神戸映画資料館

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2022年2月19日(土)・20日(日)

フレデリック・ワイズマンのすべて vol.14

フレデリック・ワイズマンのすべて vol.14
2022年2月19日(土)・20日(日)

神戸映画資料館は、2019年秋の「フレデリック・ワイズマンのすべて in 関西」で3作品を上映しました。この続きとして、月1回程度のペースでシリーズで上映していきます。

1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン。
50年以上にわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、図書館、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきました。ワイズマン自身が “〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ” という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーブ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的なアメリカの姿が映し出されています。

 

「チチカット・フォーリーズ」 Titicut Follies

(1967/84分/ブルーレイ)撮影:ジョン・マーシャル
マサチューセッツ州ブリッジウォーターにある精神異常犯罪者のための州立刑務所マサチューセッツ矯正院の日常を克明に描いた作品。収容者が、看守やソーシャル・ワーカー、心理学者たちにどのように取り扱われているかが様々な側面から記録されている。合衆国裁判所で一般上映が禁止された唯一の作品であり、永年に渡る裁判の末、91年にようやく上映が許可された。

 

「ミサイル」 Missile

(1987/115分/16mm)撮影:ジョン・デイヴィー
カリフォルニア州ヴァンデンバーグの空軍基地では、1960年代から80年代までミサイル部隊の主力兵器だった大陸間弾道ミサイルの打上げ管制センターに配属される空軍将校の訓練が行われていた。戦略航空軍団第4315訓練艦隊に焦点を当て、核戦争についての道徳的、軍事的議論、ミサイルの装備・標的・発射、暗号、通信、テロリストの攻撃からの防衛、緊急体制、職員会議、個人指導などが描かれる。

 

《料金》
一般:1500円 ユース(25歳以下):1000円 会員:1200円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

→公式サイト(コミュニティシネマセンター)

フィルム提供:コミュニティシネマセンター
協力:アテネ・フランセ文化センター、山形国際ドキュメンタリー映画祭
文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業

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