神戸映像アーカイブプロジェクト
みんなで発掘・宝探し試写会
[終了]2017年1月14日(土)13:30〜
[終了]2016年11月12日(土)13:30〜
[終了]2016年8月15日(月)13:30〜
[終了]2016年6月11日(土)13:30〜
 
神戸映画資料館には、1万5千本を超える収蔵フィルムがありますが、内容が未調査のものも多数あります。劇映画のほか、教育目的で作られたものやホームムービーなどなど。それらを実際に映写機にかけて上映し見ていきます。一口に映画フィルムといっても多様であることを知っていただく機会です。どんな映像が写っているでしょうか。宝探しの気分でご参加ください。
 

《参加費》無料   《会場》神戸映画資料館

主催:神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会


神戸映像アーカイブプロジェクト
ノンフィルム資料の保存と活用
2016年12月
11日(日)公開講座:映画関連資料の現在
12日(月)勉強会:映画関連資料の取り扱い

映画を収集・保存・公開するフィルム・アーカイブとしての神戸映画資料館では、映画フィルムのみならず、脚本、ポスター、スティル写真、プレス資料、機材などのいわゆる「ノンフィルム資料(映画関連資料)」も大量に保管しています。これまで映画フィルムの保存や復元に関するイベントは全国各地で実施されてきましたが、ノンフィルム資料の保存・管理・修復に特化したイベントはまったくありませんでした。今回、「神戸映像アーカイブプロジェクト」の一環として、フィルム・アーカイブだけでなく全国の資料館、博物館、美術館などに保管されているであろうノンフィルム資料の適切な保管・管理・修復についての実践的な講義と議論、そしてワークショップを実施することになりました。日本最大のフィルム・アーカイブである東京国立近代美術館フィルムセンターでノンフィルム資料を統括する岡田秀則主任研究員をはじめ、第一線で活躍するアーキビストと研究者の皆様をお迎えし、2日間にわたってノンフィルム資料の奥深い魅力に迫りたいと思います。

板倉史明(神戸大学准教授/神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会委員)

 

12月11日(日)
公開講座:映画関連資料の現在
 [参加無料/予約不要]
13:00~13:50 基調講演
 講師:岡田秀則(東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員/ノンフィルム資料担当)
 
14:00~15:40 実践報告
 大矢敦子(京都文化博物館学芸課)
 木村立哉(東映太秦映画村 映画文化館担当)
 田中晋平(神戸映画保存ネットワーク客員研究員)
 森下明彦(メディア・アーティスト/美術・音楽・パノラマ愛好家)
 
16:00~17:00 ディスカッション
 モデレーター:板倉史明
 登壇者:大矢敦子、岡田秀則、木村立哉、田中晋平、森下明彦
 

12月12日(月)
勉強会:映画関連資料の取り扱い
 [参加無料/申込制/定員20名]
11:00〜11:15 神戸映画資料館収蔵庫見学(希望者のみ)
 
11:15〜12:00 フィルムセンターのケーススタディ
 講師:岡田秀則
 
13:00〜14:30 ワークショップ
 講師:岡田秀則、和田泰典
 フィルムセンターで行っている作業を神戸映画資料館所蔵資料を使い参加者とともに行います。
 ・傷んだ脚本、雑誌の保存ケース作成
 ・ポスターの簡易修復
 
14:30〜15:00 質問・相談
 

勉強会 申込方法[12月9日18時で受付を終了しました]
以下の項目を記載し、メールでお申し込みください。info@kobe-eiga.net
 ・氏名
 ・ご所属
 ・連絡先(メールアドレスと電話番号)
 ・ご質問・ご相談内容
*資料の管理等に携わる職員、研究者からの申込を優先して受付いたします。なにとぞご了承ください。

会場:神戸映画資料館
主催:神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会
神戸市 平成28年度まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業
 
[関連企画]
2016年12月11日(日)17:20〜
『映画という《物体X》』刊行記念 上映とトーク


特集:子ども映画の愉しみ

CIE映画

戦後、CIE(民間情報教育部)は文部省に最新鋭の16ミリ映写機(ナトコ)1300台を無償貸与して各都道府県に配布、併せて供給されたアメリカなどの短篇教育映画を巡回上映して日本の民主主義啓蒙に努めました。この、GHQが占領政策として上映を推進したCIE映画から日本の教育映画の歴史を振り返ります。

10月22日(土)14時40分〜 参加無料
講演:CIE映画と日本の映画教育  講師:阿部彰
(大阪大学名誉教授)

 

Aプロ

カナダにおける学校施設や授業法の刷新、学校統廃合の過程をドキュメンタリータッチで紹介する『みんなの学校』、住んでいる町の成り立ちの調査を通じて研究の愉しさを学ぶ『町も学校』、アメリカ民謡の作曲家フォスターの伝記映画『フォスター名曲集 第5篇 夢路より』、アメリカにおける報道のあり方を描いた『新聞の自由』の4作品。

『町も学校』

『新聞の自由』

『新聞の自由』

みんなの学校 Everyone’s School
(CIE封切1948/17分/16mm)
カナダ国立映画局製作 監督:W. A. マクドナルド、イディス・スペンサー 撮影:ジョン・ノーウッド

町も学校 Near Home
(CIE封切1948/23分/16mm)
ベーシック・フィルムズ製作 英国政府国際映画局配給 英国インフォメーション・サービス映画
撮影:ジエラルド・ギブス 配役:リチャード・ドナルド・フインレイ 日本語版製作:大映株式会社

フォスター名曲集 第5篇 夢路より Beautiful Dreamer
(CIE封切1949/16分/16mm)
アドイミラル・ピクチュアズ会社 監督:ジェイ・リチャード・ウェストン
脚本:アルフレッド・スマレエイ 音楽監督:ケン・ダービー 撮影:ウィリアム・ウットン
録音:コーリー・クック
出演:ドン・リード、ジョイ・グイネル、ボウル・セオドア、キングスメン合唱団

新聞の自由 Freedom of the Press
(CIE封切1950/17分/16mm)

 

Bプロ

雨具がなくて欠席者が続出する問題を小学校の児童たちが自主的に解決していく過程を追う『こども議会』、捨て猫を介抱する母猫にすねて家出する子猫が、いろいろな危難にあいながらわが家に戻るまでをオペレッタ形式で表情が豊かに描くアニメーション『すて猫トラちゃん』、そして3本目の有名なドキュメンタリー『北地のナヌック(極北のナヌーク)』は本来は無声であるが、今回上映するのは国内に現存する数少ないプリントの一本で戦後トーキー化されたものの日本語版。

『こども議会』

『こども議会』

『北地のナヌック』

『北地のナヌック』

こども議会 Children’s Diet
(1947/CIE封切1950/19分/16mm)
東宝教育映画 製作:米山彊 脚本・演出:丸山章治 撮影:完倉泰一 編集:今泉善珠 音楽:清瀬安二

すて猫トラちゃん
(1947/24分/16mm)
日本動画社、東宝教育映画部 製作:井関輝雄 演出:政岡憲三 脚色:佐々木富美男
作詞:佐伯孝夫 作曲・指揮:服部正 録音:岡崎三千雄 作画・撮影:日本漫画映画

北地のナヌック(極北のナヌーク) Nanook of the North
(1922/CIE封切1951/50分/16mm)
製作・撮影・監督:ロバート・J・フラハティ

 

Cプロ

第二次大戦後のソ連やヨーロッパなどの世界情勢をアメリカの視点で描いた『平和への意志』、教育委員会制度の趣旨を啓発することをねらいに、とくに日本向けに製作された『新しい村の学校』、盲児幼稚園の教育を描く『わが子はめくら』、仲間にとけこめず社会適応性に乏しい「優秀児」を集めた特別学級における実践を紹介する『実験学校』の4作品。

『平和への意志』

『平和への意志』

『実験学校』

『実験学校』

平和への意志 The Will for Peace
(CIE封切1951/33分/16mm)

新しい村の学校 New Rural School
(1949/CIE封切1951/19分/16mm)
ハーバード・カアコウ・プロダクション製作

わが子はめくら My Child Is Blind
(CIE封切1952/21分/16mm)
製作:ヴィクター・D・ソロウ

実験学校 Experimental Elementary School
(1949/CIE封切1952/16分/16mm)
製作・監督:ヴィクター・ソロウ

 

 

学研映画


学習研究社(学研)は1946年に小学生向け学習雑誌「学習」を創刊し教育系出版社として誕生しました。1950年には視聴覚教育の重要性と発展性に着目しスライド教材の製作に着手、その5年後の1955年から教材映画の製作をスタートしました。理科や社会科など学校現場で使われる教材映画や児童向け人形アニメーションなど、その初期から70年代までの代表作を5つのプログラムでご覧いただきます。
解説:山本直美(学研教育アイ・シー・ティー)

Dプロ 社会科映画

理科映画とならんで、学研映画の草創期を支えた社会科映画を特集したプログラム。学習雑誌や出版物、スライドなどで得た教材制作のノウハウにより、初期は「映画の形をした教材づくり」に力点がおかれていたが、『貨物駅』『魚市場』などには当時の世相や風俗が映し出され、歴史的付加価値ももつようになっている。また全盛期を迎えた日本映画の手法を巧みに取り入れ、『のうかのくらし』では教材らしからぬ映画技法が垣間見られる。

『郷土を調べよう』

『郷土を調べよう』

『のうかのくらし』

『のうかのくらし』

貨物駅
(1961/15分/ブルーレイ)
脚本:道家和祥 演出:佐藤洸 撮影:林伸好

郷土を調べよう
(1961/16分/16mm)
演出:森下博美 撮影:鈴木鉄男

のうかのくらし
(1968/10分/16mm)
脚本・演出:小野豪 撮影:金井勝 音楽:木下忠司

遣唐使 海外文化の移入
(1965/16分/16mm)
脚本:佐藤洸、福井康雄 演出:小野豪 撮影:八木正次郎 アニメーション:岡田一利 音楽:長沢勝俊

魚市場(うおいちば)学習映画大系社会科シリーズ
(1958/11分/16mm)
脚本:森田純 演出:阿久津好伸 撮影:星信夫

 

Eプロ アートアニメーション

パペット(人形)、紙、フィルムなど、様々な手法で制作された学研のアートアニメの特集プログラム。1960年代に学研は、渡辺和彦という社員監督を中心に、およそ40本のアートアニメーション映画を制作した。『いなかねずみとまちねずみ』『きたかぜとたいよう』のような半立体アニメは、当時珍しい「多層式撮影台」といって、ガラスのレイヤーを何枚も重ねて最上段から撮影する特殊技術が用いられていた。また、『マッチ売りの少女』『セロひきのゴーシュ』のような人形アニメは、多くが佐々木章氏により造形された人形を用いていた。凹凸が少なく、のっぺりとした顔が特長的である。

『いなかねずみとまちねずみ』

『いなかねずみとまちねずみ』

『セロひきのゴーシュ』

『セロひきのゴーシュ』

いなかねずみとまちねずみ
(1960/9分/35mm)
脚本・演出:渡辺和彦 作画:清水耕蔵 音楽:宅孝二

きたかぜとたいよう
(1960/8分/35mm)
脚本・演出:渡辺和彦 アニメーター:寺司香智子 作画:清水耕蔵 音楽:今井重幸

マッチ売りの少女
(1967/18分/35mm)
原作:アンデルセン 脚本:神保まつえ 演出:渡辺和彦 人形アニメーター:和田京子、見米豊、武川和子 人形:佐々木章 音楽:林光

みにくいアヒルの子
(1968/18分/35mm)
脚本・演出:渡辺和彦 人形アニメーター:和田京子、見米豊、尾崎良 人形:佐々木章 音楽:斎藤高順

以上4作品、フィルム提供:東京国立近代美術館フィルムセンター

セロひきのゴーシュ(1963/19分/ブルーレイ 16mm
原作:宮沢賢治 脚本・演出:神保まつえ 人形アニメーション:飯田純子、和田京子 人形:佐々木章

 

Fプロ 理科映画

学研映画が、教育映画としてその地位を確固たるものとした理科映画を集めたプログラム。1950年代の教育映画といえば、広告や宣伝を目的として作られた、いわゆるPR映画が大部分を占めていた中で、学研は教材に特化した映画を作る。生物学などに明るい学研の科学雑誌の編集部員をスタッフに加え、第一号映画作品『カニの誕生』を制作。その後、理科専用のスタジオを建設し微速度撮影や顕微鏡撮影なども完備されると、『しょうじょうばえ』など動物の生態を観察したり、実験を行ったりする特殊撮影も行われるようになった。

『カニの誕生』

『カニの誕生』

『きる 切断のなぞをさぐる』

『きる 切断のなぞをさぐる』

カニの誕生
(1955/10分/16mm)
脚本:藤平波三郎 構成:高綱則之 撮影:清水ひろし、中村聖

かげ
(1971/9分/16mm)
脚本・演出:建部賢太郎 撮影:金子泰生 音楽:斉藤高順

動物を分類する
(1971/16分/16mm)
脚本・演出:菅能琇一 撮影:秋山泰宏

しょうじょうばえ
(1970/16分/ブルーレイ)
脚本・演出:菅能琇一 撮影:松本慶一

きる 切断のなぞをさぐる(1971/27分/16mm)
脚本・演出:定村武士 撮影:平野光徳 音楽:桑野研郎

 

Gプロ 産業映画

学研が官公庁や企業から受託して制作した産業映画を集めたプログラム。学研は教材映画制作の一方、様々な団体から映画制作を請け負っていた。その中には公害や環境問題を取り上げた『黒い霧 スモッグに挑む』のように、ドキュメンタリー映画として現在も受け継がれる作品もある。また1970年の大阪万博では、部内に万博映画制作室が設置され、パビリオン内で投影する大型展示映像の制作なども行った。

『Expo’70 人類の広場』

『Expo’70 人類の広場』

『黒い霧 スモッグに挑む』

『黒い霧 スモッグに挑む』

Expo’70 人類の広場
(1970/20分/ブルーレイ上映)
脚本・演出:福井康雄

黒い霧 スモッグに挑む
(1965/27分/ブルーレイ上映)
脚本:秋山智弘 演出:定村武士 撮影:佐竹荘一

純白の太陽
(1966/20分/ブルーレイ上映)
脚本・演出:畑正憲 撮影:岩間勇水

 

Hプロ 昭和の子どもたち

学研映画に収録されている人々や町の様子などから、当時の世相や風俗をふり返るプログラム。学研は多数の児童向け教育映画を制作する中で当時の子どもたちの活き活きとした姿を映し出してきた。彼らを取り巻く生活習慣、服装、髪型、話し方に至るまで、深い郷愁にかられる作品を選定した。

『おこったエンピツたち』

『おこったエンピツたち』

『えんそく』

『えんそく』

おこったエンピツたち
(1963/17分/16mm)
脚本・演出:小野豪 撮影:佐竹荘一 特殊技術:渡辺和彦 音楽:斉藤高順

えんそく(1960/13分/16mm)

てんぐ祭りとがき大将
(1975/45分/16mm)
脚本:関功 演出:瀬藤祝 撮影:金子泰生 音楽:西山登

 

清水宏監督作品


『風の中の子供』、『みかへりの塔』、『しいのみ学園』など、みずみずしい子どもたちの姿を戦前から戦後にかけて描き続けた清水宏監督。その中でも自主製作時代の「蜂の巣映画」を中心にしたプログラム。

Iプロ

清水監督は戦災孤児を引き取りともに生活をしていたが、その子どもたちを出演させてオール・ロケーションで撮影した作品。下関に降り立った復員兵が出会った浮浪児たちを連れて広島、神戸と山陽道を歩いて行く。山中貞雄、小津安二郎、そして溝口健二が天才と呼んだ、清水宏監督の「子ども」と「旅」のテーマが凝縮されている。
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蜂の巣の子供たち
(1948/86分/35mm)
蜂の巣映画部 監督・脚本:清水宏 撮影:古山三郎 音楽:伊藤宣二
出演:島村俊作、夏木雅子、久保田晋一郎、岩本豊

 

Jプロ

当時、植民地であった朝鮮で即興的に撮影された小品『ともだち』、『みかへりの塔』などの長篇の合間を縫って製作した『團栗と椎の実』、清水宏の珍しい記録映画『奈良には古き佛たち』。長篇作以上に清水映画の魅力にあふれた短篇作品のプログラム。

『ともだち』

『ともだち』

『團栗と椎の実』

『團栗と椎の実』

ともだち
(1940/13分/35mm)*音声欠落
大日本文化映画製作所 監督・脚本:清水宏 撮影:厚田雄治
出演:横山準、李聖春、南里金春
フィルム提供:東京国立近代美術館フィルムセンター

團栗と椎の実
(1941/29分/35mm)
松竹大船 監督・脚本:清水宏 撮影:森田俊保
出演:大塚紀男、横山準、大山健二、若水絹子、大藤亮

奈良には古き佛たち
(1953/36分/35mm)
蜂の巣映画部 監督:清水宏

 

Kプロ

『その後の蜂の巣の子供たち』に続く「蜂の巣映画」三部作の3本目。奈良でお寺の案内をして生活する戦災孤児の少年たちを、大仏が静かに見守っているかのような心温まる作品。

daibutsu01大佛さまと子供たち(予定)
(1952/102分/35mm)
蜂の巣映画部 監督・脚本:清水宏
撮影:古山三郎 音楽:伊藤宣二
出演:岩本豊、硲由夫、宮内義治、久保田晋一郎、川西清
フィルム提供:東京国立近代美術館フィルムセンター

 


Kobe Documentary Film Festival 2016
第8回神戸ドキュメンタリー映画祭
10月15日(土)・16日(日)、21日(金)〜25日(火)

上映時間会場・料金・問合せ
〈ホームムービーの日 in 神戸〉
日本の新作ドキュメンタリー「さとにきたらええやん」
特集:子ども映画の愉しみ


日本の新作ドキュメンタリー
「さとにきたらええやん」
2016年10月16日(日)
13時30分〜上映 15時20分〜16時20分座談会
会場:ふたば学舎 講堂
参加無料

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さとにきたらええやん
(2015/100分/ブルーレイ)
監督・撮影:重江良樹 プロデューサー・構成:大澤一生 編集:辻井潔 音楽:SHINGO★西成
日雇い労働者の街・大阪西成区釜ヶ崎で38年続く子どもたちの集いの場「子どもの里」。人情が色濃く残る街の人々の奮闘を描く、涙と笑いあふれるドキュメンタリー。全国各地で好評上映中のヒット作を特別上映します。
映画『さとにきたらええやん』公式サイト

座談会 「みんなでつくる、みんなの居場所」
お招きした3人の方々は、どんな温かな目線でまちを眺めてられるのでしょうか?
その目線をレンズにして今一度まちを覗いてみたい!と考えての座談会です。
────────司会:金千秋(映画祭実行委員会委員長、FMわぃわぃ代表)
重江良樹(「さとにきたらええやん」監督)
茂木美知子WACCA代表、NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ理事)
原田千博NPO法人フリーヘルプ 長田店店長)

 


Kobe Documentary Film Festival 2016
第8回神戸ドキュメンタリー映画祭
10月15日(土)・16日(日)、21日(金)〜25日(火)

上映時間会場・料金・問合せ
〈ホームムービーの日 in 神戸〉
日本の新作ドキュメンタリー「さとにきたらええやん」
特集:子ども映画の愉しみ


第8回神戸ドキュメンタリー映画祭 ホームムービーの日 in 神戸

 

ちいさなフィルムのためのちいさな祭典! 世界で同時開催
ホームムービーの日 in 神戸
みなさんのホームムービーを見せてください!

上映フィルム募集中
フィルムをお持ちのかたは、事前に神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会事務局(神戸映画資料館内)までご連絡ください。
お寄せいただいたフィルムは、傷みや内容を確認後、持ち主の方と上映のご相談をします。上映させていただいたフィルムは、その後も内容を簡単に確認できるようDVD化してお渡しいたします。

©かこさとし1951

©かこさとし1951

2016年10月15日(土)13時30分〜
会場:ふたば学舎 会議室3-2(和室)
参加無料

地域や家庭に眠るフィルムを持ち寄る上映会です。
個人的な記録(映像)が、地域の、そして時代の記憶を呼び覚まします。
この機会に、みなさんの思い出を映像とともに甦らせてください。
懐かしい幻灯の上映もあります。
[上映]みなさんからお寄せいただいたホームムービー
[幻灯上映]
「わっしょい わっしょい ぶんぶんぶん」
(1954年)製作:東大セツルメント川崎こども会 作画:加古里子

 

お問い合せ

神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会事務局 (神戸映画資料館内)
078-754-8039 info@kobe-eiga.net

HMD Japan LogoNPO法人映画保存協会(東京)が〈ホームムービーの日〉の日本での普及につとめています


Kobe Documentary Film Festival 2016
第8回神戸ドキュメンタリー映画祭
10月15日(土)・16日(日)、21日(金)〜25日(火)

上映時間会場・料金・問合せ
〈ホームムービーの日 in 神戸〉
日本の新作ドキュメンタリー「さとにきたらええやん」
特集:子ども映画の愉しみ


「神戸の映画・大探索」
山本二三氏トークショー と 映画「火垂るの墓」上映会
2016年8月26日(金)13:30〜16:30
会場:ふたば学舎 三階 講堂

©野坂昭如/新潮社,1988

©野坂昭如/新潮社,1988

山本二三s山本二三(やまもとにぞう)
1953年6月27日生まれ。長崎県五島市出身。子どもの頃から絵が得意だった山本は、岐阜県県立大垣工業高校で建築を学び、美術系専門学校在学中にアニメーションの美術スタジオに勤務しました。その後、テレビアニメーション「未来少年コナン」(1978)で自身初の美術監督を務め、以降、「天空の城 ラピュタ」(1986)、「火垂るの墓」(1988)、「もののけ姫」(1997)など、美術監督として数々の名作に携わりました。

 

第1部 13:30〜14:15
山本二三氏トークショー

映画「火垂るの墓」で美術監督をつとめた山本二三氏をお招きして、制作秘話などをお話しいただきます。
聞き手:松下麻理(神戸フイルムオフィス代表)

 

第2部 14:30〜16:00
「火垂るの墓」上映会

(1988年/ 88分/16mmフィルム上映/アニメーション)
監督・脚本:高畑勲 原作:野坂昭如 美術監督:山本二三
制作:スタジオジブリ 製作:新潮社
太平洋戦争末期の神戸。14歳の清太と4歳の節子の兄妹は空襲で母親を亡くし、家を焼け出される。路頭に迷った兄妹は西宮の親戚の家へ身を寄せるが、そこでも居場所がなくなり二人は防空壕の中で暮らし始める…。

上映会終了後 書籍販売とサイン会
*「山本二三展」図録がサインの対象となります。

 

《参加費》無料
開催当日正午よりふたば学舎三階講堂前にて整理券を配布します。先着250名。

主催:ふたば学舎、神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会
助成:神戸市「まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成」

 
[関連情報]
日本のアニメーション美術の創造者
「山本二三展 リターンズ」
~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~
会場:神戸ゆかりの美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
会期:7月16日(土)~9月4日(日)
*月曜日休館[但し、7月18日(月)は開館、19日(火)は休館)]


神戸映像アーカイブプロジェクト
映画資料の整理作業メンバー大募集

20150729

神戸映画資料館は、映画フィルム約1万本のほか、書籍や雑誌、パンフレット、ポスター、チラシ、写真、映写機材など、映画に関するあらゆる資料を収蔵しています。

民営のフィルム・アーカイブということもあり、恒常的な資金不足、人員不足によって資料の整理が十分できずにきました。しかし、フィルムのような扱いに専門知識を要するものは別として、ノンフィルム資料(書籍や雑誌、チラシなど)については、ボランティアスタッフの手を借りて、少しづつ分類作業を進めてきました。

そんな作業の過程で気づいたことがあります。
「映画のポスターやチラシの分類作業は、みんなでやると楽しい!」

もちろん、根気の要る地味な作業ではあるのですが、数十年前のロードショー公開用のチラシを見て、映画を見に行った当時を思い出したり、映画祭や自主上映などの歴史を感じる資料に触れ、映画の新たな見方に気づいたり…。

というわけで、今回、「神戸映像アーカイブプロジェクト」として整理作業メンバーを募集します。
まずは、お気軽にメンバーにご登録ください。

整理作業参加方法
1.下記フォームよりメンバー登録
2.事務局より、作業実施日時、場所(神戸映画資料館および神戸市立地域人材支援センター)、募集人数の案内メールを受け取る
3.参加希望の場合は、メールでその旨返信(都合が悪い場合はパスしてください)。
4.事務局より受付確認のメールを受け取る。
5.作業に参加。

*ご参加は中学生以上とします。
*交通費・謝金はお支払いできません。
*実施は、月1〜2回を予定しています。
*作業中のおしゃべりは歓迎ですが、資料の扱いは丁寧にお願いします。

主催:神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会
助成:神戸市「平成27・28年度 まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成」

[contact-form-7 id=”553″ title=”整理作業メンバー登録”]


「神戸の映画」大探索

ホームムービーに記録された神戸
神戸映画資料館所蔵フィルムより

舞子の浜

maikonohama01 maikonohama02

昭和の初め1930年代初頭に撮影された舞子の浜。白砂青松の浜が続いていた阪神間の海岸を想起する風景で、沖合には帆掛け船が往き交い石積みの突堤では人々が魚釣りを楽しんでいる。浜辺では男児と女児が父母と戯れ、日本髪姿のお手伝いさんが見守っている。幸せそうな一家の心温まる記録である。撮影者不詳。

 

六甲登山

rokkotozan01 rokkotozan02
場所は定かではないが阪急沿線の川岸に集合し、六甲登山をした様子を記録したフィルム。池の畔では楽しげに昼食宴会。フィルムの製造年(1934年)と川岸の標識から推測すると1936(昭和11)年10月29日の神戸沖で行われた特別大演習観艦式(艦艇100隻、飛行機100機)を見るための登山かもしれない。「舞子の浜」と同じロールに繋がれているので同じ撮影者と思われるが詳細不明。

 

須磨別荘、明石沖帆船

sumabesso01 sumabesso02
須磨の別荘地開発は住友家第15代当主・住友友純が1893(明治26)年、海辺の約1300坪の土地に別荘を建てたのが草分けとなり、風光明媚で温暖な土地を愛した華族や財界人により次々に別荘が建てられ始めた。住友別邸の他にも大谷光瑞の月見山別邸、九鬼隆輝(旧三田藩主)、藤田伝三郎(実業家)、辰馬悦蔵(酒造業)、松方幸次郎(神戸新聞社)、滝井弁三(マッチ業)など多数の別荘があった。このフィルムの別荘は特定できないが、富裕層の暮らしぶりが描かれた記録となっている。彼方に淡路島を望む海浜からは沖合を通る帆掛け船が見える。撮影者不詳。

 

神戸中山手天主堂

nakayamate01 nakayamate02
中山手カトリック教会は、明治3年に居留地に誕生した神戸最古の教会が1923(大正12)年に中山手に移転したもので、神戸最大の聖堂を誇っていた。聖堂は1945(昭和20)年に空襲で全焼、その後、再建されたが阪神淡路大地震で半壊となり取り壊された。現在その地はカトリック神戸中央教会となっている。1929年撮影とフィルム缶に書かれているので、その情報が正しければ聖堂新築後6年目の様子で、西洋文化あふれる教会だったことが分かる。テニスでトロフィーを手にする風景も写っている。撮影者不詳。

 

楠公六百年祭と旧坂倉商店業務状況

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1935(昭和10)年5月は大楠公が湊川合戦で戦死してから600年、5月24日から26日の3日間、湊川神社では楠公祭が盛大に行なわれた。武者行列は南北朝当時の衣裳や武具などが出来るだけ往時そのままに新調整備され、総勢三千余名の大行列、沿道の人出五十万人と云われている。満州国建国から3年目、天皇崇拝が次第に強まる中、楠公さんを代表する神社への崇敬の姿を読み取ることができる。その後に1924年磯辺通に創業の坂倉商店(現在は大阪のサカクラ株式会社)の業務状況が写し出されている。撮影者は不詳だがフィルムの箱には現像発注者として坂倉と記載されている。

 

六甲山生活

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1931年製のフィルムで撮影されKAZUO YUKAWA名で現像された六甲山生活の様子。写されている「六甲登山ロープウェイ」は阪急系列の六甲登山架空索道株式会社によって1931(昭和6)年に建設され、戦時体制による鉄材供出のため1944(昭和19)年に廃止された幻のロープウェイ。翌1932(昭和7)年に阪神電気鉄道系列の六甲越有馬鉄道によって六甲ケーブル線が建設され、阪急と阪神が六甲山で競っていた時代の貴重な記録である。子供が上る四角錐のシンボルは山頂のようにも見えるが確認できなかった。撮影者不詳。

 

神戸スケート会発会式 スケート大会

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冒頭のタイトルに「神戸スケート会発会式 スケート大会 於神戸アイススケート場 9.4.8.」と出る。新開地の聚楽館4階に神戸アイススケート場が開業したのは資料によると1934(昭和9)年12月20日なので、撮影日の4月8日は開業以前ということになる。新開地本通の松本座、菊水館、朝日館の向かい側奥にあったアイススケート場(故・三船清氏作成の「神戸・湊川新開地とその周辺復元図」参照)かもしれないが、1933年から改築に入った聚楽館での開業前の催しの可能性もある。撮影者不詳。

 

神戸みなとの祭

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第1回みなとの祭が開催されたのは昭和8年。アメリカ・ポートランドのローズフェスティバルにヒントを得て市民創造型の新しいタイプの祭りとして始まった。みなとの女王の戴冠式、国際大行進、市電の軌道上を運行した花電車、懐古行列、市内の電飾などが行われ市民に親しまれた。当時の神戸市役所(現在の中央区橘通1丁目弁護士会館のある場所)の前が写るなど珍しい風景を捉えている。イルミネーションにあるO.S.K.は大阪商船(O.S.K.LINE/現在の商船三井)の広告である。撮影者不詳。

 

神戸港 若御主人様御帰郷

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インドから神戸へランプラ号で帰国した若主人を出迎える情景を記録したもの。1936(昭和11)年2月、マッチ産業で成功した播磨隆三郎が撮影。最近、神戸映画資料館に遺族から寄贈された多数のフィルムの中の一本。寄贈フィルムの多くはマッチ工場のあったインドや、エジプト、ヨーロッパ、アメリカなど海外旅行の記録だが、須磨の滝川弁三邸庭園での宴会の様子も含まれている。

 

事業主体:神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会
助成:神戸市「まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成」


「神戸の映画」大探索

〈「神戸の映画」大探索〉は、神戸の街が登場する映画を、古いものから最近のもの、劇映画から記録映画、個人映画、ホームムービーにいたるまで、時代とジャンルを超えて探索するプロジェクトです。

みなさんからお寄せいただいた情報により、新たな「神戸の映画」が見つかりました。
以下に、「神戸の映画」リスト(劇映画篇)として公開いたします。

プロジェクトでは引き続き情報を求めています。
映画のタイトルのほか、舞台の場所、撮影された場所、その映画にまつわる思い出などをメール(info@kobe-eiga.net)や、ツイッターのハッシュタグ( #神戸の映画 )でお知らせください。

 

「神戸の映画」リスト(劇映画篇)[2016年3月31日/暫定版] → 2021年3月2日 更新版

題名赤字:特に神戸度が高い作品
:今回、新たにリストに加わった作品
*:「神戸とシネマの一世紀」(1998年/編者:神戸100年映画祭実行委員会、神戸映画サークル協議会/神戸新聞総合出版センター)所収資料「兵庫県ゆかりの映画」より

一部、検証が十分でない作品があります。お気づきの点などありましたら、情報をお寄せください。

題名 公開 監督 出演者 舞台設定 撮影場所
火華 1922 衣笠貞之助
佐渡の若竹 1923 マキノ省三
大活劇 爭鬪 1924 金森万象 高木新平 旧居留地
由利刑事 1924 松本英一 松本泰輔、高堂国典
奇蹟 1925 仁科熊彦 市川小文治
武士道 1925 H・K・ハイランド 姫路城
黄金の弾丸 1927 印南弘 宮島健一 旧居留地/神戸港
闇の手品 1927 鈴木重吉
怪傑岩見重太郎 1927 唐沢弘光 明石緑郎
正義の使者 1927 田坂具隆 神戸鉄鋼、播磨造船
神戸行進曲 1930 印南弘
七つの海 處女篇[前編] 1931 清水宏
港の日本娘 1933 清水宏
霧笛 1934 村田實
日本晴れ 1934? 村上潤
海の大将軍 1937 児井英男 羅門光三郎
蒼氓 1937 熊谷久虎 黒田記代 国立神戸移民収容所
大阪夏の陣 1937 衣笠貞之助
お母さん 1940 瑞穂春海
入江たか子の 妻の場合[前篇・后篇] 1940 佐藤武
新雪 1942 五所平之助 月丘夢路 高羽国民学校
Zの戦慄 1948 丸根賛太郎 トアロード西側家屋
蜂の巣の子供たち 1948 清水宏 島村修作 神戸
透明人間現わる 1949 安達伸生 月形龍之介 須磨浦公園/移情閣
忘れられた子等 1949 稲垣浩 トアロード西側家屋
難船崎の血闘 1950 松田定次 密輸団アジト 須磨観光ハウス
にっぽんGメン 難船崎の血闘 1950 松田定次 須磨観光ハウス
夜霧の決闘 1950 井上梅次 鶴田浩二 神戸港
細雪 1950 阿部豊 高峰秀子 芦屋
栄光への道 1950 中村登 阪神甲子園球場
神戸銀次郎 1951 マキノ雅弘
母恋草 1951 岩間鶴夫 神戸
朝の波紋 1952 五所平之助 海岸ビル/三井商船ビル/阪急神戸線アーチ橋/シュウエケ邸/諏訪山展望台
お茶漬の味 1952 小津安二郎
二つの花 1952 大庭秀雄
片目の魔王 1953 佐々木康 高取山
決闘五分前 1953 安達伸生 山陽電鉄姫路駅/特急兵庫行(850型)車内/有馬温泉・御所坊/逆瀬川橋畔・電器店
母子鳩 1953 伊賀山正徳 有馬温泉
女人の館 1954 春原政久 北原三枝 神戸(館はセット) 三宮駅前
女の園 1954 木下恵介 高峰秀子 姫路城
照る日くもる日 1954 志村敏夫 新在家の浜
王将一代 1955 伊藤大輔 坂田vs関根 神戸
かんかん虫は唄う 1955 三隅研次 川崎重工神戸工場 or 西出町造船ドック
ゴジラの逆襲 1955 小田基義 芦屋市
海の小扇太 1955 志村敏夫 甲山
亡命記 1955 野村芳太郎
疾風!鞍馬天狗 1956 並木鏡太郎 嵐寛寿郎 宝塚
ここは静かなり 1956 野村芳太郎 トアロード入口/大丸/三菱銀行神戸支店/日本毛織/神戸山手近辺?
午後8時13分 1956 佐伯幸三 北野の階段ほか
男の花道 1956 冬島泰三 中村扇雀 清荒神
猫と庄造と二人のをんな 1956 豊田四郎 香枦園浜
サヨナラ 1957 ジョシュア・ローガン
張込み 1957 野村芳太郎 高峰秀子 須磨駅
美貌の都 1957 松林宗恵 司葉子 神戸
青春航路 1957 瑞穂春海
肉体の反抗 1957 野口博志
忘れじの午後8時13分 1957 佐伯幸三
赤い波止場 1958 舛田利雄 石原裕次郎 神戸
隠し砦の三悪人 1958 黒澤明 三船敏郎 蓬莱峡
源氏九郎颯爽記・白狐二刀流 1958 加藤泰 六甲/兵庫沖
暖簾 1958 川島雄三 森繁久彌 尼崎
別れの波止場 1958 山崎裕理 春日八郎 神戸港
奴の拳銃は地獄だぜ 1958 松田定次
麻薬3号 1958 古川卓巳
ギターを持った渡り鳥 1959 斉藤武市
細雪 1959 島耕二 京マチ子 芦屋川駅
海から来た男 1959 山崎芳照 神戸一郎 神戸港
七つの弾丸 1959 村山新治
ゆがんだ月 1959 松尾昭典
蛇姫様 1959 衣笠貞之助
貸間あり 1959 川島雄三 川西市・能勢電鉄鶯の森
夜霧の決闘 1959 井上梅次
黄線地帯 1960 石井輝男
くたばれ愚連隊 1960 鈴木清順 和田浩治 淡路島
第三波止場の決闘 1960 佐伯幸三 宝田明 神戸税関
竜巻小僧 1960 西河克己 和田浩治
バナナ 1960 澁谷実
第六の容疑者 1960 井上梅次
密航0ライン 1960 鈴木清順
男の怒りをぶちまけろ 1960 松尾昭典
東から来た男 1961 井上梅次 加山雄三 神戸港
女の勲章 1961 吉村公三郎 福崎?
小早川家の秋 1961 小津安二郎 原節子
紅の拳銃 1961 牛原陽一 赤木圭一郎 三ノ宮駅
三つの竜の刺青 1961 野口博志 神戸港/神戸駅前?
断崖の決闘 1961 佐伯幸三
河内風土記 おいろけ説法 1961 久松静児 宝塚市小浜
男と男の生きる街 1962 舛田利雄 石原裕次郎 芦屋
太平洋のGメン 1962 石井輝男
天国と地獄 1963 黒澤明 三船敏郎 栄町通
五十万人の遺産 1963 三船敏郎 三船敏郎 神戸港
悪太郎 1963 鈴木清順
夜霧のブルース 1963 野村孝
悪名太鼓 1964 森一生 兵庫第一突堤
河内ぞろ 喧嘩軍鶏 1964 舛田利雄 神戸市
黒い海峡 1964 江崎実生 神戸港
車夫遊侠伝 喧嘩辰 1964 加藤泰 内田良平 有馬(セット)
団地・七つの大罪 1964 千葉泰樹 小林桂樹 芦屋
現代紳士野郎 1964 丸山誠治 有島一郎 御影/芦屋/西宮
血とダイヤモンド 1964 福田純 宝田明 芦屋尼崎/宝塚
クレージーの大冒険 1965 古沢憲吾 SF化する舞台が神戸だが実際は横浜ロケ
座頭市二段斬り 1965 井上昭 裏六甲/蓬莱峡
城取り 1965 舛田利雄 石原裕次郎 宝塚
涙をありがとう 1965 森永健次郎
フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン 1965 本多猪四郎 姫路城
明治侠客伝・三代目襲名 1965 加藤泰 神戸港(建築中)
海の若大将 1965 古澤憲吾 関西学院大学/芦屋大学/六甲山ホテル/西宮港
黒い賭博師 ダイスで殺せ 1965 江崎実生
姿三四郎 1965 内川清一郎 妙玄寺/白水峡
風来忍法帖 1965 川崎徹広 中山寺/蓬莱峡
東京流れ者 1966 鈴木清順 渡哲也 神戸
大菩薩峠 1966 岡本喜八 仲代達矢 宝塚
「エロ事師たち」より人類学入門 1966 今村昌平 小沢昭一 有馬
てなもんや東海道 1966 松林宗恵 宝塚市・長尾山自衛隊演習場
てなもんや幽霊道中 1966 松林宗恵 多田神社
白昼の通り魔 1966 大島渚 佐藤慶 有馬
大怪獣決闘・ガメラ対バルゴン 1966 田中重雄 本郷功次郎 神戸港
陸軍中野学校 雲一号指令 1966 森一生 六甲牧場/諏訪山公園/神戸港
陸軍中野学校 1966 増村保造 諏訪山公園
欲情の河 1967 木俣堯喬 水城リカ 神戸大丸/三宮神社/花時計/六甲山/夜景/さんちかタウン
紅の流れ星 1967 舛田利雄 渡哲也 神戸
007は二度死ぬ 1967 ルイス・ギルバート ショーン・コネリー 神戸港/姫路城
ある殺し屋 1967 森一生 呉服屋(元町・大丸東口前)?/阪急三宮駅
ある殺し屋の鍵 1967 森一生
ゴー!ゴー!若大将 1967 岩内克己 宝塚市・大阪砕石工業所砕石場
爆弾男といわれるあいつ 1967 長谷部安春
青春の風 1968 西村昭五郎 吉永小百合 さんちかタウン
吹けば飛ぶよな男だが 1968 山田洋次 なべおさみ メリケン波止場/福原/六甲山牧場
河内フーテン族 1968 千葉泰樹 宝塚市小浜
日本暴力団 組長 1969 深作欣二
革命狂時代 1969 大森一樹 神戸
影の車 1970 野村芳太郎 加藤剛 蓬莱峡
ボクは五才 1970 湯浅憲明 さんちかタウン
舶来仁義カポネの舎弟 1970 原田隆司 伊丹空港
まむしの兄弟(全9作) 1971‐75 中島貞夫ほか 菅原文太 湊川神社/福原/新開地
追いつめる 1972 舛田利雄 田宮二郎 神戸
娘たちは風にむかって 1972 若杉光夫 小林千鶴子 六甲山
日本侠花伝 1973 加藤泰 渡哲也 神戸(米騒動) 神戸港
やくざ対Gメン囮 1973 工藤栄一
山口組三代目 1973 山下耕作 高倉健 湊川神社
赤線最後の日 昭和33年3月31日 1974 白鳥信一 福原?
華麗なる一族 1974 山本薩夫 仲代達矢 六麓荘
資金源強奪 1975 深作欣二 北大路欣也 尼崎駅
トラック野郎・爆走一番星 1975 鈴木則文 菅原文太 姫路
神戸国際ギャング 1975 田中登 高倉健 神戸
暗くなるまで待てない! 1975 大森一樹 稲田夏子 神戸
男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け 1976 山田洋次 渥美清 龍野
瀬戸はよいとこ 花嫁観光船 1976 瀬川昌治 三宮・ストリップ劇場
爆走パニック・大激突 1976 深作欣二 渡瀬恒彦 栄町通
犬笛 1978 中島貞夫 菅原文太 ニューポートホテル
お吟さま 1978 熊井啓 中野良子 明石
赤穂城断絶 1978 深作欣二 萬屋錦之介 姫路城
兎の眼 1979 中山節夫 檀ふみ 大観小学校
太陽の子・てだのふぁ 1980 浦山桐郎 原田晴美 神戸港/兵庫港
影武者 1980 黒澤明 仲代達矢 姫路城
風の歌を聴け 1981 大森一樹 小林薫 北野町/三宮/元町/神戸港
吼えろ鉄拳 1981 鈴木則文
誘拐報道 1982 伊藤俊也 萩原健一 宝塚/神戸
花園の迷宮 1982 伊藤俊也 島田陽子 神戸税関
恋の浮島 1982 パウロ・ローシャ ルイス・ミゲル・シントラ 須磨海岸
細雪 1983 市川崑 吉永小百合 芦屋
セピアタウン 1984 白羽弥仁 取坂由紀子 神戸
愛情物語 1984 角川春樹 原田知世 北野町/ビーナスブリッジ
メイン・テーマ 1984 森田芳光 薬師丸ひろ子 ポートピアホテル/須磨浦
ユー★ガッタ★チャンス 1984 大森一樹 吉川晃司 摩耶観光ホテル
瀬戸内少年野球団 1984 篠田正浩 夏目雅子 阿那賀小学校
危険な女たち 1985 野村芳太郎 大竹しのぶ 三宮
夢千代日記 1985 浦山桐郎 吉永小百合 湯村温泉
花いちもんめ 1985 伊藤俊也
二代目はクリスチャン 1985 井筒和幸 志穂美悦子 奥池
芦屋令嬢 いけにえ 1986 池田賢一
鑓の権三 1986 篠田正浩 郷ひろみ 佐用町
漂流教室 1987 大林宣彦 三田佳子 北野町
「さよなら」の女たち 1987 大森一樹 斉藤由貴 宝塚/神戸
ゆきゆきて、神軍 1987 原一男 奥崎謙三 神戸
火垂るの墓 1988 高畑勲 辰巳努 神戸
女優時代 1988 大森一樹
悲しきヒットマン 1989 一倉治雄 三浦友和 新開地
べっぴんの町 1989 原隆仁 柴田恭兵 トアロード
花の降る午後 1989 大森一樹 古手川祐子 北野町
ブラック・レイン 1989 リドリー・スコット マイケル・ダグラス 元町
黒い雨 1989 今村昌平 田中好子 佐用町
千羽づる 1989 神山征二郎 倍賞千恵子 新舞子/網干川
ジェームス山の李蘭 1992 猪崎宣昭 名取裕子 塩屋
She’s Rain 1993 白羽弥仁 小松千春 神戸/芦屋/西宮
夏の庭 The Friends 1993 相米慎二 三國連太郎 須磨
真夏のビタミン 1993 三原光尋 水谷純子 伊丹駅
男はつらいよ 寅次郎の縁談 1993 山田洋次
ゴジラvs.スペースゴジラ 1994 山下賢章 神戸港
大失恋。 1995 大森一樹 鈴木京香 六甲ランドAOIA
Love Letter 1995 岩井俊二 中山美穂 神戸
天守物語 1995 坂東玉三郎 坂東玉三郎 姫路城
男はつらいよ・寅次郎紅の花 1995 山田洋次 渥美清 菅原商店街
幻の光 1995 是枝裕和 江角マキコ 尼崎
瀬戸内ムーンライト・セレナーデ 1996 篠田正浩 長塚京三 神戸駅/神戸港
わが心の銀河鉄道・宮沢賢治物語 1996 大森一樹 緒形直人 篠山小学校
美味しんぼ 1996 森崎東 三國連太郎 篠山
シャブ極道 1996 細野辰興 役所広司 伊丹駅
サラリーマン専科・単身赴任 1996 朝原雄三 三宅裕司 播但線
マグニチュード 1997 菅原浩志 緒形直人 洲本/由良港

2000年以降の映画については神戸フィルムオフィスのサイトに詳しい情報があります。

主催:神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会
助成:神戸市「まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成」
協力:神戸フィルムオフィス、神戸100年映画祭実行委員会、神戸映画サークル協議会


神戸映像アーカイブプロジェクトとは(平成25・26・27年度)

事業主体:神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会拠点:神戸映画資料館

助成:神戸市「まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業」(平成25・26・27年度)

→ 所蔵フィルム調査実施中

 

平成27年度はこれまでの調査成果を活かした市民参加型のアーカイブ事業を行います

趣旨・目的

神戸の各所に散在する映像を把握しデータベース化することにより、地域の映像文化の活性化を図る。

1. 神戸映画資料館収蔵フィルムの調査。
2. 神戸の企業や官公庁が所蔵するPR映画や広報映画の調査。
3. 学校や図書館、視聴覚ライブラリー等が所蔵する教育映画の調査。
4. 調査の成果を活かしたイベントの開催

(さらに…)


※内容は予告無く変更する場合があります。