神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

2024年5月17日(金)〜28日(火)[水・木休映]

群青いろ『雨降って、ジ・エンド。』『彼女はなぜ、猿を逃したか?』

『雨降って、ジ・エンド。』

(2020/84分/デジタル)
監督・脚本:高橋泉 撮影:彦坂みさき 照明:金子秀樹
録音:皆川慶介 美術:泉佳央里 音楽:平本正宏
プロデューサー:齋藤寛朗 企画:群青いろ 制作:カズモ

出演:古川琴音、廣末哲万、大下美歩、新恵みどり、若林拓也

降りしきる雨の日。二人は出会う。
可笑しくて、優しい。
でも残酷で──。
衝撃と賛否を呼ぶラブストーリー。

introduction
髙橋泉(『東京リベンジャーズ』シリーズ脚本)と廣末哲万(『凶悪』ほか出演)からなる映像ユニット「群青いろ」による、17年ぶりの待望の劇場公開作。ヒロインは、映画『偶然と想像』(21)などの出演で注目の古川琴音。彼女の人生を揺るがすピエロ男を、「群青いろ」作品の顔である廣末が、怪しくもユーモラスに体現。監督・脚本を高橋が手がけ、センシティブなタブーを驚くべきアプローチで描き上げた。

STORY
フォトグラファー志望の日和(古川琴音)は、偶然撮ったピエロ男・雨森(廣末哲万)の写真がSNSで大バズり。さらなる「いいね」を求めて雨森に近づくうち、日和の思いはいつしか恋心に。だが雨森には想像を絶する秘密があった…。それぞれが心に秘めた「想い」を相手にぶつけ合ったとき、未知の扉が開き、淡色の世界はカラフルに色づいていく。

→公式サイト

 

『彼女はなぜ、猿を逃したか?』

(2022/98分/デジタル)
監督・脚本:高橋泉 撮影:恵水流生
録音:川井武 編集:高橋泉、廣末哲万 音楽:小山絵里奈
制作:エミールハート

出演:藤嶋花音、新恵みどり、廣末哲万、萩原護、高根沢光、結

切り抜きされた、
私たちの景色。

introduction
「群青いろ」の最新作。実際のニュースをモチーフに髙橋泉が執筆した脚本を自ら監督。東京フィルメックス2022のメイド・イン・ジャパン部門にてジャパンプレミア、第15回下北沢映画祭「群青いろ」新作特集でのお披露目が話題を呼び、このたび期間限定上映が決定した。

STORY
ルポライターの優子(新恵みどり)は、動物園の猿を逃して逮捕された17歳の女子高生・未唯(藤嶋花音)の取材に取り組んでいる。一方、優子の夫の奏太(廣末哲万)は映像制作を生業としているが、かつては自主映画を撮っていた。アルバイトの男子校生トキオ(萩原護)に、もう映画は撮らないのかと問われ、撮れないのだと明かす奏太。同じ頃、記者の佐藤(高音沢光)もまた、未唯に接触していた。佐藤が入手したある映像に基づく捏造記事は拡散され、未唯の生活は脅かされる。誹謗中傷に晒された未唯の中の真実を探ろうとするうち、徐々に心のバランスを崩していく優子。

→公式サイト

◉ 舞台挨拶
5月18日(土)
15:15『彼女はなぜ、猿を逃したか?』上映後
群青いろ 髙橋泉監督・廣末哲万さん

 

《料金》
一般:1700円 シニア(65歳以上)・障害者:1200円 ユース(25歳以下):1000円 会員:1100円
*初日サービスDAY 1200円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

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