神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

2022年5月14日(土)・15日(日)、21日(土)・22日(日)、28日(土)・29日(日)

プラネットシネマテーク2022

繰り返し見たい、見て欲しい映画を神戸映画資料館の所蔵フィルムから6作品選んでみました。今年の1月〜3月に開催した「古典映画超講義」で古典映画やモノクロ作品の面白さに目覚めた方にも勧めたい作品です。

 

5月14日(土)・15日(日)

「折鶴お千」
(1935/90分/サウンド版/35mm)
監督:溝口健二
原作:泉鏡花
脚色:高島達之助
撮影:三木稔
出演:山田五十鈴、夏川大二郎、羅門光三郎、芝田新
悪徳商人に食い物にされている女・お千が、愛する男のために尽くすが、貧しさのあまり次々に悲劇が襲う。弁士説明用に黒バックに白字の字幕が多数出る無声映画だが、従来のフル・フレームではなくサウンド・トラックに松井翠聲による活弁が入るサウンド版。

 

 

「宮本武蔵」
(1944/55分/16mm)
製作:マキノ正博
監督:溝口健二
原作:菊池寛
脚本:川口松太郎
撮影:三木滋人
出演:河原崎長十郎、中村翫右ヱ門、生島喜五郎、田中絹代
毎日新聞連載戦時版に連載された菊池寛の宮本武蔵の評伝の映画化。父の敵討のため教えを乞う姉と弟が現れ、武蔵は一乗寺の決闘のあと剣術を教える。それを知った敵は佐々木小次郎を味方にして弟を斬る。一年後の小倉、姉の見送りで船に乗り込んだ武蔵は、小次郎が待つ巖流島に向い波打ち際での一騎打ちで小次郎を倒す。

 

 
5月21日(土)・22日(日)

「素晴らしき放浪者」 Boudu Sauvé des Eaux
(1932/フランス/84分/16mm)
監督・脚本:ジャン・ルノワール
原作:ルネ・フォーショワ
撮影:マルセル・リュシアン
出演:ミシェル・シモン、シャルル・グランヴァル、マルセル・エニア、セブリーヌ・レルシンスカ、ジャック・ベッケル
セーヌ河に身投げしたブーデュ(ミシェル・シモン)を助けた古書店の主人は、彼を一家に招き入れる。しかし、自由人ブーデュは恩も感じずやりたい放題で……。画家オーギュスト・ルノワールの息子として生まれ、ヌーヴェル・ヴァーグの父となったジャン・ルノワールの傑作。

 

 

「牛泥棒」 The Ox-Bow Incident
(1942/アメリカ/75分/16mm)
監督:ウィリアム・A・ウェルマン
製作・脚本:ラマー・トロッティ
撮影:アーサー・ミラー
出演:ヘンリー・フォンダ、ダナ・アンドリュース、アンソニー・クイン
カウボーイたちによるリンチ事件を真っ正面から描いて、西部劇を根底で支えている法と正義の正当性を問いただす傑作ウエスタン。バザンが西部劇の古典的完成形と評した『駅馬車』のわずか数年後に撮られたこの名高い作品は、すでにしてバザンの言う〈超西部劇〉を予告している。公開当時その新しさはあまり理解されなかったが、今や西部劇の不滅の傑作としてイーストウッドを始め多くの人から高く評価されている必見作。(井上正昭)

 

 
5月28日(土)・29日(日)

「蜂の巣の子供たち」
(1948/86分/35mm)
監督・脚本:清水宏
撮影:古山三郎
音楽:伊藤宣二
清水監督は戦災孤児を引き取りともに生活をしていたが、その子どもたちを出演させてオール・ロケーションで撮影した自主製作作品。下関に降り立った復員兵が出会った浮浪児たちを連れて広島、神戸と山陽道を歩いて行く。山中貞雄、小津安二郎、そして溝口健二が天才と呼んだ、清水宏監督の「子ども」と「旅」のテーマが凝縮されている。

 

 

「忘れられた人々」 Los Olvidados
(1950/メキシコ/77分/16mm)
監督:ルイス・ブニュエル
脚本:ルイス・ブニュエル、ルイス・アルコリサ
撮影:ガブリエル・フィゲロア
音楽:ロドルフォ・ハルフター
出演:ロベルト・コボ、エステラ・インダ 、アルフォンソ・メヒア
メキシコシティのスラム街を舞台に、半ばうち棄てられた貧しい少年たちの物語。不良少年たちの救いのなさがリアリスティックに描かれるが、主人公の少年が見る夢のシュールなイメージなども見所。

 

 

《料金》一般:1200円 ユース(25歳以下):700円 会員:1000円
《割引》当日2本目は200円引き
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

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