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『ケイコ 目を澄ませて』 大川景子(編集)ロングインタビュー
三宅唱監督作『ケイコ 目を澄ませて』(2022)の編集を手がけた大川景子。観客には不可視の領域ともいえるその術を探りたいと思い、もうひとりのケイコの声に耳を澄ませた。
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『#ミトヤマネ』 宮崎大祐監督ロングインタビュー(後編)
宮崎大祐監督の新作『#ミトヤマネ』が公開された。本作では長編デビュー作『夜が終わる場所』(2011)からの監督作に共通する「オリジナルと複製」の問いが究極まで推し進められている。アメリカのノワール映画の複製から出発し、現在までの12年のあいだに宮崎大祐は何を撮ってきたのか。
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『#ミトヤマネ』 宮崎大祐監督ロングインタビュー(前編)
SNSのインフルエンサーとして注目を浴びる山根ミト、通称「ミトヤマネ」の華やかな活躍とその後──非有機的な生──を高速ザッピングのようなスピードとテクスチャーの変化で見せる宮崎大祐の初の商業作品『#ミトヤマネ』。8月25日(金)の公開を控える監督にインタビューをおこなった。
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『PLASTIC』 宮崎大祐監督ロングインタビュー(後編)
ロング・インタビュー前編では映画の背景に広がる監督の思想を主に語っていただいた。その取材中に思い出したのはデビュー作『夜が終わる場所』(2011)から12年、一回りの時間が経過したこと。この後編では作品の細部に加えて2023年、現在地にいる監督の眼に写る風景に関しても訊ねてみた。
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『PLASTIC』 宮崎大祐監督ロングインタビュー(前編)
幻のミュージシャン〈エクスネ・ケディ〉の音楽に魅了された高校生イブキ(小川あん)とジュン(藤江琢磨)の出会いから、2022年のエクスネ再結成ライブまでの4年間の恋愛模様を描く青春音楽映画『PLASTIC』がまもなく公開される。ふたりを結び付けるアイテムであるレコードが2つの面を持つように、カラフルでポップな画面の裏面には監督・宮崎大祐の思考が刻まれ渦を巻いている。
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資料から辿る自主上映史④ 《RCS》の上映活動
資料から辿る自主上映史④
《RCS》の上映活動 -
『DOOR』デジタルリマスター版 配給・生駒隆始 《アウトサイド》 インタビュー(後編)
インタビュー後編では、原版ネガ発掘以降の流れ、ディレカン末期の混沌、さらに新たな発掘と映画保存まで話が及んだ。
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『DOOR』デジタルリマスター版 配給・生駒隆始 《アウトサイド》 インタビュー(前編)
10年の活動期間中に多彩な作品を世に送り出した映画製作会社ディレクターズ・カンパニー。その後期に高橋伴明が監督を務めた『DOOR』(1988)が、シリーズ第2作『DOOR2』(1991)と共にデジタルリマスター版として蘇り、神戸映画資料館で上映される。30年の時を経てこの2作を配給する生駒隆始に、フィルム発掘と復元にまつわるお話を伺った。
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所蔵図書紹介「映画を追え フィルムコレクター歴訪の旅」
著者 山根貞男
紹介者 坂庄 基 -
資料から辿る自主上映史③ 《スペース・ベンゲット》の上映活動
資料から辿る自主上映史③
《スペース・ベンゲット》の上映活動 -
『自分革命映画闘争』 石井岳龍監督ロングインタビュー(後編)
インタビュー前編で語られた「映画の可能性」を更に探りたいと思い、続けてお話しいただいた。
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『空に聞く』 小森はるか監督インタビュー
東日本大震災発生後、被害を受けた数々の土地で臨時災害放送局が開設された。『空に聞く』(2018)で小森はるか監督がカメラを向けたのはそのひとつ、岩手県の〈陸前高田災害FM〉でおよそ3年半のあいだ、パーソナリティを担当した阿部裕美さん。3月に兵庫・豊岡、新潟・長岡、東京・大塚で上映される本作をめぐり、2020年11月におこなったインタビューを公開する。