神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

タグ:

2022年9月3日(土)・4日(日)

新長田映画講座

山根貞男、大映時代劇を語る vol.2

新シリーズ「新長田映画講座」は、二ヶ月に一度の頻度で開催いたします。講師は映画評論家の山根貞男氏。計3回にわたり、大映時代劇の魅力を語っていただきます。

*講座は、山根貞男氏が体調不良のため中止させていただきます。
 楽しみにされていた皆様には申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいますようお願いいたします。
 なお、『あばれ鳶』の上映は予定通り行います。上映と講座のセットであった参加費は変更いたします。
(8月29日)

© KADOKAWA1956

13:30〜 上映
「あばれ鳶」(1956/89分/35mm)製作:大映京都撮影所
監督:森一生 脚本:八住利雄 撮影:本多省三 美術:西岡善信 音楽:鈴木静一 録音:林土太郎 照明:島崎一二
出演:市川雷蔵、瑳峨三智子、林成年、近藤美恵子、黒川弥太郎

 

中止
15:15〜 講座(終了予定16:15) *4日(日)は前日の講座の録画
講師:山根貞男(映画評論家)

© KADOKAWA1956

市川雷蔵が江戸の華「鳶」を演じる初期主演作
大映時代劇講座の第2回は『あばれ鳶』(1956年)を取り上げます。主演は市川雷蔵。デビュー3年目だから、初期作品といえますが、なんと26本目の映画で、この年、雷蔵は13本に出演しています。大映の量産体制のなか、経営陣が市川雷蔵を若手スターとして育て上げ、トップスター長谷川一夫に次ぐ人気を盛り上げようとしたことが、よくわかります。演じる役は、江戸の華といわれた鳶、町火消しの小頭で、横暴な旗本一味を相手に江戸っ子の心意気を発揮します。監督はベテラン森一生。雷蔵とはこれが2本目ですが、つぎつぎコンビを組み、雷蔵の映画をもっとも多く撮ることになります。ヒロイン役は瑳峨三智子。勢いに乗り始めた市川雷蔵の颯爽たる姿と、名手森一生の流麗な映画づくりに、大映時代劇ならではの魅力をお楽しみください。

(山根貞男)

 

《参加費》 上映のみ
一般:1200円 ユース(25歳以下):800円 会員:1000円
《参加費》 上映+講座
一般:1500円 ユース(25歳以下):1000円 会員:1200円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

主催:神戸市 企画:NPO法人プラネット映画保存ネットワーク

PageTop