神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

2023年6月26日(月)・27日(火)/8月28日(月)/12月1日(金)

[貸館]映画『in the cage』

『in the cage』(2022/62分)

監督・脚本:藤原伊織
撮影:山本 辰也
録音:今井 慎太郎
照明:堤原 修大
編集:キャプテンムービー
企画・製作:WATANABE

主な登場人物
黒田啓二 …… 引きこもり
山崎正彦 …… 黒田家の居候
山崎千絵 …… 正彦の妻
山崎萌香 …… 正彦の娘
黒田光代 …… 啓二の母

あらすじ
二階の自室に引きこもっていた黒田啓二が、ある日、久しぶりに自室を抜け出てみると、見知らぬ家族が住んでいた。 山崎と名乗るその家族は、夫の正彦と妻の千絵、そして小学生の娘・萌香の3人暮らし。山崎いわく、啓二の母は数か月前に、啓二の食事の面倒をみることと、彼の生活には一切立ち入らないことを条件に、破格の家賃で山崎に家の一階を貸して、介護施設に引っ越してしまったという。要するに、山崎一家に啓二を押し付けて逃げたようだった。
自分はそんなことを承諾していないからと、山崎一家を追い出そうとする啓二だったが、山崎は大きな借金を抱えており、この家を追い出されたら、もう住む場所も無くなってしまう と泣きつかれる。そんな事情は知ったことではないと一度は突っぱねるものの、近所の目や自身の食生活などの世話を焼いてくれるといわれ、思い止まる啓二。「管理人だと思って気にせず、今まで通り心置きなく引きこもり生活を続けてほしい」という山崎の言葉を渋々受け入れる。そして、山崎一家との奇妙な同居生活が始まる。
しかし、山崎一家の言動を不審に思った啓二は、母の行方を調べ始める。ところが、近隣のどの施設に電話をかけても、そんな人はいないと言われる。考えてみると、これまで接触したわずかな時間の中だけでも、山崎一家の行動には不審な点が多すぎる。子どもがいる家庭にしては、これまで気付かないほど、ほとんど物音がしなかったし、そもそも本当に生活しているのかと思えるほど、居間にも台所にも彼らの生活感がない。ネットで、家の乗っ取りを調べ始めた啓二は、居間の襖にガムテープで目張りがしてあったことを思い出す。アレは何のために……? さらに調べると、大麻を室内で栽培している場合、甘い匂いが漏れ出さないよう、部屋の隙間をガムテープで密閉することがあることを知る。さらに調べようとパソコンを操作すると、突然、ネット回線が切れてしまう。いよいよ身の危険を感じる啓二。

正彦の留守を狙って一階に下りた啓二は、千絵の制止を振り切って、目張りを外し、大麻栽培の秘密を暴こうとするが、いざ開けてみると、雑然と散らかった部屋があるだけだった。 勘違いだと千絵に言われ、仕方なく自室に戻る啓二。ところがその夜、正彦の策略によって 啓二の部屋の扉が外から堅く密閉され、啓二は中に閉じ込められてしまう。啓二の睨んだ通り、山崎家は、大麻栽培の為に黒田家に送り込まれた偽の家族だったのだ。しかし、この家にはもう一つ、誰も知らない秘密が隠されており……

→公式サイト

《料金》 1000円(前売り当日共)
→チケット販売
主催:WATANABE 烏田友和 お問い合わせ:watanabeseisakuiinkai@gmail.com

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