邸(塩屋)

 

 

笑いの博覧会 ’26

人は 笑いなしでは生きられぬ
どんな世界の片隅でも
晴れた日も 嵐の日も
人を笑わせ 人が笑い 世界は一つ!

 

──いいをじゅんこ
(クラシック喜劇研究家/古典喜劇映画上映委員会委員長)

 

 

 

 

提供:国際放映

ニッポンの喜劇
『娘十八びっくり天国』
(1952/85分)新東宝 国際放映 提供
監督:齋藤寅次郎
出演:柳家金語楼、花菱アチャコ、古川緑波、伴淳三郎、清川虹子

新春にふさわしい新東宝オールスター喜劇!アチャラカの中に人情の機微を感じさせる、喜劇王・斎藤寅次郎監督の戦後の傑作喜劇だ。子沢山のアチャコに酔いどれ医者ロッパ。ブレイク前夜の伴淳三郎に清川虹子の豪快なコメディエンヌぶり!アフタートークもお楽しみに。

トークゲスト:佐藤利明(娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー)
1963年東京都生まれ。構成作家・ラジオパーソナリティー。昭和のエンタメ伝道師として新聞連載、映画ソフトの企画・解説、トークライブなどマルチに活躍。著書に「石原裕次郎昭和太陽伝」(アルファベータブックス)、「笠置シヅ子ブギウギ伝説」(興陽館)、近刊「P.C.L.映画の時代」(フィルムアート社)など多数。

 

提供:福岡市総合図書館


インドネシア古典ミュージカル
『三人姉妹』Tiga Dara
(1956/114分)インドネシア国民映画社
福岡市総合図書館 提供
監督:ウスマル・イスマイル
出演:チトラ・デウィ、ミカ・ウィジャヤ、イントリアティ・イスカック

「国民映画の父」と称される巨匠ウスマル・イスマイルがハリウッド映画の影響を受けて監督し大ヒットしたインドネシア初の国産ミュージカル娯楽映画。2016年にリメイクされるなど長く愛され続ける名作は必見!上映後には専門家による解説も。インドネシア映画史に触れる貴重な機会をお見逃しなく。

トークゲスト:西芳実(京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授)
映像文化から社会を読み解く視点で、インドネシア映画やドキュメンタリーの表象分析に取り組む。特に、教育・家族・宗教・暴力といったテーマを軸に、映像作品に映し出されるインドネシア社会の記憶や規範の変化を探っている。また、スマトラ島アチェ州を拠点に、津波や紛争を経験した人々の語りや日常の再建過程をフィールド調査してきた。著書に『夢みるインドネシア映画の挑戦』(2021年)、『災害復興で内戦を乗り越える』(2014年)など。混成アジア映画研究会メンバーとして、上映会や映画批評の実践にも携わる。

 

『私が死んだ時』


ルビッチタッチにときめく−初期傑作集−

『私が死んだ時』Als ich tot war
(1916/38分) PAGU
監督:ルイス・ラルフ、エルンスト・ルビッチ
出演:エルンスト・ルビッチ、ルイーズ・シェンリッヒ、ヘレン・フォス

『男になったら』Ich Möchte Kein Mann Sein
(1918/45分) PAGU
監督:エルンスト・ルビッチ
出演:オッシ・オスヴァルダ、クルト・ゲッツ、マルガレーテ・クプファー

ダッサイ・フィルムズ提供

ドイツ時代のルビッチを楽しもう!初期の時代はルビッチ自身が“コメディアン”として主演と監督を兼ねていた。その1本『私が死んだ時』はフィルムが現存する最初期の作品。併映はルビッチのミューズだった愛すべきオッシ・オスヴァルダの魅力が爆発する傑作ラブコメディ。2バージョンの伴奏で多彩な魅力を楽しめるプログラム。

伴奏(10日):鳥飼りょう(ピアノ)

楽団伴奏(12日):塩屋楽団(稲田誠 contrabass、鈴木勝 electric guitar、森本アリ casiotone, saxxy, trumpet、山本信記 piano, synthesizer, trumpet)

 

『ファイ&ビーの幸福な贈り物』 提供:デンマーク映画協会


伝説のデンマーク喜劇 ファイ&ビーふたたび

『僕らが帰ってくる』Nu kommer vi igen
(1922/6分)パラディウム
監督:ラウ・ラウリッツェン
出演:カール・シェンストロム、ハラルド・マドセン

『雪の花嫁』Vore Venners Vinter
(1923/30分)パラディウム
監督:ラウ・ラウリッツェン
出演:カール・シェンストロム、ハラルド・マドセン、フィリップ・ベック、ヴァイオレット・モニター

『ファイ&ビーの幸福な贈り物』Grønkøbings glade Gavtyve
(1925/38分)パラディウム
監督:ラウ・ラウリッツェン
出演:カール・シェンストロム、ハラルド・マドセン、ヴィゴ・リンドシュトロム

デンマーク映画協会 提供

2022年のクラコメ映画祭で笑いと涙を誘ったファイ&ビーが帰ってくる!北欧出身でローレル&ハーディより早く映画界に登場し世界的人気を誇った。今回は短編2本と公演のプロモーション用に作られた掌品を上映。北欧の都市、雪山、海岸の美しい風景も見所。心優しき脱力系コンビが放浪先で出会った人々を、そして我々観客を幸福にする。

伴奏:天宮遥(ピアノ)
アフタートーク:いいをじゅんこ
 


ローレル&ハーディ まちがいの喜劇

『極楽双子合戦』Our Relations
(1936/73分/16mm) ハル・ローチ・スタジオ
プラネット・プラス・ワン 提供
監督:ハリー・ラックマン
出演:スタン・ローレル、オリヴァー・ハーディ、ジェームス・フィンレイソン、ダフネ・ポラード

仲良く暮らすローレル&ハーディの前に双子の兄弟が現れて大混乱。シェイクスピア「間違いの喜劇」を思わせる愉快で洗練された秀作だ。スタンとオリーが二役を演じコンビのギャグが存分に楽しめる。彼らの無声作品は近年上映が増えているがトーキー長編のフィルム上映は超レア。ファイ&ビーと見比べるのも一興だろう。

 

『夕立』


ショートコメディのマエストロ −エロ・グロ・ナンセンス集−
『夕立』Between Showers
(1914/11分/16mm) キーストン・フィルム・カンパニー
監督:ヘンリー・“パテ”・レアマン
出演:フォード・スターリング、チェスター・コンクリン、チャールズ・チャップリン

『チーターは一年生』School Pals
(1924/16分/16mm) フォックス・フィルム・コーポレーション
神戸映画資料館 提供
監督:ルイス・サイラー
出演:猿のマックス・モリッツ・ピップ、ジャック・ダフィ

『スナブ・ポラードのピアノ』Double Trouble
(1927/25分/16mm) スナブ・ポラード・プロダクション
神戸映画資料館(玉岡忠大コレクション) 提供
監督:ジェームス・D・デイヴィス
出演:スナブ・ポラード、マーヴィン・ロバック

『襤褸馬車』The Uncovered Wagon
(1923/14分/16mm) ハル・ローチ・スタジオ
プラネット・プラス・ワン 提供
監督:J・A・ホウ
出演:ポール・パロット、ジョージ・ロウ、キャサリン・グラント、ノア・ヤング

恒例の人気企画は無声ナンセンスを特集。1本の傘をめぐり男女が謎の闘いを繰り広げる『夕立』。名作西部劇『幌馬車』をパロディし尽くした『襤褸馬車』。玉岡コレクションから発掘した『スナブ・ポラードのピアノ』はハル・ローチを離れたスナブがローレル&ハーディ路線を狙った凸凹コンビで主演。無声ならではの動物喜劇も。

伴奏:天宮遥(ピアノ)

 


ハロルド・ロイド in N.Y.

『ロイドのスピーディ』Speedy
(1928/86分)ハロルド・ロイド・コーポレーション
ダッサイ・フィルムズ 提供
監督:テッド・ワイルド
出演:ハロルド・ロイド、アン・クリスティ、バート・ウッドラフ、ベイブ・ルース

ハロルド・ロイドがニューヨークの街を縦横無尽に活躍!古き鉄道馬車を守るため青年ロイドが立ち上がる。下町やヤンキースタジアムのロケ撮影は当時のNYを映した貴重な記録でもある。ベイブ・ルースのカメオ出演も見逃せない。「スピーディ」は実生活でロイドの愛称だった。ロイド最後の無声アクションをカツベンで楽しもう!

活動写真弁士:大森くみこ
伴奏:イマイアキ(ピアノ、他)

 

記載以外はBlu-ray上映

 

《料金》
楽団伴奏付き/活弁・伴奏付き上映 一般2200円 ユース(25歳以下)・シネマ倶楽部会員2000円 中学生以下1700円
伴奏付き上映 一般1600円 ユース(25歳以下)・シネマ倶楽部会員1400円 中学生以下1100円
上映のみ 一般1400円 ユース(25歳以下)・シネマ倶楽部会員1200円 中学生以下900円
*未就学児は無料
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号を神戸映画資料館までお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
神戸映画資料館 info@kobe-eiga.net 078-754-8039

企画・作品解説:いいをじゅんこ

主催:古典喜劇映画上映委員会
後援:神戸市、神戸市教育委員会
助成:芸術文化振興基金
協力:福岡市総合図書館、ダッサイ・フィルムズ、国際放映、デンマーク映画協会、プラネット・プラス・ワン、橋本英治、溝渕一夫、神戸映画資料館、旧グッゲンハイム邸
チラシデザイン:萩原こまき

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