不良フェミニスト映画批評の実践・戦前編　　vol.2

二ヶ月に一度の頻度で開催する「新長田映画講座」。新シリーズ「不良フェミニスト映画批評の実践・戦前編」の2回目。
講師に「溝口健二論: 映画の美学と政治学」（法政大学出版局）などの著書がある木下千花氏を招き、計3回にわたり、フェミニスト映画批評の視点から作品を読み解いていただきます。

13：30〜 上映
「お嬢さん」（1937/72分/35mm）
P.C.L.映画製作所
作品提供：国立映画アーカイブ
監督：山本薩夫　原作：吉屋信子
脚本：永見隆二　撮影：三村明
美術：戸塚正夫　音楽：伊藤昇

出演：霧立のぼる、山縣直代、北沢彪、澤蘭子、清川玉枝、嵯峨善兵、高峰秀子

『荷車の歌』『忍びの者』『戦争と人間』3部作などで知られる社会派エンタメの巨匠・山本薩夫の監督第一作。東京の裕福な家庭に育った破天荒な「お嬢さん」が、英語教師として九州の離島に赴任し、様々な人生を知ることになる。原作の吉屋信子は山本の演出に感銘を受け、次作『母の曲』でも監督に指名した。（木下千花）

15：00〜 講座（終了予定16：00）　＊11日（日）は前日の講座の録画
講師：木下千花（京都大学教授）

《参加費》 上映＋講座
一般：1500円　ユース（25歳以下）：1000円　会員：1200円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net　078-754-8039

主催：神戸市　企画：NPO法人プラネット映画保存ネットワーク