神戸映画資料館

PROGRAM プログラム

2023年1月28日(土)13:30

映画史探究:自主上映運動、それは関西から始まった!

「『戦艦ポチョムキン』自主上映運動再考」出版記念

1959年、日本政府によって公開が阻まれてきた『戦艦ポチョムキン』を日本で初めて自主上映した運動を新たに発見された資料(田中ファイル)をもとに読み解きます。

「『戦艦ポチョムキン』自主上映運動再考」   塩見正道 著

『戦艦ポチョムキン』
(ソ連/1925/75分/16mm[1976年修復版])
監督・脚本:セルゲイ・エイゼンチュテイン
撮影監督:エドゥアルド・ティッセ
美術:ワシーリー・ラハリス
出演:アレクサンドル・アントーノフ(水兵ワクリンチュク)、ウラジーミル・バルスキー(艦長)、黒海艦隊の水兵、オデッサ市民
伴奏:鳥飼りょう

 

対談 自主上映運動、それは関西から始まった!
塩見正道
(「『戦艦ポチョムキン』自主上映運動再考」著者)
上田 学(神戸学院大学人文学部准教授)

 

…全国各地に枯れ野に火がもえ広がるように「上映促進の会」が結成され、上映会場はどこでも例外なく満員であり、ラストは嵐のような拍手で終わった。…その数字は1年後、70万人をこえた。(山田和夫「日本における『戦艦ポチョムキン』の運命」より)

映画サークル運動の輝かしい伝統として今も語り継がれている『戦艦ポチョムキン』自主上映運動。「中央の視点」から語られてきたこの「物語」を「地方の視点」から見つめることによって浮かび上がった自主上映運動の生々しい実態。そこに見える「可能性alternative」探ります。

《参加費》 上映+対談
一般:1800円 ユース(25歳以下):1300円 会員:1500円
予約受付
メールと電話によるご予約を承ります。鑑賞を希望される日時と作品名、お名前、電話番号をお知らせください。予約で満席でなければ、当日に予約無しでもご入場いただけます。
info@kobe-eiga.net 078-754-8039

主催:風来舎、神戸映画資料館

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