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『マリの話』 高野徹監督ロングインタビュー(後編)
『マリの話』はロングインタビュー前編で伺ったとおり、偶発性やアクシデントを積極的に制作に取り込み、監督の意思以外の要素──厳格なシネアストならば採用しないかもしれないアイデア──が幾つかの場面に大きく作用している。この後編では、そうした本作の雑多なコラージュ的構成にも光を当ててみたい。
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『マリの話』 高野徹監督ロングインタビュー(前編)
高野徹監督の初長編作『マリの話』。ロングインタビュー前編ではこの怪作(?)の成り立ちから監督に伺った。
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観客の顔をさがす:佐々木友輔『映画愛の現在』三部作の神戸上映に寄せて 田中晋平
関西初上映の『映画愛の現在』。鳥取県全域の映画館や自主上映グループ、小規模の映画祭、ドキュメンタリーの制作者など、映像にたずさわるさまざまな人々を、監督の佐々木友輔が訪ね歩き、それぞれの語りに耳を傾けた記録である。