2023年6月9日(金)〜20日(火)[水・木休映]
『子どもの瞳をみつめて』
『子どもの瞳をみつめて』YIELD Final Version
(フィリピン/2022/93分/デジタル)
監督:瓜生敏彦、ビクター・タガロ
プロデューサー:井上和子
統括プロデューサー:山口千恵子
撮影・編集:ビクター・タガロ
録音:セサール・ウサーナ
音楽:ダイワ・デ・レオン
配給:アウトサイド
出演:パヤタスの子どもたち
フィリピンに暮らす最貧困エリアの子どもたち。
その過酷な不法労働を、声高らかに告発するのではなく、
ストイックな映像で映し出すドキュメンタリー作品。
第2のスモーキーマウンテンと呼ばれるゴミ集積所のパヤタス地区。8年以上の歳月をかけて撮影された本作は、急斜面の岩山でハンマーを振りかざして岩を砕く少年の姿から始まり、ダイオキシンの影響で水頭症になった少年と少女、過酷な荷物運びで背骨が曲がってしまう少年など、子どもたちの生活に密着して様々なエピソードが静かに祈るように展開していく。
監督デビューとなる瓜生敏彦は、知る人ぞ知るフィリピン在住40年の撮影監督。実家が三里塚闘争の拠点となったことから小川プロに所属してドキュメンタリー映画を学ぶ。
最貧困地域のパヤタスとスモーキーマウンテンで、四ノ宮浩監督の3部作『忘れられた子供たち/スカベンジャー』、『神の子たち』の撮影に参加。
その撮影の際に、スラム街の子どもたちに何が欲しいか?と聞くと「勉強をしたい」との答えから2001年に自費で無償の学校を設立。現在はNPO法人クリエイティブ・イメージ・ファウンデーション(Creative Image Foundation)として活動中。現在まで約5.000人以上の子どもたちが卒業している。
本作は瓜生敏彦が見つめ続けた子どもたちの世界の集大成であり、新たな第一歩となる。
《料金》
一般:1700円 シニア(65歳以上):1200円 ユース(25歳以下):1000円 会員:1000円
*初日サービスDAY 1200円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
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