詩人でもある福間健二監督の第7作となる『きのう生まれたわけじゃない』。昨年4月26日に74歳で旅立たれた監督の最後の映画となったことは無念でならないが、ここが表現の終着点ではない。第2作『岡山の娘』(2008)以降、プロデューサーをつとめてこられた福間恵子さんにお話を聞いた。