神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

2024年4月27日(土)〜29日(月・祝)、5月3日(金・祝)〜5日(日)

歌と踊りの映画まつり

1930年代のハリウッドの黄金時代のミュージカルから、「神戸クラシックコメディ映画祭2024」で人気をさらったオールブラック・ミュージカル『ストーミー・ウェザー』、そして新発掘した笠置シズ子(シヅ子)の戦前の映像まで一挙上映!

 

笠置シズ子の新発見戦前歌唱映画集 (25分/デジタル)

NHK朝ドラ『ブギウギ』で話題になった笠置シズ子が歌う映像は、これまで戦後のものしか見ることができなかったが、神戸映画資料館が所蔵する戦前の歌唱フィルム3ロールを一挙上映する。内容は笠置シズ子による「ハリウッド見物」「ラッパと娘」「ほっとちゃいな」の他に、リズム・ボーイズの「お江戸日本橋」、やんちゃガールズの「支那の朝」などが含まれている。「ハリウッド見物」には作者不明の珍しいアニメーションも挿入されている。

製作・構成:大町龍雄、齋藤弥仁
企画:長田正美
演出:中山浩、齋藤弥仁
撮影:竹内光雄
録音:岩谷サウンド・システム

 

『四十二番街』 42nd Street
(アメリカ/1933/86分/16mm)ワーナー・ブラザース
監督:ロイド・ベーコン
原作:ブラッドフォード・ロペス
脚本:ライアン・ジェームズ、ジェームズ・シーモア
撮影:ソル・ポリト
振付:バスビー・バークレー

出演:ビービー・ダニエルズ、ジョージ・ブレント、ワーナー・バクスター、ルビー・キーラー、ジンジャー・ロジャース

ミュージカル「プリティ・レディー」上演までを描いたバックステージもの。30年代ミュージカル映画の画期的作品として知られる。

 

 

『ゴールド・ディガース』 Gold Diggers of 1933
(アメリカ/1933/90分/16mm)ワーナー・ブラザース
監督:マービン・ルロイ
原作:エイヴァリー・ホップウッド
脚色:アーウィン・ゲルシー、ジェームズ・シーモア
撮影:ソル・ポリト
音楽:ハリー・ウォーレン、アル・ダビン
舞台演出:バスビー・バークレー

出演:ウォーレン・ウィリアム、ジョーン・ブロンデル、アリーン・マクマホン、ルビー・キーラー、ジンジャー・ロジャース

大恐慌の余波が残るショー・ビジネス界、共同生活を送る3人組のコーラス・ガールが恋と舞台に花を咲かせる。

 

 

『キャグニー ハリウッドに行く』 Something to Sing About / Battling Hoofer
(アメリカ/1937/81分/16mm) グランド・ナショナル
監督・原案:ヴィクター・シャーツィンガー
脚本:オースティン・パーカー
撮影:ジョン・ステューマー
音楽:コンスタンチン・バカライニコフ

出演:ジェームズ・キャグニー、イヴリン・ダウ、ウィリアム・フローリイ、モナ・バリー、ジーン・ロックハート

キャグニー演じるニューヨークの人気バンドリーダーがハリウッドに進出する。映画業界の裏側を風刺的に描き、評価はされたものの、B級映画会社グランド・ナショナルを倒産にいたらしめた作品として知られている。

 

 

 

『ストーミー・ウェザー』 Stormy Weather
(アメリカ/1943/78分/16mm) 20世紀フォックス
監督:アンドリュー・ストーン
原作:ジェリー・ホーウィン、シーモア・B・ロビンソン
脚本:テッド・コーラー、フレデリック・J・ジャクソン
脚色:H・S・クラフト
撮影:レオン・シャムロイ
音楽:エミール・ニューマン、ベニー・カーター

出演:レナ・ホーン、ビル・ボージャングル・ロビンソン、キャブ・キャロウェイ、ニコラス・ブラザーズ、ファッツ・ウォーラー

ジャズ、ブルースファンにはたまらない超豪華キャストで戦中に作られた奇跡のオールブラック・ミュージカル。80分足らずの映画に20曲もの楽曲が詰め込まれている。ニコラス・ブラザーズの伝説のダンスナンバーは超必見!

 

《料金》 1本あたり(当日2本目以降は200円割引)
一般:1400円 ユース(25歳以下):900円 会員:1200円
特別料金(笠置シズ子)一般:1000円 ユース(25歳以下):500円 会員:800円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

協力:プラネット・プラス・ワン

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