2024年3月16日(土)・17日(日)
鈴木仁篤&ロサーナ・トレス作品特集
ポルトガルで映画を共同制作している鈴木仁篤とロサーナ・トレス。EUフィルムデーズ2023での『Terra』上映を機に来日し、その巡回上映の後も日本各地で上映活動を行なっている鈴木監督を神戸に招き、鈴木仁篤&ロサーナ・トレスの3作品を上映します。
Aプログラム
『丘陵地帯』(ポルトガル/2009/33分)
監督・撮影・録音・編集・製作:鈴木仁篤、ロサーナ・トレス
ポルトガル南部の雄大な大地と豊かな自然のなかで働く人々の映像詩。鈴木=トレス共同監督1作目、2009年ロカルノ国際映画祭「Ici et Ailleurs」部門にてワールドプレミア。
『レイテ・クレームの味』(ポルトガル/2012/74分)
監督:鈴木仁篤、ロサーナ・トレス
撮影:鈴木仁篤
録音:ロサーナ・トレス
編集:ロサーナ・トレス、鈴木仁篤
製作:ENTRE IMAGEM
共同製作:ACERT
ポルトガル中部のかつての職場である学校の前の家で暮らす96歳と98歳の元教師の姉妹のゆっくりと流れる日常生活。
Bプログラム
『TERRA』(ポルトガル/2018/60分)
監督:鈴木仁篤、ロサーナ・トレス
撮影:鈴木仁篤
録音:ロサーナ・トレス
編集:ロサーナ・トレス、鈴木仁篤
製作:ENTRE IMAGEM
共同製作:OPTEC
ポルトガル・アレンテージョ地方、土で覆われた2つの大きな窯。1人の男がここで炭を焼く。世界を形作る火、水、風、地、空の要素は大地のリズムを映し、呼吸し、寿ぐ。『丘陵地帯』『レイテ・クレームの味』に続く鈴木=トレス共同監督3作目、2018年リスボン国際ドキュメンタリー映画祭・国内映画部門にて最優秀賞を受賞。
トーク:鈴木仁篤・鈴木卓爾(映画監督)(17日は前日の録画を上映)
鈴木 仁篤
京都生まれ。独学で映画を学ぶ。数年間の沖縄滞在中、写真を撮り始める。視覚的・芸術的センスを磨くことを目的にヨーロッパを放浪。ポルトガルでロサーナ・トレスと出会い、映画を撮り始める。彼女との初監督作品『丘陵地帯』はロカルノ、トロント、ウィーン国際映画祭などで上映された。『TERRA』は2018年リスボン国際ドキュメンタリー映画祭・国内映画部門にて最優秀賞を受賞。
ロサーナ・トレス
両親の政治亡命中にルーマニアで生まれる。幼少の頃ポルトガル中部に住む祖父母のもとで暮らし、その後リスボンでビジュアルアートと映画を学ぶ。1994年からアレンテージョ地方メルトラに住み、映画制作や教育活動を目的としたアソシエーション ENTRE IMAGEMを設立。様々な映画やアニメーションのワークショップを開催している。鈴木仁篤と3本の映画を制作。
《料金》 1プログラムあたり
一般:1500円 シニア(65歳以上):1300円 ユース(25歳以下):1000円 会員:1200円
トーク:参加無料(要当日鑑賞チケット半券)
《割引》当日プログラム目は200円引き
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039