神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

2024年7月6日(土)

[貸館]自主映画上映会&クロストーク『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』


 
9:30 開場

第一部
10:10 映画上映
(本編124分)
12:20ー13:05 寺田監督アフタートーク

第二部
13:20ー映画上映
(本編124分)
15:40ー16:40 寺田監督クロストーク
ゲスト:ぐるーぷ「生命の管理はもうやめて」
元兵庫県立神戸高塚高校教師 高橋智子
高塚門扉通信 編集担当 所薫子

主催:ぐるーぷ「生命の管理はもうやめて」
後援:神戸市、神戸市教育委員会、神戸市教育会館:神戸市教職員組合

 

『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』
(2022/124分)©︎2022 PAO NETWORK INC.
監督:寺田和弘

「あの日、何があったのか」「事実と理由が知りたい」
親たちの強い思いが、10年にわたる唯一無二の記録となった――

2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波が学校に到達するまで約51分、ラジオや行政防災無線で津波情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、この震災で大川小学校は唯一多数の犠牲者を出した。この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、行政の対応には誠意が感じられず、その説明に嘘や隠ぺいがあると感じた親たちは真実を求め、石巻市と宮城県を被告にして国家賠償請求の裁判を提起した。彼らは、震災直後から、そして裁判が始まってからも記録を撮り続け、のべ10年にわたる映像が貴重な記録として残ることになっていく――

弁護団はたった2人の弁護士
親たちが“わが子の代理人”となり裁判史上、画期的な判決に

この裁判の代理人を務めたのは吉岡和弘、齋藤雅弘の両弁護士。
この裁判で、親たちは、「金がほしいのか」といわれのない誹謗中傷も浴びせられる中、“わが子の事実上の代理人弁護士”となって証拠集めに奔走し、わずか2人の弁護団でわが子を失った親たちとともに、5年にもわたる裁判で「画期的」といわれた判決を勝ち取った。そうした親たちと二人の弁護士の闘いの一部始終を記録として撮り続け、膨大な闘いの記録が残った。寺田和弘監督は、この貴重な撮影記録を丁寧に構成・編集し、独自の追加撮影もあわせて、後世に残すべき作品として作り上げた。

→公式サイト

イベント主催:ぐるーぷ「生命の管理はもうやめて」
1990年7月6日、兵庫県立神戸高塚高校で遅刻指導をしていた教員が閉めた門扉に挟まれ、1年生の石田僚子さんが頭蓋骨粉砕骨折などによる脳挫滅で亡くなられました。この後、自然発生的に、管理教育や社会の在り方を問う社会運動が起きました。裁判で学校の責任を問う人、高塚高校の教師、父兄、同級生、この事件を自分の問題として捉え、学校や教育の在り方を問い直す人々が毎年石田僚子さんの命日である7月6日に門前追悼を行うようになりました。ぐるーぷ「生命の管理はもうやめて」では、この事件が風化される事なく、教育の現場が子ども達の人権を守るものであって欲しいという思いを込め「高塚門扉通信」が継続して30年発行されました。
「生きる」の寺田和弘監督は、事件のあった神戸高塚高校出身です。寺田監督は、「校門指導が危険と分かっていながら声をあげなかった自分も加害者の1人である」と、新聞に投稿されています。石田僚子さんの34回目の命日である7月6日に集い、これからの子ども達が健やかに育つ場をどう作っていけばよいのか、参加者みんなで考えていきたいと思っています。
https://takatukamonpi.org/

 

《料金》
一般:1500円 シニア(65歳以上):1300円 ユース(25歳以下):1000円
予約受付
(6月1日より)
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

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