神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

2023年3月24日(金)〜28日(火)

『シネマ組踊 孝行の巻』

『シネマ組踊 孝行の巻』

(2022/77分/デジタル) 
監督:宮平貴子
製作:一般社団法人ステージサポート沖縄
プロデューサー:大野順美、横澤匡広
制作:株式会社エコーズ
配給:株式会社ククルビジョン、ミカタ・エンタテインメント

出演
(立方)宇座仁一、田口博章、金城真次、佐辺良和、嘉数道彦、伊藝武士、嘉数幸雅、高井賢太郎、砂川博仁、平田智之、下地心一郎、高江洲一平
(地謡)仲村逸夫、棚原健太、徳田泰樹、池間北斗、澤井毎里子、森田夏子、宮里和希
(案内人)宮城さつき

 

一人の少女が家族を救う、300年前の物語。
琉球王朝から受け継がれる、歌舞劇「組踊(くみおどり)」
知られざる沖縄の古典芸能。初の劇場映画化!!

田畑を荒らす大蛇を鎮めるため、王府は生贄を募った。貧しく暮らす姉弟は、家族のために自ら犠牲になろうと決める。 生贄の儀式の日、大蛇が娘を飲み込もうとする瞬間…。本編前に組踊の歴史や特徴などの解説がなされ、わかりやすい字幕をつけることで、初めて見る人も堪能できる映像作品。

「シネマ組踊」は約300年間受け継がれる沖縄の伝統的歌舞劇「組踊」を新しい切り口で映像化するプロジェクト。「孝行の巻」は組踊創始者玉城朝薫の五番の中でも、別れの悲しみを描く「静」と、獰猛な大蛇が火を吹く「動」の対比が観るものを魅了する。沖縄の映画制作を支える一流のスタッフが集結し、組踊の様式美や舞台ではみられない立方の繊細な表情、緊迫感溢れる地謡の音楽、流麗なセリフ回しなど、組踊の魅力をあますところなく映像で捉えることに成功した。冒頭には案内人宮城さつきによる歴史やみどころの紹介や、本編に字幕もあり、初めて組踊に触れる人も予備知識なしで楽しめる。監督は「アンを探して」で国際映画祭「第5回アジアン・フェスティバル・オブ・ファースト・フィルム」最優秀作品賞と最優秀監督賞の2冠に輝いた、宮平貴子。

→公式サイト
 
3月25日(土)上映後、舞台挨拶
高江洲一平さん
(出演者/後見)、大野順美さん(プロデューサー)
 

《料金》
一般:1700円 シニア(65歳以上):1100円 ユース(25歳以下):1000円 会員:1000円
*初日サービスDAY 1100円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

PageTop